見出し画像

〜スリリング&ビューティさに脱帽〜映画「バッドジーニアス」

アタリだね!だねっ!!そんなことはチラシを見た時点からわかっておりました。私の目に狂いはなかった。このチラシ、最高じゃあないですか!(興奮!!)

画像1

タイで実際にあったカンニング事件に基づいた映画です。「えっ?ただのカンニングでしょ?」「先生に怒られて、重くても停学程度の処分でしょ?」とお思いの日本人の皆さまよ。それが違うのでございます。

インドでも学歴社会が行き過ぎて親も動員してのカンニング合戦(?)になっているとニュースなどで見たことがあると思いますが、タイでも同じ現象が起きるくらいの社会問題になっているそうで、学校への賄賂なども当たり前のようです。

簡単にストーリーを説明しますと、主人公のリンは超秀才。父子家庭であまり裕福でない家庭で育ったが、特待生奨学金を取得して進学校へと転校する。そこで出会ったのがグレース。明るくてかわいいが勉強はあまり出来ない。親友になったグレースを助けるため、ほんの出来心でテストの答えを教えたことから事態が動いていく。

画像2

グレースの彼氏は同級生のパット。お金持ちのお坊ちゃまだが、グレースと同じで勉強ができない。しかし、勉強ができないと裕福な家業を継ぐことにも支障が出てくる。そこで、リンにカンニングを「商売」にすることを持ちかけてくるのであった。それを受け入れるリン。

画像3

学歴社会で生き残りをかけるため、「リン先生」のもとには多くの「生徒」が集まり、最初は学校のテストだったのが、そのレベルではとどまらず世界各国で行われる大学統一入試にまで波及していく。

画像4

学校のテストとは訳が違う世界レベルでのカンニング。一人では太刀打ちできないと目をつけたのがリンと同じく特待生奨学金で学校に通うバンク。彼は母子家庭で育ち、家業であるクリーニング屋の仕事も手伝っている、クソ真面目な性格だが、抜群の頭脳を持つ。

画像5

「カンニング」をテーマに飽きさせないスリリングな展開と、アジアが持つ独特のエネルギッシュさやパワー、そこに社会問題まで組み込んで畳みかけてきます。

タイで暮らしてた友達が言っていたが、タイは遺産相続の制度でお金持ちはずっとお金持ち。なので、お金がないところから這い上がるのが難しいと。これと同じことがインドのカースト制の中でも起きていることは容易に想像できる。
学歴がものをいうレベルが日本とは圧倒的に違うんだろう。もっと複雑なことがたくさんあると思うけれど、これは重要な点だ。

画像6

ただ、映画は文句なしに面白かったので、何も考えずに見てください。オススメしかありません。

しかーし、それよりも重大なことがあります。そ・れ・は、イケてすぎる人の存在ですよ。みなさん、もうお気づきですよね。私は映画に出てきた時から彼のこと以外、目に入らなくなりましたよ(最初は主人公の女の子がかわいいなぁ、スタイルいいなぁと思って見てたけど、吹っ飛んだよね)。名前を調べたし、インスタもフォロー済みです。

その名は、チャーノン・サンティナトーンクン(Chanon Santinatornkul)とのこと。覚えにくいわーーー。1996年6月6日生まれ。ちなみに彼が生まれた時、ワタクシ、大学生だわ……(絶句…気づきたくなかった…)。

画像7

気を取り直しまして、さ・ら・にですよ、童顔にマッチョってーー。神様ーー!!いや、服を着ていた時点から気がついてたけど、ここまでとは…。ありがたや~、ありがたや~~。尊いしかありませんな。

画像8

色気と可愛げがすごい……。なんじゃこりゃ。もう、画像保存の手が止まらない…。ノンストップよ!うりゃ、もう1枚。メガネ姿も良かとです。女子の気持ち、わかっとるなー。

画像9

しかし、彼の情報がタイ語なのでわからない(;;)大学の時にタイ語を第2外国語として授業を取っていたけど、1年間やって覚えられたのは自分の名前を書くことのみ(しかも、一瞬で忘れた)。そして今、覚えていることは「男は象の前足、女は象の後ろ足」っていう謎の言葉。先生曰く、タイでは男尊女卑が残っているそうで、それを表しているとのこと。そして語尾につく音声も変わる…。カー?、とクラーップ?だっけな…。どうでもいいことしか覚えていない私。こんなことになるのなら、もっと真面目にやっておけばよかったよ…。こりゃ、タイ語ペラペラの友人の力を使うしかないわ。自分でできなくてもマイペンライ(大丈夫)!

最後にもう1枚。監督もイケメンでした。かなりタイプっす。監督、ホンマにコックプンカー(ありがとう)!!

画像10

#映画 #コラム #感想 #バッドジーニアス #042 #1103 #2018

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?