MODE

1989年、設立。主宰・松本修が企画ごとにキャスト・スタッフを募る。海外戯曲、現代日本…

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1989年、設立。主宰・松本修が企画ごとにキャスト・スタッフを募る。海外戯曲、現代日本戯曲、カフカの小説、近松門左衛門の浄瑠璃作品などを独自のワークショップで再構成して上演。2016年より活動を休止していたが、2022年3月『お前は誰にも似ていない』で活動を再開。

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MODEとは

主宰 松本修が、1989年に企画ごとにキャスト・スタッフを募る演劇集団MODEを設立。チェーホフ、ベケット、ワイルダー等の海外戯曲を独自のワークショップで再読・再構成して上演する。 また、柳美里、坂手洋二、平田オリザ、宮沢章夫、松田正隆らの同時代の劇作家の書き下ろし作品も演出。96年~98年、北海道演劇財団常任演出家。97年~2001年、世田谷パブリックシアターのアソシエイト・ディレクター。同劇場では01年に1年間にわたるワークショップを経て『アメリカ』(原作カフカ)を創作

    • MODEドラマスクール2024参加者募集!〆4/18まで

      ご挨拶が遅くなりましたが、「うちの子は」全日程無事終演いたしました。この場をお借りして改めて感謝申し上げます。たくさんのご声援、誠にありがとうございました。 さて、本題です! MODE が本年 10 月に座・高円寺 1 で改訂・再演する『さようなら、シュルツ先生』への出演者オー ディションを兼ねたワークショップを実施します。 名付けて【MODE ドラマスクール】です。 新しい作品作りに意欲的に参加してみたい方、公演には参加できないが MODE の創作方法を体験して

      • 「うちの子は」上演中です。

        2024年3月15日現在、上野ストアハウスにて「うちの子は」を上演中です。 初日、2日目を終えお客様からあたたかい声も沢山頂いております。本当にありがとうございます。 そんな中、まだ明日明後日と空席があるのが現状です。 「子供がいない人はいるが、親がいない人はいない。皆、人の子である。」(松本修コメント、当日パンフレットより) とあるように、皆が皆どこか共感してしまうであろう親と子のお話です。ぜひ多くの方に観て頂き、色々なご感想をお聞きしたいと思う作品になっています。

        • 稽古場レポート⑪

          11/1の稽古場レポート | 内野智 今年も後2ヶ月、初日まで後一週間、小道具衣装も揃いつつスタッフさんも揃いつつの稽古場です。 シュルツさんの世界を皆で探求し具体化の作業が続いています。 季節の変わり目、疲労も溜まっている時期、皆んな〜ガッツだせ! ▼MODE扱いのチケットはこちらから▼

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        MODEとは

          稽古場レポート⑩

          MODEファンのみなさま、こんにちは 今回はじめて参加させていただく鹿又隆志(かのまた たかし)と申します。 所属は劇団遊戯(活動休止中)です。参加の経緯はこちらに少し書きました。 稽古場日誌が回ってきました。 とにかくMODEの、松本修さんの稽古スタイルは驚きの連続です。オーディションでそれを初体験しました。 松本さん自身、談話などでよく語っておられ、ネタバレにはならないでしょうから少し記しますと。。 まず今回、台本がなく(これが松本さんの基本スタイルのようです)、

          稽古場レポート⑩

          稽古場レポート⑨

          こんにちは!! 松下美波です🌠 Perfumeの「Time Warp」という曲があります。 ❝少年だった頃の再現できないもの❞ という歌詞から始まる歌です♫ よかったらご観劇の前に、この曲を聴いてみてください! シュルツの思想をイメージするときのヒントになるかもしれません✌ 『さようなら、シュルツ先生』では、出演者の大勢が子供を演じます! シュルツは小説の中で、「子供の頃」を「天才的な時代」と呼んでいます。 誰しもが無限の想像力に溢れ、全てが新鮮で感動に満ちていた少年時代

          稽古場レポート⑨

          稽古場レポート⑧

          本日は榎本純郎が担当します。 本番が迫ってきました。 本番が近づくとやっぱり緊張してきます。 そんな中でも稽古場で笑いを提供してくれる山下タクロウ君、ムードメーカーです。時々寒いギャグを放ち、稽古場の温度を下げてしまいますが、それもご愛嬌。 稽古場だけでなく、本番の舞台上でも活躍してくれるはずです。乞うご期待!

