アトピー対策備忘録1: 治療方針等

 あくまで自身の備忘録として。

 対策の主な目的としては「皮膚の修復、痒み予防亅の二つ。次いでむくみ解消、炎症予防、保湿、湿疹・疱疹予防等。
 単なる肌荒れではないため当然多岐に渡る。「痒み」もまた主要な症状である事を当然に理解し、堪えるのではなくそれ自体を症状として認識し解消する事を目的とする。
 「痒み」は何がどう転んでも不定愁訴の類いではない。

サプリ(内服)

 所謂ビオチン治療プラスα。ビオチン治療は鼻炎対策にも良い。肌・胃腸・腎臓・肝臓・副腎機能を助け、その回復を図る。

  • ビオチン

  • オルニチン

  • ビタミンB(主としてパントテン酸、ナイアシンアミドの摂取量は要検証)

  • ビタミンC

  • ビタミンD(活性型)

  • DHA・EPA

  • 整腸剤(乳酸菌)

  • 各種ミネラル(亜鉛含む)

※治療目的であるためビタミンC・DHA・EPAの量はやや多く摂取する。
※ビタミンD(活性型)は一応日光浴でも代替可?

化粧水(外用)

 ナトリウムや尿素を抜いた薄めの汗を皮膚に補給する感覚(汗≒中軟水であり硬度約200、血液は約350の硬水とも捉えられる)。ミネラルの経皮摂取も内服と同様に限度があるため濃度や使用量には注意する。
 汗ですら軟水である水道水の約6〜10倍程度のマグネシウム濃度であり、マグネシウム添加量はごく少量で問題無い。むしろ薄めた硬水か?

  • マグネシウム微添加水(硫酸マグネシウム・塩化マグネシウム等)

入浴剤

  • 硫酸マグネシウム(エプソムソルト)

悪化時

  • ステロイド系治療薬(内服・外用)

 必要であれば適宜痒み止めを用いても良い。

追記

 よく海水浴がアトピー改善に効果的と言われる理由は上記ミネラルの経皮吸収や活性型ビタミンD合成、さらに表皮の洗浄やナトリウム・マグネシウムによる除菌・抗菌の点から理解出来るか。

 ナイアシンアミドとマグネシウムは体質により副作用が起こりやすいため摂取量には注意が必要。

 治療に必要な情報が無料で手に入り、必要なサプリや薬が広く市販される、この点はとても良い時代になったと思う。

 腎臓・肝臓の機能低下も痒みへと繋がるためそのフォローも必要である。

 ただ欧米に比べアトピー患者の多い日本でアトピー治療が進展しない理由とは果たして何だろうか。治療を通じての患者の体質改善への意欲はやや低い様に思われるが…。

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