見出し画像

なぜ人間はいつまでも幸せを感じれないのか3選

私たちは良くも悪くも今を幸せに感じれない生き物です。
その原因は大きく分けて3つあります。

1,ポリアンナ効果

私たちは誰しも、昔はよかったなあの時に戻ればよかったなと思うことがあります。しかしこれは過去の良かった出来事を都合よく思い出しているに過ぎないのです。人間は嫌な出来事を無意識に忘れます、なので残った良かった印象的な出来事ばっかり想起されるのです。実際過去に戻っても思ったよりバラ色ではなかったはずです。都合よく嫌なことを忘れているだけです。実際なんだかなんだ、今が一番幸せなのです。その幸せにいつまでも気付けないのは人間は至って愚かな生き物です。

2,楽観バイアス

私たちは今現在を不幸に感じるゆえに、未来に希望を託します。
なので未来は今よりよくなっているだろうと思うのです。
しかし実際ほとんどの場合は実際に思っているほど良いということはありません。
過度な期待はせず,今に集中するのが幸せに感じる秘訣です。
実際心理学者のミハイ・チクセントミハイはフローというのを提唱しています。
これがいわゆる『ゾーンに入った』と言われるものです。
彼は没頭が人間が幸せに感じる要因の一つだといっています。
なので未来に無駄な期待をせず,今全力で集中するのがもしかしたら幸福への近道かもしれません。案外結果は後からついてくるものです。

3,快楽の踏みぐるま

人間の幸福は上がったらすぐに平均に戻るものです。これはある意味人間の恒常性と言われるもので宝くじに当たってもすぐに幸福感は下がると同じ原理です。これは人間にとっては欠かせない機能で,いつまでも快楽に浸っていたら未来のために行動しなくなるので,そういう人は狩猟採集時代の時には生きていけなかったはずです。私たちはその生き残りなので,皆この遺伝子を持っています。


最後に

私たちは生存のためにあえて今を不幸に感じるようにプログラムされてきました。なので今不幸に感じるのも昔は生存のために欠かせないものなのです。人間の進化の速度以上ににテクノロジーが発展して
今のこの時代に,私たちは適応しきれていません。そのギャップで皆苦しんでいます。しかし少なくても原因を知り対処することによって,些細な日常に幸福を感じられるでしょう!結局何気ない日常が一番幸福にだとういことがわかります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?