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道端に「H」本が落ちている。 What would you do?

高校生の時の話。高校生の男子といえば、思春期真っ盛りな時期である。当然「H」本に興味を引き立てられた人も多いのではないか。

ある日の高校からの帰り道。僕はいつも通り自転車を漕いでいた。家まで残り半分の距離。僕はふと道路の端に目をやった。というより、無意識的に目が向かった。

あれ??これって、、、。そこには1冊の本が落ちていた。まさしくH本

僕はお宝を発見した時のような顔をした。非常に感情が高ぶった。僕は瞬時に、その本を持って帰りたいと思った。もちろん誰にもバレずに。

さて、ここから僕の戦いが始まった。この本を独り占めできる。僕の頭はそれでいっぱいだった。僕は全力で自転車を漕いだ。一刻も早く家に帰りたかった。でもその途中で、、、

僕は自転車を止めた。なぜなら本の落とし主に対して申し訳ないという気持ちになってしまったからだ。僕はこのH本を買っていない。つまり僕には所有権がない。落とし主も、落としたことに気がつけばきっと戻ってくるはず。その時本が無くなってたら、落とし主を悲しませてしまう。

僕は後ろめたい気持ちになり、本を元あった場所に返しに行った。

今あの本がどうなったのかはわからない。ちなみに言っておくと、「H本」というのは、、、

HUNTER×HUNTERの漫画のことである。男子学生なら興味を引き立てられる漫画だ。

当時の僕は、道端に落ちていた「HUNTER×HUNTER」の漫画を、ハンターハンターしようとしてしまったのである。

それが高価なものであったならば、僕は警察によってハンターハンターされていたかもしれない。窃盗は犯罪である。気をつけましょう😊


#漫画 #日記 #思い出 #エッセイ

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