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未来の自分を体感した時間


すとさんとの出逢い


先日、すとさんのセッションを受けた。

すとさんのことはまーさんとのコラボを通して知ったのだけれど、コラボ収録を聴いて一目惚れならぬ、一聴き惚れをしたのだ。

(うわぁぁ…!!!面白いっ!!!「もっとこの人のことを知りたい…!!」と感じる魅力が溢れる人だなぁ…。)

それが私のすとさんへの第一印象だった。

収録を聴いていたら、ふと「文字起こしをして下さる方募集!ギフトとしてすとさんの30分セッションをプレゼントします!」と概要欄に書かれた一文に目がとまった。

(文字起こしは私の大好物です!!!!)

少々変態チックな感想ではあるが、だいぶ食い気味に立候補した。

文字起こしとセッション

元々、文字起こしは得意分野でもあり、私のマニアックな趣味でもあったのだ。

まーさんに連絡したところ快諾して下さり、私は即、文字起こしに取り掛かった。というよりも、実は申し込んだ時には下地となる文章はすでに作成していた。

特に期限がないにも関わらず、22,000字の文字起こしを翌日には納品させていただいた。(実は自分で課したチャレンジの1つでした!無事に仕上げられて達成感はんぱなかったです!笑)

まーさんもすとさんも喜んでくださって、私も嬉しくなった。

自分にとって好きで苦にならないことが、喜んで受け取ってもらえる。
それは何よりも嬉しいエネルギーの交換であると感じられた。

さらに今回は気になるお相手すとさんとお話する機会もいただけるのだ。

(なんと嬉しい企画なんだ…!!!)

セッションの前に私が話したいと提案したのが「特大の妄想トーク」だった。

あまり人には言ったことのない自分の妄想も、すとさんだったら面白がってくれるのではないだろうか。

勝手ながらそんな期待を抱いてのテーマ案だった。

それに対して、すとさんは「特大妄想トークを超特大にしてみたいですね!」と伝えてくれた。

とはいえ、セッション時間は30分だったので、とにかく楽しくお話できたらいいなと思って当日を迎えた。

だからこそ、セッションの中でまさか未来の自分からのメッセージを受け取れるとは思ってもいなかったのだ。

まさに、すとさんと話した30分間は、

未来の自分を体感した時間

となった。

冒頭、私の現状を1、2分話すと、早速将来の妄想を話し始めた。

誰にも話したことのないことを話す時には若干の気恥ずかしさを感じるものだけれど、すとさんに対しては自然と話すことができた。

「こんなことを話して変と思われるかな」「突拍子もないことを言って怪訝な顔をされるのではないだろうか…」と言った不安が一切なかったのだ。

それはすとさんの収録や投稿を見聞きしている中で、「すとさんなら大丈夫」と思える安心感を私が一方的に感じ取っていたからだった。

おかげで、私も躊躇なく自分の妄想の構想をすらすらと話していたのだけれど、すとさんはさらに「未来の扉を開けて、未来の自分になったつもりで」と私を未来の世界へいざなってくれたのだ。


未来の世界の私は、湯舟に浸かっているような安心感に包まれていた。

なんというか、根底から感じられる安定感があった上で、ワクワク感も感じられたのだ。

未来の私は、絵本作家になっていた。

絵本作家といっても、書くのは文章であり、絵を描くのは別の人だ。
それも、イラストレーターさんはひとりではない。作品ごとにタッグを組む方は変わるのだ。

住居地は問わず、全国にいるママさん達だ。
中にはイラストレーターとして活動していない主婦の方もいる。
子育てに忙しかったり、自信がなかったりと事情はそれぞれだが、絵本に関わることで彼女たちの輝くきっかけとなれたら嬉しいと密かに思いながら活動をしている。
かといって、同情や応援などでオファーをしているわけではない。
私は純粋に「その人のイラストが好き」なのだ。

そして、彼女たちが住んでいる地域に私が出向き、出版記念イベントを開催している。妄想でまず見た未来の私は、そのイベントのスケジュールを考えている様子だった。

こどもたちはそれぞれ学校へ行き、私はひとりでリビングダイニングに置かれた無垢材のテーブルの前に座っていた。お気に入りのマグカップに好きな香りの珈琲を入れて、カレンダーを眺めている。

(あっ。6日は授業参観で、10日はPTAの会議か。そしたら打ち合わせは8日にしてもらうかな。)

愛用というか、もはや相棒と呼べるピンクのパソコンを開き、Gmailを確認する。食洗器とルンバと乾燥機が各々終了の合図を奏でている。

(文句も言わずに毎日丁寧に働いてくれるなんて君たちほんと最高だよ!ありがとうっ!!)

