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マタニティライフ振り返り-妊娠、甘く見てました-

現在妊娠36週。明日から正期産(=いつ生まれてもOKの時期)に入るので、これを機にマタニティライフの振り返りをしてみようと思います。


この記事、どんな人向け?

  • 妊活中の方

  • プレママ、プレパパさん

  • これから結婚を考えている人

  • 結婚は考えていないけれど、子供を持っていない人(独身の方、DINKsの方など)

このような方に、未知のマタニティライフについて伝えられたらと思います。

振り返り①-(プレ)妊活から妊娠判明-

お互いにいつかは子供を授かりたいねと話していたので、妊活前に、以下2つをした。

ブライダルチェック

聞いたことが無い人が多いかもしれないが、不妊となるような体質がないかチェックするもの。不妊治療が必要となったら、子供を授かるまでに時間もお金もかかると思ったので、事前に知っておきたいと思い受けることにした。また、旦那がIBD(潰瘍性大腸炎)のため、男性不妊の可能性もあると思い、受けることにした。我々は以下の病院で、血液検査のみの簡易版を受けた。結果はお互い異常なしだった。

精子測定

精子の動きが悪いと妊娠しづらいので、それがないか確認したく以下のキットを使ってみた。妊活関係なく、生命を感じられて興味深かった(笑)。二人で「おぉ~」と言いながらスマホで観察した。お手頃価格でおすすめ。

その後、2024.5末に結婚式を挙げ、落ち着いたタイミングで妊活を始めた。
と言っても、生理記録アプリで排卵予定日となっている日の1日前に1回致したのみ。
約2週間後、いつも生理前だと食欲旺盛になるのに、この周期は全然食欲がわかず、むしろ若干気持ち悪いかなと感じていた。また、いつもなら食べないもの(私の場合はうどん)を欲するようになり、あれ?いつもと違うかも?と感じるようになった。

生理のタイミングになっても一向に生理が来る気配がないので、あれ??と思い妊娠検査薬で検査したところ、見事陽性。正直1回で妊活が終わると思っていなかったので、嬉しいというよりも驚きの方が大きかった。

振り返り②-妊娠初期(妊娠1-4か月)-

妊娠2か月目(5週目辺り)から、日々気持ち悪さを感じるようになってきた。これがつわりというやつか。間もなくして、職場に持参していたお弁当を食べられなくなった。その後のつわりの症状がとにかく酷い!!!具体的には、

  1. 吐きつわり

  2. 食べづわり

  3. においつわり

  4. 湯船に浸かれない

  5. 頭痛

1.の吐きつわりについて。毎日ずっと気持ち悪い!船酔いしているかのような感覚。私はマグロ漁師にでもなったか。何を食べたらよいか分からない、ずっとコンビニをうろうろ。そして吐く。吐けなくて水を飲んで水と一緒にお腹のものを吐く。ついには水も吐くようになってしまって、ケトン体3+で点滴する羽目に…

2.の食べづわりについて。毎日ずっと気持ち悪い!!食べていないと気持ち悪い。なので、職場のデスクにはお菓子常備。今思えば毎日吐いていたから、食べても太らなかったのかな。つわりになるとマックのポテトが食べたくなる、は本当だった(笑)

3.においつわりについて。冷蔵庫が臭い!通勤電車が臭い!!旦那からはガーリックライスのにおいがする!!!なんで嗅覚が発達してしまうの…(涙)従って料理系の家事はすべて放棄。旦那に任せっきり。

4.湯船に浸かれないについて。胃が温まると気持ち悪くなってしまい、入りたいのに湯船に浸かれず、つわり中はシャワー生活だった(涙)

5.頭痛について。つわりの終わりかけ(16週くらい)に、毎日頭をワイヤーで締め付けられるような頭痛に襲われた。頭痛が酷くて早退したこともしばしば。

1-5の症状があり、出社でも在宅でもろくに仕事ができなかった。妊娠したら仕事を休ませてほしいと何度思ったことか。子供は授かりたかったけど、こんな辛いと思わなかった!!!妊娠14週くらいで心が折れてしまい、つわりが辛くて、大の大人が旦那の前で号泣。不謹慎だけど、川に飛び込んでしまいたいと思うほどだった。

ネットで「つわり いつ終わる」と調べると、「いつか終わります!!」なんて記事ばっかり出てきて、そんな慰めの言葉が欲しいんじゃないよ!!とイライラしていた。妊娠記録アプリで表示される妊娠13週くらいのメッセージで、「そろそろつわりが終わる頃です」なんて出てきて、「まだ全然終わらないよ!!!」とアプリにキレていた。

そんな私がつわり中に救われた記事2つのリンクを載せておきます。お腹で人間を育てているなんて、めちゃめちゃ頑張ってます!!本当に偉い!!その頑張っている自分をほめてあげてください!!!

