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職場の机を上手に使って無敵になる。

今日は授業というよりは 教師の仕事そのものの話

上手な「並」の先生の机は、この時期面白いように
似たような形になっています。
具体的には朝と夕方は、机が結構スペースが空いているのに
就業時間にはうまいこと資料が机の上に並んでいます。
それは年度末だということと、管理職評価の季節だと
いうことも関係あるようなないような・・・。
その辺のことをまとめてみました

机の上を一度 片付けるだけで世界が変わる

帰る前に机の上に乗ってるものをそのままにしてませんか?
よっぽど 事情がある場合はそれでいいと思うのですが
上手な「並」の先生は1日の仕事を振り返る意味で
机の上のものを一度目を通してそれから片付けられます。
机の上のものを一度目を通すのは
その日 やり残したことがないかということと
もし明日以降に持ち越す場合は 卓上カレンダーなどの
メモに残す 時間を作るためです。

翌日の朝スタートが切りやすい。

また翌朝 学校に来た際に整理してあると
何か連絡や回覧が回ってきたのがよくわかります。
物があると埋もれてしまいがちな連絡が
一目でわかりますから、その次の日の仕事は
そこから始めればよくなります。
また逆説的にいえば、片付いている席には
比較的早く回覧が回ってきたり、連絡を置く方も
気を使っておいてくれたりするので
情報を得やすいのです。これおススメです。

管理職の見る目が変わる

若手の先生ほど子どもに関わる部分をがんばろうとして
教材の準備やら、授業準備やらで物を増やすし
職員室は二の次で教室にいつもいるような状態になります。
そうなると職員室の机は物があふれ大変なことに・・・。
実はこれって管理職にとっては格好の指導チャンスになります。
授業のことや子どもに関することは、視点が変わると
短所が長所に代わったりしますが
整理整頓が美徳とされる日本では、散らかしている状態は
一律に直すような風習が強いからです。
逆にいうと、どんなにできないことが多くあっても
机がきれいだと、管理職は教育委員会などに報告する際に
整理整頓が上手などと報告ができるので、
だいたい何かと守ってもらえることが多いです。
ですので最初と最後ぐらいはびしっと片付けてやりましょう。
管理職に指導されてくたびれるのを予防するとともに
片付けておけば、学校に来るまでの間に思考の整理も一度できるし
どこにやったか覚えておくために脳の余計なメモリを使わなくて
済むので疲労も減ります。
なんだかんだ片付けるといいことが多いのです。
そのために一度 片付けることをおすすめします。

放課後までに 教材研究した教科書は教室に戻す

職員室で教材研究をされることは多いのではないかと思います。
職員室でやった方がみんながアドバイスしてくれるし、
周りの人にがんばりが伝わるので温かい目で見てもらえます。
だから私もできるだけ職員室で教材研究をしています。
ただしそのまま職員室に教科書を残して帰ると
机の上がスペースが狭くなっていきます。
そのため 教材研究をされたら コピー 等も取ってしまい
放課後までに教室に戻すのをおすすめします。

余談ですが 放課後も 教材研究するとなると
仕事の負担が一気に増えるので、
単元の始まりの時にある程度、職員室で単元計画を立て授業の流れが
確認できたら、後は授業の間に次回の確認をしたら
教材研究の大部分はできるかと思います。
休憩時間等で職員室にで必要な資料のコピーや教材の準備はするのですが
基本的には放課後は授業準備に日常的に当てないような習慣を
身につけるようにしましょう。

今回は長くなったのでこの辺で机の使い方と言っておきながら
片付ける場面の話しかできず
片付けるメリットの話みたいになりましたが
実は他の工夫もあります。
今度はそちらも書きたいと思います。
良かったらお読みください。


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