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「◯◯講座」を受ける前に


どもです。
もちだもちこです。
ツイッターって、ネタの宝庫ですね!
というわけでツイッターのタイムラインで気になったツイートをピックアップです。

とある方が、とある講座を受けたというツイート。
「数年前のやり方で、新しいものじゃなかったから使えないかも」という感想でした。
それが必ず受けなければならなかった講座だったのか、その人が選んで受けたものかは不明です。
講座の内容が古いから使えないと思うのを、悪いとは思いません。
ただ、少しだけ引っかかったところがあるので、もちださんの考えを述べたいと思います。

ではまず「講座を企画した人の立場」になって考えてみましょう。

たとえば講座内容が「小説を書くために必要なこと」だったとします。
企画者は考えます。
「講師の人に創作論を語ってもらうのは困る」と。
なぜなら企画者は、初心者にたくさん来て欲しいからです。(初心者なら次回の講座もきてくれそうですし)
創作論というものは万人に刺さるものもあれば、その人の個性がありすぎて1人も刺さらない場合があります。
そうなると「できれば多くの人に刺さる講座にしたい」となり、それを講師役に求めることとなります。(たぶん)

次に「講義をする講師の立場」になって考えてみましょう。

講師は企画者から「万人に刺さるもの」を求められました。
すると万人が知っているような「あるある話」を持ってきます。
なぜなら、あるある話は「共感」してもらえるからです。
「共感」した人たちは講義の内容も受け入れるようになり、受講をしたことに「納得」します。
そうなると、「小説を書くために必要なこと」が理解できたから、自分たちも小説を書こう!みたいな流れになると思われます。(たぶん)

はい。ここでお気づきかと思います。
この講座内容って、小説を書いたことない人が「小説を書くために必要なこと」なんじゃないの?って。
そうなんですよ。万人向けって「わかりやすい」ことだと思うんですよ。だから「知らない人でも理解できる内容」になると思うんですよ。

さて、タイトルにありますが。
「◯◯講座」を受ける前に。
そう、受ける前に何をすべきかってことになります。

①講座が「誰に向けてのものなのか」を知ること。
詳細が記載されていなくても、「初心者向け」か「上級者向け」なのかは確認したいところですね。

②「古い」と感じる内容は「基本」だと知ろう。
それを実践するしないは関係なく、知識として持っておくことはプラスになると思います。

③自分が何を求めているのか明確にしてから受講しよう。
新しい知識を得て、これをしよう、あれをしようとチャレンジすることは良いことです。
しかし、本当に自分が求めているものを見失ってしまうと、自分自身(個性など)がブレブレになってしまい、結果何も得られなかったなどという状況になりがちです。(つらい)
特に創作者、クリエイターの方は「自分を見失う」ことは絶対に避けたいですよね。ほんと、気をつけましょうね。(自戒)

つらつら書きましたが、コロナ禍において多くの「ネット講座」が乱立している中、少しでも参考になったらいいなと思います。
そして私のように「高い受講料払ったのに……」などと後悔しないよう、皆様お気をつけてステイホームな生活をお送りくださいませ。

(なお、この記事はフィクションであり、実際のもちことは関係ありません)

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