来福者第二号

大学時代の後輩が来福した。
北九州でライブがあって、その前泊をうちでしたいと。来福者第二号。

昨日がその日で、前もって11時過ぎに新幹線で博多駅に着くのでそこで待ち合わせようということになっていた。行ってみると時間になっても彼は現れない。

仕方ないので、改札近くの喫茶店で待機。
10分経っても20分経っても連絡は来ないし、既読もつかない。電話をしても出ない。なんなら前日の19時以降のこちらからの連絡に既読がついていない。

待ち合わせ時間から25分経った頃、ぼくは「無事か⁉︎」とメッセージを送っていた。

昨夜の彼の自宅への帰路交通事故にでも遭ったのでは…??次第に不安が様々な募っていった。

待ち合わせ時間から30分が経過した時点で不安と心配を堪えきれなくなっていたぼくは、いろいろな事態を想定し、誰に電話をするべきかも頭の中で整理しつつ、とりあえず落ち着くために関東に暮らす母に電話をかけていた。

「今日から福岡来てくれる予定だった後輩がいるんだけど、待ち合わせ時間30分経っても連絡もつかないし、LINEに既読もつかなくって、何かあったのかも…!」と口走った時、メッセージが届いたことを知らせる通知が…

「ほあ!!!!!?寝過ごした!!!!、!!!、すみません!!!!!!!、」

11時9分に博多駅到着予定だった彼は、11時40分に遥か関東の自室で目を覚ましたのだった。

そうして彼は8時間延着して、「詫び菓子」を土産に無事来福を果たした。その「詫び菓子」とやらがニューヨークチーズケーキ?なるもので、「ニューヨークにお土産買いに行ってたもんで遅れちゃいました笑」なんて言い出す始末。

「来福者第一号狙っていたので、お盆の投稿見て先越された!って思ってました」
「会いたかったので、会いに来ました」
「福岡で楽しそうにやってるじゃないですか」

これも人から言われたのですが、福岡ライフは環境が大きく変わって、文字通り大変な日々です。

30歳で迎えた新天地で起こるあれこれに、必死に食らいついて対応する日々です。

そんな日々の積み重ねの中から、自分がやりたいことを少しずつでも見つけて、形にしていきたいな〜と思っています。

一言で言うなら、修論がきっかけで来た新天地で相も変わらずぼくは社会化されていっています。

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