振り返り③-妊娠中期(妊娠5-7か月)-

妊娠5か月目になって、ようやくつわりが治まってきた…!!ご飯を美味しく食べられること、体調不良が無いこと、湯船に浸かれることなど、今まで当たり前だったことが当たり前ではないと感じ、当たり前の日常に感謝の気持ちを抱いた。まだお腹が大きくなっていないので、お出かけすることもできた。

一方、そんな中でもマイナートラブルはあり、私の場合は貧血がとにかく酷かった。毎日、一日分の鉄剤なる栄養ドリンクを飲んでいても、健康診断の数値は悪く、電車で貧血になってしゃがみこんでしまう始末。今でも毎日鉄剤を飲んでいる。

もう一つのマイナートラブル?は、食べられるようになり、食べ過ぎてしまったこと。私の場合、この時期がクリスマス、お正月と被り、1か月で2kgも体重を増やしてしまった…。

振り返り④-妊娠後期(妊娠8-10か月)-

引き続きマイナートラブルは絶えず、とにかく身体が重たい!!!通勤も一苦労。また、赤ちゃんが栄養分を欲するが故に食欲が増してしまい、体重のコントロールに苦労。妊婦なのにダイエッター、健診での体重測定ではなるべく着るものを軽くする(ボクサーか)。

あと、妊娠10か月に近くなったころから、夜寝られないことが増えた。暴行が刺激されるようで、トイレに起きてしまい夜通し寝られない。そのため、日中も眠くなってしまいがち。最近は、動くのもしんどくなってしまい、食っちゃ寝生活している。

辛いマタニティ生活だったけど、よかったこと

まず、病院で、初めて心拍を聞けたときは感動した。お腹に新しい命が宿っているのか!と。診察台でちょっと泣きそうになった。これは妊娠しないと分からない感動。

次に、初めて胎動を感じたときも感動した。今こそ、胎動が激しいと「痛い!」とぼやいているけれど、12月頭頃に、お腹の中で泡がはじける感覚、沸騰した水がポコポコする感覚があったときは、お腹の中に赤ちゃんがいるんだ…!と実感して嬉しくなった。お腹の中にちゃんと赤ちゃんが生きてくれているんだ、と分かって安心したと同時に、頑張ってお腹で赤ちゃんを育てよう、と思えた。

さらに、家族が増える嬉しさも感じることができた。おめでた、とはよく言ったもので、本当におめでたいのだ。近年の不妊治療のニュースを見ていて、妊娠は奇跡だと思っていたので、我々夫婦と一緒に過ごしたいと思う命が宿ってくれたというだけで嬉しく思えた。特に家族、親族が喜んでくれたのが嬉しかった。

最後に、親の有難みを感じることができた。親はこんなに苦労して自分を宿してくれていたのかと。子育てをしたら、また親の有難みを感じることができるのだと思うが、妊娠中だけでも十分に母親の有難みを感じることができた。女性はすごい。

最後に伝えたいこと3つ

1.妊婦さんを見かけたら、優しくしてあげて!!!!!!

この記事に書いた通り、妊娠中はずっとしんどい。皆さんも毎日の家事、仕事でお疲れだと思うし、珠住招致なのだが、電車でマタニティマークを付けている人がいたら、寝たふりをせず、ぜひ席を譲ってあげてほしい。見た目以上に身体がしんどいし(特に妊娠初期)、電車で立っていることそのものがしんどいから。マタニティマークを見て、寝たふりをしないでください(涙)

2.会社で仕事を引き取ってくれる人も、少子化抑制に貢献してくれている

子供を産める人は限られているけれど、その人が産休に入るときに仕事を巻き取ってくれる人、業務量を調整してくれる人たちみんな、少子化抑制に貢献してくれていると感じた。だから、そういう人たちにインセンティブが払われる仕組みがあると、社会の不公平感がなくなるのかな、と感じた。以下の記事も参考にしてみてほしい。


3.席を譲ってくれた方、本当にありがとう

ここまで何人もの人に、電車で席を譲っていただいた。本当に本当にありがとうございます…おかげで妊娠10か月を迎えることができました。
譲ってくれる人は若い男女、既婚の男女の方が多くて、独身っぽいおじさんはあまり譲ってくれなかったな…でもそれは、自分が望んで妊娠したんだろとか、自分も疲れているし、という考えの人だったのかも。今後自分が妊娠中の人を見かけたら、迷わず席を譲りたいと思う。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
妊婦のリアルをちょっとでも知ってもらえたら、幸いです。
スキ、コメントお待ちしております。


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