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映画『スパイダーマン ホームカミング』

前作『アメージング スパイダーマン』が大好きだったワタクシ。主人公ピーター・パーカー演じるアンドリュー・ガーフィールドと、その恋人のグエン・ステイシー演じるエマ・ストーンのカップルがお気に入りだったのに…。そして何よりハリー・オズボーンを演じたデイン・デハーン命だったのにっっ。見よっ、この美しきツーショットを!!

はぅわっっ、この色気! すさまじい。妖気さえ感じるわ…。

そ・れ・が……主人公のピーター・パーカーがトム・ホランドになって映画『スパイダーマン ホームカミング』になると言われてもだな…。混乱!! 何で??色々利権とかややこしいのはわかるけど、ちょっと待てよー、そんな簡単に主人公を変えるなよーーーと言いたい!!

とはいえ、見に行きますよ。ええ、見に行きますとも(意志が弱い)。

えっと、ピーター・パーカーは、NYの高校に通う普通の男の子。しかし、普通じゃないのは『スパイダーマン』としてアイアンマンこと、トニー・スタークからもらったスーツを着て街をパトロールしていること。スパーダーマンとして活躍することでアベンジャーズの一員になることを夢見ている。

う……、うん。見た目は………いいわね。アンドリュー・ガーフィールドより高校生っぽい感じがするし……。

学園モノとして出てくる面々はこちら! うん……こちらも…まぁいいんじゃない? しかも、私が一押ししているライスちゃん(左端)が出てる! 彼女がヒロインかと思いきや、長身の女の子リズちゃん(左から3番目)が恋のお相手のようです。なんとまぁお美しい。

物語は、トニー・スターク=アイアンマン(大富豪。お金でだいたいのことができる。)に恨みを抱く宿敵バルチャーが、とある最強の武器を手に入れ、トニー・スタークを陥れようと画策する。それに気がついたピーターは、トニー・スタークの忠告を無視して、無謀にも一人でバルチャーに挑んでいく――というもの。

高校生が主人公という青春モノらしく、「アベンジャーズの一員になる!」という夢を抱きながらも、自らの力量不足で招いてしまった不幸や、若気のいたりでからまわりしてしまう。そんなピーターは、大人であるトニー・スタークや友人たちの力を借り、少しずつ大人の階段を登っていく。その姿は微笑ましくもあり、大人からするとなんだかジレジレ・ムズムズしてしまう。それが青春ってものよねーと思いながらも、そこへヒロインであるリズとの甘酸っぱいだけではない恋模様も絡まってきて……。

さすがMARVEL様。スパイダーマンであり、さわやなか学園コメディであり、思春期の男の子の成長物語として見事に昇華させている。文句つけづらいわっ。

しかーーし、勝手に主人公を変えるなよ!まったくもうっ。というか、デイン・デハーンを出しやがれ!

#映画 #映画評 #コラム #スパイダーマン #ホームカミング #031


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