食洗器さんもルンバ様も乾燥機殿も私にとっては心強い助っ人たちなのだ。
文明の利器に支えられ、感謝しながら私は暮らしている。

「お疲れさま!今日もありがとう!!」

実際に声に出して感謝を伝える私の後方で、「ふふ」とにやけるように笑う声が聞こえる。

先程までリビングにひとりだと思っていたけれど、どうやらリビングのソファにはもうひとり誰かがいたようだ。

顔も背格好も分からなかったが、その人はおそらくパートナーなのだろう。

私の様子を楽しそうに眺めている。穏やかな表情で、お気に入りの緑のマグカップを右手に持ち、自分の膝の上でタブレットを触っていた。

「次、広島になりそう。」

目が合ってすぐに私が話しかけると、「おぉ。いいね。牡蛎食べたい。」と嬉しそうに答えた。

そう。全国のイベントの話をする時には、たいていご当地の食べ物の話に花が咲く。

(牡蛎…。生牡蠣、カキフライ、牡蛎のバターソテー、牡蛎ご飯…。)

「あぁ、いいねぇ。」

どうやら私の脳内で呟いていたはずのひとりごとは口に出ていたらしい。
話しかけてもいないのに相槌が返ってきた。

(え?エスパーなの??)

私の驚く顔を見て、楽しそうに笑っている。

こんなやりとりが日常になっている。


と、実際にはここまで詳細な妄想をイメージしていなかったけれど、書いている今、何の躊躇もなくイメージが浮かんでくるのだから、きっともうその未来は在るのだろう。

すとさんにざっくりとイメージを話す中で、湯舟に浸かったような安心感を感じている未来の私から、今の私に向けて何か伝えるとしたらと問いをいただいた。

その時、考えるというよりも「浮かぶ」という方が近しい感覚で

【タイミングがあるよ。焦らなくていいよ。】

という言葉を口にしていた。

その言葉を聞いて、私は思わず泣きそうになってしまった。

鼻の奥がツーンとして、目頭が熱くなっていた。

何とも言えない、不思議な感覚だった。


あっという間の30分のセッションの終わり間際に、すとさんから言葉をいただいた。

未来をすでに知っている

「もちゃさんは未来をすでに知っているんですね。」と。

そして、受け取れる力と、イマジナリー力がかなりあるということも伝えてくれた。

この妄想力は、こどもの頃から当たり前のように持っていた感覚だったし、人と比較するものでもなかったからあまり意識したことはなかったけれど、フィードバックをいただいたことでさらに自覚することができた。

ただ、受け取れる力に関しては、鍛えてきたという自負があった。

鍛えてきたというよりも、受け取るために余計なものを取り除いてきたといった方が表現は合っているように思う。

社会通念や常識、道徳的観点、親や先祖から受け継がれてきた価値観、夫や過去に付き合ってきた男性たちを通して得てきた経験則など、様々な思考の癖や思い込みが私を覆っていたことを、ここ数年で強く意識するようになった。

それらと自分の想いとを天秤にかけて精査する地道な作業をずっとやってきたのだ。

だからこそ、余計な目や声を気にせずに、自由に想像し、未来を創造できたのかもしれない。
いや、すとさんの言葉を借りるのであれば「受け取れる力」を養ってきたのだと思う。


何度も言ってしまうけれど、こんな体験を、まさか30分のセッションで感じられるとは思ってもいなかったのだ。

このような時間をプレゼントしてくれたすとさんにも、話す機会を作ってくださったまーさんにも、「受け取れる力」を鍛えてきてくれた人達にも、本当にありがとうございましたと伝えたい。

拙い表現だが、「ほんっとに嬉しい!!!!!」

それが率直な感想だ。

体感させてくれてありがとう

もう私は体感したのだ。紛れもなく、あの私は存在した。

たとえ今後、思い描くとおりになかった(と思い込む日が訪れる)としても、あの私が消えることはない。

これからどのような経路を辿るのか、今の私には分からない。
というか、そこまでコントロールしようと思わない。

せっかくなら、今を楽しもう。

葛藤やモヤモヤも含めて、今しか体験できないフェーズを味わって生きよう。

そして、実際に湯舟に入る度に、すとさんとのセッションで体感した未来の世界に浸ろうと思う。

妄想の中はずっとずっと自由で、穏やかで、安心して、ワクワクした世界だ。

さらなる妄想を展開させよう。

よし、早速お風呂入れてこようっと!!!笑



すとさんのセッションはこちらから★

https://chikyuyuei-from.space/




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