見出し画像

2020/7/4不安を消すためのライフハック

不安が不安を増幅してしまうと、いろいろと面倒なことになる。
第1段階・呼吸が浅くなって第2段階・喉が詰まる感じがして第3段階・言葉がでなくなって、第4段階の動悸がするようになるまでいくと非常にまずい。
長年のつきあいで対処法を自分なりにいろいろ試した結果、寝ると泣くとやさしさがある程度効果的とわかってきた。
観ると絶対に泣いてしまう映画や読むと絶対に泣いてしまう漫画の力を借りて泣くと、とりあえず状態がよくなる。
そしていっぱい寝る。とにかく寝る。ひたすら寝る。
いつも読んでいるので家族にも相当呆れられつつ、つい鬼滅の刃に手がのびてしまうのはそんな理由もあるのだ。中毒性がたかい。


【鬼滅の刃・単行本派です】

鬼滅は各キャラの性質やエピソードに兄弟関係が色濃く絡んでいる。
長男属性(炭次郎、炎柱・煉獄、風柱・不死川実弥)
弟・妹属性(禰豆子、玄弥、霞柱・無一郎、蟲柱・胡蝶シノブ)
血族不明の捨て子(善逸)
山育ちだが母だけ判明(伊之助)

きょうだい型での性格診断や、長男長女、真ん中っ子、末っ子、一人っ子の性格の特徴はよく聞く話だが、鬼滅はどストレートにきょうだい属性がキャラの特徴になっている。
主人公の炭次郎は長男of長男で、圧倒的なTHEお兄ちゃん。行動に迷いがない。妹の禰豆子に対してだけではなく、同期の善逸や伊之助、鬼殺隊の隊士にまでとにかく長男力を発揮する。
普通じゃないレベルの性格のいい子なので、地味ながら選ばれし者感が強く特別なひとなのだ。

炎柱・煉獄さんや風柱・実弥は、人間味がある=クセがある長男だ。
風柱に関しては、秘めた弟への想いがずば抜けて強いのでその想いが発露するエピソードはめっちゃ泣ける。
もちろんわたしには炭次郎や実弥ほどの強さも想いも行動もないけれど、自分のきょうだい属性である弟がいる姉の部分が、なぜか刺激されてしまうからこんなに涙がでるのかもしれない。

血の繋がりはないけれど同じ育手の兄弟弟子であった獪岳と善逸の闘いはとても印象深い。
うるさいし表面的に弱いしウザいのになんでいいのか我ながらよくわからなかったが、善逸は最初からとても好きなキャラだった。
獪岳と善逸の過去や善逸の獪岳に対する思いを知って、やっと善逸のホンモノの強さとやさしさの理由がわかった気がする。
友人が言っていた「善逸は自分のコンプレックスのある部分を刺激する」がまさしくその通りだと思った。
そして兄弟の確執や愛憎や深いつながりが鬼にもあるのが鬼滅の面白いところで、上弦の鬼の兄弟間愛憎の屈折ぶりは実はなじみ深かったりする。


進撃の巨人の新刊も家にあるのにぜんぜん読まず(進撃はかなり遡って読み直さないとストーリーを思い出せないため保留中)そろそろ鬼滅の沼から一回抜けないといけない。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?