          稽古場レポート⑧

          稽古場レポート⑦

          小野涼平 10/24稽古場レポート 10月24日(火)の稽古はブルーノシュルツ全小説より「父の最後の逃亡」「憑き物」の稽古。 決まったテキストやミザンスは無く、俳優たちで話し合いシーンを文字通り「ゼロ」から立ち上げていく。 今までの稽古で作り上げたものを総動員したところで、配役や装置の位置が変わっただけで瞬く間に「ゼロ」に戻る。 そして全員が脳味噌を沸騰させながら意見を出し合う。「ザリガニはここから走って…」「壁紙からお父さんに…」「ゴミとしてこの場から…」等、耳馴染

          稽古場レポート⑦

          稽古場レポート⑥

          今日の稽古場レポートを務めさせて頂く倉多七与です。 今日の前半の時間は 『年金暮らし』という小説を題材に リーダー松下美波さんの下で創作を進めていきました。 小説家ブルーノ・シュルツはポーランド在住のユダヤ人でしたが、私達日本人にとってはポーランドもユダヤ人も未知の部分が多いのではないでしょうか? 今日稽古した小学校のシーンでは、日本でもみんなに知られている、ある曲が登場予定なのですが、実はそれが元はヘブライ語の曲だったことを私は今回初めて知りました。 様々な文化や考え方

          稽古場レポート⑥

          稽古場レポート⑤

          前田夏実 日々の稽古は、可能性を探しながらひたすらトライして前進していきます。頭も身体も総動員して、面白い作品を目指します! ただ、自由度が高いぶん役者の動き一つ一つに大きな責任が伴います。 「どうしよう...」と悩みながらも、シュルツの世界を全力で描こうとする共演者の皆様を見て、「やっぱ役者って凄いなぁ」と思う毎日です。 積み上がっていく作品たちをみると、心が躍ります。

          稽古場レポート⑤

          稽古場レポート④

          皆様こんにちは。清水風花です。 本日の稽古は振付の市松さんを中心に、幾つかのシーンの動きを考えていく作業を行いました。 出演者をいくつかのグループに分けて、それぞれ動きのアイデア出しをしたのですが、グループ毎に面白そうな要素があり、最終的にどんな形に纏まるのか楽しみになってきました。 話は変わって、今回の作品はブルーノ・シュルツの小説を素材としているのですが、演者毎に小説から受け取る感覚や解釈が異なるので作品創作の自由度の高さを感じます。裏を返せばすごく難しいということ

          稽古場レポート④

          稽古場レポート③

          今回のレポートは村井萌が担当します🦭 最近は稽古終わりの風がどんどん強く、寒くなっているのを肌で感じます。 ブルーノ・シュルツの世界観にはぴったりな気候じゃないかと思うんです。夏の表現だっていっぱい書かれてあるけれど、読んでいてちょっと寂しいような感覚になるのはこの季節と重なる気がします。 さて、稽古場のことをお話しします。 演出の松本さんは、よく「まずやってみる」と仰います。 ただこの「やってみる」が意外と曲者で、 「書かれたものを全部やってみる」ではないんです

          稽古場レポート③

          稽古場レポート②

          10月7日 | 浦塚理央 本日の稽古日誌は浦塚理央が担当します 本日といっても土曜の稽古についてになりますが。えへ 今回、シュルツ全小説の中で自分が行いたい作品というのを各役者1つ2つ挙げているのですが、本日は松下さんと村井さんが挙げた2作品の創作に挑みました。 基本的にふた班に分かれてつくるので小説の中で抜き出す部分も様々なため面白いシーンがどんどん出来上がっていってます。 配役はまだ確定していないので私自身もどんどん遊んでいきます! 写真はどんな姿勢が面白いの

          稽古場レポート②

          稽古場レポート①

          顔合わせ | 佐藤冴太郎 冴太郎(こたろう)と申します。 9月の中頃から稽古のようなワークショップのようなものは行われておりましたが、今日が正式な顔合わせとなりました。 明日から本格的に稽古が始まります。 戯曲ではない小説の舞台化ということに不安を持たれている方も多かったですが、裏を返せば自由度の高い作品でもあると思います。 様々な方の意見が飛び交うため、アイディア沢山の面白い舞台になるだろう と、内心とても楽しみです。 稽古場へ片道15kmのチャリンコ通勤?

          稽古場レポート①

          稽古場レポート 準備号

          本稽古に向けて|石田夏希 8月のワークショップオーディションから始まり、集まったメンバーで9月には数回のワークショップを重ねてきた「さようなら、シュルツ先生。」 MODEの本格的な再始動ともなる今回の公演では、ポーランド出身の美術家であり小説家のブルーノ・シュルツの生涯と残された作品を取り扱う。 作品へのアプローチのひとつとして、俳優達による稽古場レポートをはじめたいと思う。準備号と称して、トップバッターは(成り行きで)SNS担当となった石田から務めさせて頂く。 今回

          稽古場レポート 準備号

          MODE 次回公演 「さようなら、シュルツ先生」

          MODE次回公演「さようなら、シュルツ先生」詳細 ■原作 ブルーノ・シュルツ ■構成/演出 松本修 ■キャスト 秋山京子 中嶋真由佳 浦塚理央 松下美波 石田夏希 村井萌 前田夏美 清水風花 服部容子 榊原奈緒子 倉多七与 榎本純朗 璃空 山下タクロウ 佐藤冴太郎 小野涼平 鹿又隆志 内野智 ■日程 2023年11月8日(水)〜12日(日) 8日 19:00 9日 19:00 10日 19:00 11日 14:00/19:00 12日 14:00 ■チケット

          MODE 次回公演 「さようなら、シュルツ先生」