マーベル沼にどっぷりハマってしまったのでデッドプールも観に行く。予告を観た時は「見に行かなくてもいいかなー」と思っていたけど、その時の自分よ、「アホか！すぐ観に行きなさい！！」と言ってやりたい。

マーベルは本当に上手いな！と唸らされてしまう。

まず主人公。登場の時から真っ赤な全身スーツを着ていて何事？という気持ちになる。どうやら闘いに行くらしいがタクシーに乗って行こうとするし、車中でも緊迫感ゼロでくだらないお喋りばかりしており、さらにはお下劣なことやダジャレも交えてきて、ヒーロー感はまるでなし。画面の我々観客に向かっても喋りかけてくる始末。

感想としては「なんか面倒くさいヤツ出てきたし…。これが主人公？ないわー。ちょっと失敗したかもな」と若干見始めたことを後悔したりして…。

……それがストーリーが進む中で何故戦うのか、何故全身真っ赤なスーツを着ているのかなどが解き明かされていく。公式サイトを見たら、結構なネタバレしていたけれど、これは何も知らずに見た方が絶対に面白いと思うのでストーリーの抜粋もしません。

マーベルの脚本の凄さは「重さと軽さの絶妙なバランス」にあると思う。

お気楽な映画を見たいんだけど、軽すぎると見た後に何も残らない。お気楽な中にもきちんとしたテーマを持たせる、これが楽しくも見応えある作品に繋がるのだろうな。そのへんのさじ加減が素晴らしいっす！

誰かよくわかっていませんが、もちろんお仲間（らしき人）も出てきます。最近マーベルにはまったところなので説明できませんがお許しを。誰とかわかってなくても楽しめます。わかってたらもっと良いんだろうけど…。

何よりヒロインの女性がとってもキレイでしたわ。気っ風がよくて色っぺー姉ちゃんでした。姉ちゃんといってももちろん年下。リスペクトを込めての姉ちゃんです。こんな女性、ホント好きだわ♡どうやったらこんな色気が身につくんだろうか。もう４０になろうとするけどまったく手に入らない。老いるのみ。神様、なぜ～～～？

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