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私にとって書くことは、性欲に近いのかもしれない。


いきなり突拍子もないことを言い出したように感じるだろうか。

いや、そうだよね。

特に元々私を知ってる人からすれば「どうした?笑」と思われそうだけど。

しかもね、実は私も、今ふとわいてきた考えなので、思いつくままに書き出してみようと思う。




人間の三大欲求。

食欲、睡眠欲、性欲。

この3つに当てはめて考えてみると、しっくり来ることがある。


食欲が、インプットと熟考。

睡眠欲が、思考停止と無の時間。

性欲が、アウトプットと会話。


私にとって、情報のインプットは毎日必ず行われるもので、
まるでルーティンのように日常に組み込まれている。

食器の洗い物、洗濯物、拭き掃除、掃き掃除、料理中も
たいていは耳から情報を取り入れている。

毎日だいたい同じ時刻に食事を摂るように、情報をとりいれている。

それも、毎日同じ料理だと飽きてしまうように、いろんなジャンルやテーマの情報を選んでいる。

「今日はこれを欲してるな」「これとこれの気分!」

チャンネル登録している配信者の発信を聴くこともあれば、
関連動画やキーワードで検索して選択することもある。


一口目で「あ!美味しい♬.*゚」と感じるように、
情報でも「あ!これ好き♬.*゚」という第一印象を大切にしている。

そうして「好き!!!」と一目惚れならぬ、一聴き惚れした人は、
たいてい登録することにしている。

(時折、登録者の見直しや整頓はする。)

チャンネル登録までしている人の声や話は、
確実に美味しいことは知っているし、何度食べても飽きないのだ。

むしろ、一度食べたことあるはずなのに、もう一度聴くとさらに味わい深くて、美味しく感じることもあるから面白い。


そして、インプットした情報は、脳内で味わい、咀嚼し、レビューを記録する行程へとうつる。

時には、文字起こしまでして、自分の中で味わいたいと感じることもある。

これは、あまりにも美味しい料理を食べた時に再現したくて、レシピを見ながら自分でも作ってみるのと似ているかもしれない。


全く同じようには作れないんだけど、なんとなく近しいものが出来た時の満足感や、
シェフのこだわりや味付けが垣間見えて「なるほど~!!このチョイスやアレンジ好きだわぁ!!!」と感動する、あの体感と似ているのだ。


さらに、咀嚼する時間も大事にしている。

わかりやすい味のものもあれば、
噛めば噛むほど味が出てきて美味しい話もある。

言葉を咀嚼するというのは、

言葉と自分の感情と結びつけて考えてみたり、
話し手の言葉の意図を深堀りしてみたり、
いろんな楽しみ方がある。


あまり好きではない言葉の選び方をしている人の言葉を咀嚼しようとすると、本当に苦い顔になっているだろうな。

それでも数年前までは全ての言葉を咀嚼しようと、吐き出さずに飲み込んでいたのだから、
相当まずい言葉もたくさん食べてきたなと振り返って思う。

 
これからは身近なコミュニケーションにおいても、美味しく感じて、味わい深い言葉を使う人たちと関わっていきたいなぁと改めて考えている。

(もう無理矢理飲み込むことはしない!!そしてその状況を減らしていく!!!)


あとね、時々、飢餓状態を作って、インプットを渇望させる時もある。
腹ぺこな状態で食べるご飯が美味しいように、摂取したい!!と強く感じてから取り入れる情報は感動も増幅するのだ。


そうやって日々、私はインプットを味わっている。


(ただ、最近つまみ食いというか、だらだら間食するかのごとく、Twitterやインスタの文字を読んでいることも増えたので、過剰摂取にならないように気をつけようと思う…。)


それから、睡眠欲。

これは言わずもがな、脳を休める時間だ。

といっても、私の場合、起きてる時間はほぼほぼ考え事をしているので
実際に寝ている時くらいしか脳は休まっていないかもしれない。

あとは、こどもたちとふざけてる時や、単純なゲームを操作している時も
思考停止状態でただただ楽しんでいる気がする。


そして最後、性欲。

これが、アウトプットと会話。


今書いてきて、ここは結びつけない方がいいんじゃないかな?と苦笑いしている自分も出てきているんだけど、

もういいや、書いちゃえ!!!と勢いで書いてみる。(もちゃの挑戦、見守ってください。笑)


アウトプットも会話も、私にとっては、自分が満たされるものでもあるし、相手も何か得るものがあったら嬉しいし、心地よいものでもあるし、どうにも抑えられない欲求に近いものでもある。

もう少し細かく分けると、アウトプットはひとりで、会話は相手があって……


うん。ちょっとやめておこうか。笑


ちなみに、私にとっての「性欲」というのは、動物的な本能だったり、時に自分ではコントロールできないほどの湧き上がってくる欲望とも捉えているものの、

実はとっても神秘的で、繊細で、美しいものだとも捉えている。

と、いうのも、性欲って、ものすごく心の状態が反映されるものだとも思うからだ。


自分の中で精製されて、出したくなって、伝えたくなって、時には誰かの刺激や癒しにもなって、循環することもあって、互いの心が満たされるのであれば、本来は幸せなことなんだよね。

って考えると、性欲もアウトプットも似てるんじゃないかな。


(あ。だからね、ひとりよがりだったり、平気で人を傷つけるようなアウトプットや会話をする人は、ひとりよがりで雑な人なんだろうなと思ったりもする。)


あぁ、でも、男性と女性でも性欲ってまた違うだろうし、個人差もあるだろうし、デリケートな話にも直結するだろうから、

やっぱりここは保留にしておこうかな。(急に弱気…)


とにかく、タイトルにしていた
「書くことは性欲に近いのかもしれない」というのは、

私にとってはどちらもわきあがってくる本能的な欲求でありながらも、神秘的で繊細で美しいものだと思っていることと、

自分の中で精製されて、出したくなって、伝えたくなって、時には誰かの刺激や癒しにもなって、循環することもあって、互いの心が満たされるのであれば、幸せなこと。


それが言いたかったのです。

会話に関しても結びつけて書こうと思ったらめちゃくちゃ思うところあるんだけど、また次の機会に書きたくなったら書こうかな。

ちょっとまだ自分を完全にさらけだす勇気はないみたい…。

(※食欲、睡眠欲はノンストップで書けたのに、性欲になった途端に書いては消しての繰り返し!笑)

アウトプットも性欲も、私の中でまだまだ制限や怖さや苦手意識も実はあるんだろうなぁ。

書いてみて初めて気づけることもあるよね。

少しずつ、少しずつ。

ゆっくりいこう!!!


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