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【多様性が広がって②】できることを一緒に!コミュニティハウス”ひとのま”~活動が広がる~

■最初に

こんにちは!サイボウズのもっちーです😊

たくさんの人と関係性を作り、少しずつ困りごとの解決に向かう関わりをしている、ひとのまの宮田さんのお話です。

前回は、活動内容について紹介しました。
今回は、どんな風に活動がはじまり、そして広がったのかのお話です。

ひとのま
Webサイト:https://hitonoma.net/
facebook:https://www.facebook.com/hitonoma.takaoka.jp?locale=ja_JP



ひとのま 宮田さん


■活動が広がる


〇宮田さんのやっていること・・・


宮田さんとの出会いは、障がい者雇用の記事の方でお世話になった、
荒木商会の荒木さんからのご紹介です。

障がい者雇用の記事以外に、
サードプレイスなども記事にしていますと伝えると、
高岡には本当に熱心にいろんな人の力になっている人がいるので、
富山に来るときぜひ会ってください!
と言われ、楽しみにしておりました。

はじめてお会いする宮田さんは、
興味持ってもらえるだけで嬉しくて、、、。
ちょっと歴史を語っていいですか?
おしゃべりなんで気をつけてくださいね。
と、とても気さくにお話しくださいました。

今は、講演活動もたくさんされている宮田さん。
やっていることが、多岐にわたるので、依頼のジャンルも様々。

その中でも一番多いのが、不登校だといいます。
その次に、生活困窮について、
そして、先週は刑務所から出所者の人の支援について調べてと言われたり・・・

本当に活動が多岐にわたります


〇最初は本当に家をあけただけ


なんでこんなことになっているかというと・・
12 年前に、本当に家を開けただけのところから全てが始まるんですよ
と、宮田さんは続けます。

特に対象を設けず、こういう人来てください。
とかじゃなく、誰でも来ていいよって言っていたら、
ほんまに誰でも来るな。
みたいな。

なかなか、来ていいよって言っても、開けただけでは来られないですよね。
と聞くと、

スタートは、僕はもともと、本職が塾の先生なのですよ。

そして、塾をやろうとなった時に、
どちらかというと、不登校の子たちが来やすいような塾作ろうかなとか、
そういう思いで始めたんです。
そうしたら、本当に、不登校の子が結構来るのですね

そして、不登校の子が来始めると、
次に何かしたわけではないのですが、
引きこもりの相談も来るようになりました。
「うちの子は、塾の年じゃなくてもう 30 代やけど。。。」

そんな相談を聴いているうちに、

なんかあそこに行くと、あそこの宮田さんて人がそういう話も聞いてくれるってなんて噂になります。


〇来るもの拒まずで


いろんなことを相談できると噂になった宮田さん。

噂に聞いたから来たんだけど・・・みたいな感じで
基本的な性格として、僕も来るもの拒まずなんで、

いろんな人の話聞きながら、
「好きな時来ていいですよ 」って言ったらほんまに来るようになって、
1人の人の居場所になってきます。


1人受け入れると、また噂が広まり、
あそこで引きこもりの相談も受けてくれるよ。みたいに広まって、
なんか知らんけど、塾だって言っていたのに、
引きこもりの相談所みたいな形になって、
当事者もちょいちょい来るみたいな。


親御さんも、30代の子どもが、
外に出たい、友達が欲しいと言っているけれど、
外に出るところがどこにもなくて、みたいな感じで、
何もせんでいいところがあると助かるんだけど、というので、

「ここで良かったらいつでも来ていいですよ 」

って言ったら喜んでくるようになって・・・。

最初の人は、子どもたちとも仲良くなって、
気がついたら子どもに勉強とか教えてくれて。

そういう感じで、そのお母さんが親の会とかをやっていて、
引きこもりの親の会で、宮田さんのところに行ってみたら?
と、紹介されたりして、相談が増えてきました。


〇居場所が必要な人がいる


そうやって、いろいろな相談が来るようになり、
他にも居場所が必要な人いるかもね。
そう思い、特に対象を設けずに誰でも来ていいよってしていて、

そこにたまたま、不登校や引きこもりで、相談したい人が来る。
それでいいじゃん
。みたいな話で始めました。

12 年前は、不登校の相談だったり、
学校に行きたくない子どもだったり、
引きこもりの相談や、引きこもりだったけれど、出てこられるようになった当事者だったり。


基本的に僕のスタイルは、手伝えることがあったら手伝うよ
というスタイル。

だから、引きこもりの相談とかも、「うちの子引きこもっていて・・
ってやってくるでしょ。
そうしたら、「ここの場所あるので良かったら来てください
って言うんですよ。

だいたい、そういうと、次に言われるのが
いや、出てこられたら苦労しないんですよ
それはそうだよね。

じゃあ、僕に手伝えることなにかあるかなと思ったら、
家に行こうか?
みたいな話になって、
よく引きこもりの人の家に家庭訪問をするようになりました。
結構僕、引きこもりの人と親和性が高いのか仲良くなりますよ。

もちろん全員ではないですが、
順番としては、まずは仲良くなりに行こうと思っていて。

これは今でもやっているんですよ。

仲良くなったら、やっぱり出てくるので、人が結構増えてきます。
そうすると、引きこもりの人たちの中には、
精神疾患を持っている人も少なくなくて、また1つジャンルが増える
んですよね。

「家を開けます」しか言っていないけれど、
宮田さんなら相談に乗ってくれるとなり、
宮田さんに相談したいになり、さらに他のジャンルの人たちが増えていきます。


■最後に


最後までありがとうございました!

家を開けていただけ。
ここだったらいつでもきていいですよ。
と伝えていただけ。
宮田さんが” それだけ ”と思っていることって、すごいことですよね。
でも、そう思える宮田さんだからこそ、身構えずに少しずつ関わる人が増えてきたのかなと感じました。

次回は、関係性がさらに広がったお話です。
また見てもらえると嬉しいです😊

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