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何かと話題の老舗総合スーパーでパートをして地獄をみた話。

前置き

こんにちは。おだじーです。
わたしの近況はというと、今勤めているパートが一人立ちしてたのと、最近の物価高対策として、もう一つ登録制の販売アルバイトをはじめました。
以前の記事で述べたように、色んな意味で接客業に向かないわたしですが、もう仕事は選んでられないということ、貯金を少しでも増やしたいこと、自分の都合のいい日に働けるというアルバイトはなかなかない為、体を壊さない程度に頑張りたいと思います。
登録制なので、毎回一緒に働くメンツが違うこと、その為煩わしい人間関係が薄いこと、何か困った事があったら常駐している社員さんに頼れば良いことなのが、わたしにとって利点となっています。

さて、最近ネットニュースを賑わせていた記事にこんなものがありましたね。知っている方も多いと思いますが、

「某老舗総合スーパーが大規模閉店、3年後までにさらなる店舗削減へ」…。

このニュースで見たとき、わたしは子供時代に親とよく買い物に行っていた思い出もあり、少し寂しいような気持ちになりました。ですが、以前そのスーパーでパートとして働いていて、そこで心身共にボロボロになって辞めたという過去もあり、正直「ざまーみろ」と思ってしまいました…性格悪くてすみません。
今回はその老舗総合スーパーで起きた地獄について書いていきたいと思います。なお、ここからはいつもの「です・ます」調ではなく、「だ・である」調で書いていきたいと思います。ご了承ください。

面接を受けるまでの経緯。

さて、わたしが例の某老舗総合スーパーでパート従業員として働いていたのは、離婚する前、つまり前夫との結婚生活を続けている最中だった。だからもう何年も前の話である。
わたしは人付き合いが苦手でなかなか仕事が続かなかった。まぁそれはいつもの事なのだが。結婚してしばらく続けていた、産業廃棄物処理施設の正社員も盗難に遭ってモメにモメて辞めてからというもの(しかも前夫は盗まれたわたしが悪いと言い出す。完全に盗人の味方だった。後で知ったことだが、前夫も過去の職場で盗難をしていた)、様々なアルバイトをしては短期間で辞めていた。資格取得の予備校の受付兼講座運営補助、コンビニ、全国にある某音楽教室の受付兼運営スタッフ…一年も経たないうちにこれだけ変わってしまっていた。
また正社員の仕事を探さないのか、と突っ込まれそうだが、その時わたしも資格取得の講座に通っていて、昼間はほとんど講義があったので、平日の夕方からと土日しか働けなかったのだ。次のアルバイトを探さなきゃな…スマホで求人情報をチェックしていた。というより、この時期はいつもスマホでアルバイトを探していたような気がする。
前夫もわたしと同じように人付き合いが苦手で、職場に漫画「ONE PIECE」のような熱い人間ドラマを求める夢見る夢子ちゃんなので仕事が続かなかった。完全にダメ夫婦である。夫婦二人してこんな状況なので生活は当然苦しかった。既に銀行や消費者金融に200万近くの借金があった。そんな状況で、早くアルバイトを決めなければと焦っていたわたしは、家から車で15分ぐらいの距離にある某老舗総合スーパーのパートの求人に応募する。
電話は苦手なので、ネットで応募できるのもありがたかった。すぐに人事担当の方から返事が来て、講座が休みのとある日曜日の正午に面接が決まった。
そして当日。年の瀬が近づいた師走の上旬だった。
その日はしきりに細かい雪が降り続いていて、すごく寒かったのを覚えている。わたしは前夫に車で送ってもらい面接に向かうのであった。
あ、そんなに生活に困窮しているのなら、資格取得の講座になんか通っているヒマなんかねーじゃねーかと思う方もいらっしゃるかもしれないが、それから約2ヶ月後に講座は休会→のちに退会した。
前夫がせっかく決まった物流会社での事務アルバイトを、何がイヤだったのかわからないが、ある日の朝「うわああ!!もう行けない!!」と少し錯乱してバックレたから。

面接へ。

従業員用通用口を通過して、受付にいた警備員にこれから面接の予定があると言う旨を伝え、用紙に名前と連絡先を記入する。そこから事務所に向かうと、このお店の制服を着た優しそうな線の細い女性がいた。またも面接に来た旨を彼女に伝えると、小さな会議室のようなところに案内された。
「ただ今担当者が参りますので、少々お待ち下さい」と言い、わたしは数分そこで来客用と思われるソファに腰掛け、テーブルに何回も書き直しをした履歴書を広げて面接官が来るのを待った。
そして、コンコン…とドアをノックする音が。
わたしが「はい」とよそ行き用の声を出すと、漫画「ゲゲゲの鬼太郎」に出てくる子泣き爺に似た中年男性が部屋に入ってきた。

どうやらこの店の総務や人事を担当しているらしい。挨拶もそこそこに、面接が始まる。
子泣き爺は話し始めると、職業柄なのか妙に腰が低く、やたら早口だった。
子泣き爺曰く、この店はアルバイト・パートの採用面接は規定で15分間と決まっているとの事だった。
早口なのはそのせいもあるのかもしれない。
限られた時間の中で、子泣き爺はもう採用前提で話を進め、どうやらわたしは生活雑貨売り場の配属になるとの事だった。(面接の最初に希望の配属先を聞かれ、とりあえず食品レジと惣菜などの製造部門はパスと伝えた)まずは新規採用者向けの研修を受けて欲しいと言われた。それが終わってから、先程告げられた売り場での配属になるらしい。
研修の日はいつも開催されているわけではなく、その月で決まっていて、わたしの通っている講座との兼ね合いで面接から1週間後くらいに受ける事が決まった。
面接の最後に、子泣き爺は「ま、やってみてダメだったら辞めてもいいしね!気楽に行こうよ、気楽に!アハハハハ!!」と笑い飛ばされ終了した。
その言葉にわたしは一抹の不安を覚え、そしてそれは現実のものとなるのであった。
でもね…あの時お金がなくて家計がピンチだったしね…採用を辞退すると言う選択肢はなかったのよ…。
(不定期に続きます)

↓とにかく自分の国を作るのが、楽し過ぎて朝から晩までプレイしていた思い出。ストーリーも深くは掘り下げられていないけど良し、キャラクター良し、BGM良し、グラフィック良し。ただし前作はジブリ好きなわたしでも、うーん…となってしまいました(戦闘システムが難しすぎた)↓




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