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映画「グリード 炎の宿敵」

三連休、家にいると寝ることしかしない怠惰な生活を送ることは決定しているため、映画でも見に行くかとベッドの中でダラダラと「映画.com」(いつも大っ変お世話になっております)を見ていると私の視界にイケメンが! あのマイケル・B・ジョーダン様が主演で、しかもボクシングの映画が公開されているじゃないの!

『グリード炎の宿敵』。えっと……日本のタイトル、ダサくない? よく見ると『グリード2』。あらずじを読んでみると、あの伝説の映画『ロッキー』のスピンオフ映画とのこと。たしかに広告にもシルベスター・スタローンがいるね。しかし、アタイ『ロッキー』見たことない。あの曲と「エイドリアーン」と叫ぶロッキーことスタローンのことしか知らない…。エイドリアンって男?女?どっちなの?誰?

前情報を入れずに(めんどくさいから)映画館へGOしたところ、ストーリーを掴むまで「???」のところも多数。まぁ正直言ってストーリーなんてどうでもいいんですよ、アタイは。そんなことより……

マイケル・B・ジョーダン様の肉体美!!美!美!美!!美~~~~!!!

これはアナタもう、本当に本当に素晴らしいです。顔と肉体にしか目がいかない。「美」と「色気」の権化!! しかも、この顔と身体で赤ちゃんとか抱っこしちゃうもんだから見ている最中、顔がニヤけてニヤけてしょうがなかったわ。神様、ありがとう!!

さて、言いたい感想はすべて終わったんですが、こんな感想だと流石にひどすぎるので、ちゃんと書きます。

今作はマイケル様が演じておられるアドニス・グリード(愛称アニー)ヴィクター・ドラゴという『宿敵の息子同士』の戦い。「宿敵とは何ぞ?」という疑問をお持ちの私と同じアナタにご説明致します。複雑なので嘘をついている可能性は大です。

まず写真をご覧ください。左側:アニー+ロッキー陣営。写真右側:ドラコ父子陣営。

ポイントは、アニーの養父で世界チャンピオンのアポロ・グリード(下の写真:左)。アポロはロッキーの良きライバルであり、『ロッキー4 炎の友情』では、とある事情でロッキーの代わりにソ連からやって来たアマチュアボクシングヘビー級王者イワン・ドラコと対戦し、ドラコに敗れ、そのまま帰らぬ人となったのです。その試合のセコンドがロッキー。

そう考えると父を殺されたアニーがドラコ父子に敵意を持っていると思いますよね?…が、違うのですよ。ドラコ父子の方が、アポロ(アニー)&ロッキー側を憎んでいるのです。

それはなぜか!『ロッキー4』のWikipedia様によると、ロッキー4の前座(?)の試合がアニー父VSドラコ父。ここでアニー父のアポロが死亡。その雪辱(?)を晴らすため立ち上がったのがアポロの親友(であってる?)のロッキー。そして、次の試合でドラコ父がロッキーに破れた。写真があると随分わかりやすいね。

それがきっかけでドラコ父は名誉もお金も妻もすべて失いドン底の生活を送ることになったのです。
その屈辱を晴らすために息子を強靭なボクサーとして鍛え上げ、アニーに試合を挑んできた――というのが今作です。はわぁーーー、説明むずいわー。

主題となっているロッキーという映画、これは「アメリカ」と「ソ連」の代理戦争的な物語なのですよ(たぶんね、きっとね…)。

そういったすべての負を背負わされたキャラクターがドラコの息子ヴィクターなんですね。
王道ストーリーのため、結論は言わずもがななので、だんだんヴィクターが痛ましくなってきたくらい。誰か、ヴィクターのところにお嫁に行ってあげてー!素敵な家庭を一緒に築いてあげてー!って感じです。ついでにドラコ父にも優しい妻を!!

しかし、親の因縁を子どもにつけさせるって、冷静に考えるとまあまあ迷惑な話やね。

#映画 #感想 #グリード #002 #2019


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