今日のことばは、星野源(feat.PUNPEE)の『さらしもの』より、

もしかすると
孤独は一人ではないって
いえる！

こちらの歌詞です。

今この記事を書いているこの時にも、
孤独を抱えて過ごしている人はたくさんいると思います。

もちろん孤独は独りです。

しかし、孤独を抱えている人は1人じゃない。

線で繋がることのできない、点だけの孤独がたくさん存在するだけであって、

それを結ぶ線さえあれば、
孤独は一人ではないと、いえる！はずです。

その線となるのが、
星野源をはじめ数々の、それぞれのお気に入りのアーティストの作品だったり、

真心込めた仕事や商品だったり、
本だったりスポーツだったり、
地域の集まりや教育だったりするんじゃないでしょうか。

独りだと思っている孤独なそれぞれを、
線で結ぶ。

必死に掘った空の水路に、一気に水を流し込んでいくような、
そんなことができれば。

某ウイルス下において、
芸術や音楽、スポーツ、いわゆる娯楽は削減方向に向かいました。
教育もいかに効率化して、会わないようにする、
地域の見守り、集まりのネットワークも縮小傾向にあると思います。

しかし、ウイルスによって分断された、
或いはそれがトリガーとなっただけで、
既にあった分断に、
水を流し込むのは、
こういった『不要』と言われがちなものたちの力だと思うのです。

芸術や音楽、スポーツや教育。
それらが手を取り合って、バケツリレーで水を繋いで、
孤独という空の水路に水を流し込む。

そんなことができれば良いなと、思いながら過ごす日々です。

小野トロ