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映画『ジャスティスリーグ』

裏切らんねー、MARVELさまはホントに裏切らんねー。いやはや『ジャスティスリーグ』もやっぱり面白かった。

しかし、数年までの私はMARVEL映画に抵抗があった。抵抗というよりも『アメコミ』と呼ばれるジャンルになーーーんの興味がなかった。だから観に行かなかった。今考えるともったいない、もったいないよ!とあの頃の自分に言ってあげたい心持ちである。現在ではこの画像を見ただけでテンション上がるまでに成長しました!

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特に女子のみなさん! 彼氏または意中の男子が、一応キープしておこうかな?という男子が、貴女(アナタ)をMARVEL映画に誘ってきたら? 内心「他にも映画あるやろ? ソレ、男子の好きなやつやろ?」という感想を抱くのでしょう。そして、その男子が熱く語れば語るほど冷めていく……。気持ちはわかるよ! しかし、それではもったいない! 今回はそんな女の子に向けて今回は感想を書きます! はい、勝手に書きます!!

熱くなりましたが、ワタクシもまだまだMARVELさま勉強中の身。今回登場したアクアマンもフラッシュもサイボーグも初見です。「あんた誰なん? どんな能力を持ってるん?」と、こんなレベルの私でも楽しいのがMARVEL映画です。素人すぎて説明が難しいけど頑張るよ! 説明、間違ってたらごめんね。

(魅力その1)バラエティに富んだキャラクターたち

今回のメインキャラクターはこちらの5人!どなたかの親切なお写真を拝借です。アメリカの公式サイトかな?ありがとう。よく理解できました。この方々、それぞれに様々な能力を持っています。そして、人間だけではなく神様や地球人以外の人も混じっています。

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まずは右から二番目のお方。バッドマンです。キャラクターくらいは知ってるよね?とにかく桁違いのお金持ち。「人間」です(ここ、ポイント!)。有り余る財力を使ってバッドマンスーツに身を固め、ゴッサムシティで悪人を懲らしめているのです。この時も自らの能力を聞かれて「A Rich!(金持ちだ)」と答えておられます。清々しい!!

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次にワンダーウーマン。真ん中の美女です。女しかいない島で育ったアマゾン族の王女のダイアナ。見て!この笑顔!!女の私でさえ幸せになるわー♥

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次に右端のアクアマン。海底人・アトランティス人。海底王国アトランティスの王女と地上の灯台守の間に生まれた。そのため、水中では無敵を誇り、地上では怪力を操るアトランティス国の王様だそうです(今、調べた)。

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ええ………言いたいことはわかります。「アトランティス国ってなんやねん?アマゾン族って? そういうのがイヤやねん」。わかります、わかりますよ。原作がアメコミのため、人間以外に神様やらアマゾン族やらアトランティス人やらが普通に出てくるのです。地球外生命体が人間の格好(?)で様々な能力を持ちながら地球にやってくるんです。そうしないと話が進まないんです。その程度の理解でOKなので、みんなついて来て!!

次に左端から2番目。フラッシュ。こちらは「人間」。超スピードで駆け抜ける『スピードフォース』と呼ばれる能力の持ち主で地上最速の男(こちらも今、調べた)。どうやらカミナリが落ちたことにより、この能力を身に着けたとされています(なので「人間」。解釈あってる?)。ワタクシ、一押しのエズラ・ミラーさんが演じております。

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ラストは左端。サイボーグ。事故で命を失い、父親の研究で使用していたとある物体の力で命を取り戻し人造人間となった。そのとある物体の力により、異次元のパワーを手に入れたのがこちら、なので「人間」でありサイボーグでもあるのです。ややこしい…。

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この父親の研究で使用していたとある物体というのが今回の騒動を引きおこすきっかけとなるのです。

今作はこちらの5名プラス、スーパーマン(写真右)が登場します。ちょっと前に『バッドマンVSスーパーマン』という映画がやっておりました。ワタクシ見に行きませんでした。『バッドマンVSスーパーマン』ってどないやねん?と、この頃もまだMARVEL様のことを信じきれておりませんでした。ごめんなさい。どうやらその時に「スーパーマンは死んだ」みたいなのです。ちなみにスーパーマンは、超高度な文明を持つクリプトン星からやってきたクリプトン星人です。今作のジャスティスリーグはスーパーマンのお葬式から始まります。

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このくらい理解しておけば大丈夫。理解しなくてもおおよそのことは映画の中で説明してくれるので無問題!! 細かいことは気にするな!! というか、ここまでの説明で力が尽きかけている……。頑張れ、自分!

(魅力その2:複雑な人間模様と心理描写)

この6人のスーパーヒーローたち。スーパーヒーローのゆえ、とくに何も考えていないと思われがちだが、皆一様に大切なものを失っており、「喪失と再生の物語」でもあるのです。

日本のヒーローもののように突き抜けた明るさがない。根底に悲哀の感情が常に流れている。サイボーグは自分自身の身体。それに伴い、元の生活を失っている。ワンダーウーマンは初めて愛した男性を亡くした。フラッシュは父親の名誉を失い、一人ぼっちで生活している。バッドマンは両親を殺害されており、その復讐心から悪と対峙している。スーパーマンはクリプトン星人であり、両親を失っており、さらにその出自のせいで関係のない地球で戦いが起こったのです。

この件については、映画『マン・オブ・スティール』をご覧ください。バッドマンとスーパーマンの感情のもつれについては『バットマンVSスーパーマン』をご覧ください。私も見るよ。

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喪失感を抱えながらも悪と戦う。喪失感こそが、このヒーロー物に深みを与えてくれている気がしております。私はそんなところに惹かれているのだなぁと書いていて気が付きました。さらには、様々なMARVEL作品と登場人物などがリンクしてくるので、見れば見るほど発見があって面白いのですよ。

(魅力3:コスプレ完成度)

見ておわかりの通り、アメコミが原作のため、基本コスプレです。外国人のみなさん抜群のスタイルとお顔ありきで成り立っています。お金のかけ方もハンパないので、ディテールの完成度が高い! こういったストーリーはディテールが命です。なぜなら、ちょっとでも安っぽいとすぐに現実に引き戻されるからです。壮大なコスプレをお楽しみください。

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さて、本題。女子のみなさんへ。映画が終わったら(残念ながら面白くなくても)「思った以上に面白かったー♥」とダイアナばりの上目遣いで言ってあげてください。上目遣いがわからなければ、上の写真に戻ってください。目指すはアノ笑顔です。女はみんな女優

その時、彼は満面の笑みになることでしょう。彼も貴女がMARVEL映画に興味がないことは重々わかっています。しかし、自分の趣味に健気にもついて来てくれて「面白い!」と言ってくれた。そんな時の彼は「こいつ、めっちゃええ子やー。大事にしよー」と思うことでしょう。これで彼は貴女の虜です。帰りにアクセサリーのひとつでも買ってくれるはず。そんな効能もあるMARVEL映画です。きっと。(知らんけど…)私は一人で見に行きました。アクセサリーも自分で買います。

#映画 #映画評 #コラム #ジャスティスリーグ #046

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