インフレである。
まあ去年くらいから始まっていて今更ではあるのだけど、生存戦略が貯金切り崩しの身としては痛い。やっぱり日銭を稼ぎたいと思ってしまう。

それで去年の秋くらいから積立投資とは別に、個別株投資をやったりやらなかったりしている。収支はプラスだけど微々たるものだ。個別株は値動きが激しい。相場に向き合ってると精神疲労がもの凄くて、朝の30分からせいぜい1時間くらいが限界だ。PCに向き合わず放っておけばいいという人もいるが、自分はそれが出来ない。見ない方がむしろ不安が強く、他の事に身が入らない。

そして利益が出たらすぐ確定したくなる。損失が出ても傷が浅いうちに切りたくなる。待っていればマイナスがプラスになるかもしれないが、マイナスが拡大する方が怖い。まあこの損切の早さがプラス収支の素だとは思う。ただそのために削られる気力体力には釣り合ってない。自宅で出来るし人間関係に悩まないのはメリットだけど、それを差し引いても臆病者の鬱病患者には向いてない。

株なんてやってないでバイトしろよと自分でも思うけど、これはこれで求人を見ているだけで体調が悪くなってしまう。
山登りが出来るなら働けそうなものだけど、体が全力で拒否してくる。必死で経営者をやってた頃のトラウマがまだ抜けてないのだろう。当時を思い出すと、よくあんなことやってたな〜そりゃ病むわ、と寒気がする。

冷静に考えれば、嫁さんが正社員で働いてくれているし、自分も障害年金を貰っているので、そこまで慌てなくても大丈夫だと思う。

結局、自分に出来ることは家事と節約くらいだよなと。節約もこだわり過ぎると病むけどね。
なるべく毎日元気でいて、嫁さんと子供達の生活をサポートするのが一番の仕事だと改めて思う。シンクの食器とか洗っても洗っても気が付いたら溜まっているしね。作り置きの味噌汁も5.5合炊いたごはんも一瞬で無くなる。リビングと洗面所のゴミ箱は毎日あふれてる。そういう時に体調が悪いとイライラして仕方ない(笑)。鬱病持ちには4人家族の家事をこなすだけでも大変なのだ。

インフレだっていつまで続くか分からないしね。
そもそもあと何年生きられるかも分からない。何なら今日にでも南海トラフがズルっといって死ぬかもしれない。生き残ってもインフレとか日経平均とか吹っ飛んでるやろ(笑)
先のことは誰にも分からないので不安に突き動かされるのはやめておこう。
それでどうしたいか考えたけど、やっぱり毎日穏やかに過ごしたいってのが一番だな。結論、落ち着け、俺！ということで。