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#41★ママだって、泣いていいんだよ?

息子が生まれて6年が経った。

私は彼からたくさんのことを学んできた。

いや、彼は伝えてくれたのだと思う。


私は時折、息子はママに伝えたいことがあって生まれてきたのではないかと思うくらいに、絶妙なタイミングで気付きをくれるのだ。


例えば、私が夫とのスキンシップで悩んでいた時に、息子の甘え方を見て、ヒントを得たことがある。 

毎回ベタベタするわけではなく、疲れている時や、少し寂しそうな時にそっと寄り添い、思いきり甘える。それも、相手がそのタイミングの時にもそっと寄り添い、受け止める。

さらに、相手から求められた時に必ず応じるのではなく、自分の気分を大切にして、対応する。

携帯を背中から覗き込んでいたかと思うと、いつのまにか膝の上から携帯を一緒に眺めている。

これらの動作が相手の邪魔になることもなく、とても自然な流れで起こせるのだ。

私も息子から学んだことを実践してみたら、自然とスキンシップを取れるようになったこともある。

と、これは私が勝手に息子から学び得たことかもしれないが、

もっと決定的なのは、彼のかけてくれる言葉だ。


以前、どうしても涙がこらえられなくて、家族の前で泣いてしまう場面があった。

号泣するのは避けたいと思ったので、リビングから2階の別室に移動し、布団にくるまって泣いていた。

その様子を心配そうに見に来た息子が、自分もポロポロと涙をこぼしながらこう言ったのだ。

「ママ。泣いて?泣いていいんだよ?」と。

予想外の言葉だった。

もし言われるとしたら「もう泣かないで?」だと思っていたのに。

部屋にあったティッシュを取ると、息子は自分の涙をぬぐうことなく、私の頬にあてながら、

「もっと、泣いていいんだよ?我慢しないで、ママ。僕が拭いてあげるから。」

と、涙を拭いてくれたのだ。


私は思わず息子を抱きしめた。

「ありがとう…。ありがとね…。」

息子は抱きしめられたまま、小さな手で私の背中をトントンとなだめるようにたたいてくれた。

「ママも泣いていいんだよ。」

息子がそういった時に、ハッとしたのだ。


そうか。

私は「ママなんだから、子どもたちの前で泣いてはいけない!!!」と泣くことをいつも堪えていたんだ、と。

『悲しい時には、我慢しないで泣いていい。ママだって泣いていい。』

息子が私に教えてくれたのだ。


他にも、彼の無邪気さや、ひょうきんさ、楽しもうとする姿勢、食いしん坊なところ、甘えん坊なところ、優しさ、等、息子を通して引き出してもらった部分がくさんあるのだ。

新しく付け加えてくれたというよりは、元々あった私の要素や素質を思い出させてくれて、引き出してくれたようにも感じている。

これからおおきくなるにつれて、学ぶことはまだまだあるのだろう。

「子育て」というのと、親が子どもに対して世話したり、教育するように捉えがちだけど、結局は個を育て合う「個育て」なのではないかと私は思う。

これからも個育てしあう子育てをしていきたいな。


息子くん、生まれてきてくれて本当にありがとう。

最愛の君が生まれた日に、感謝を込めて。

2024.3.18

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