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目覚めにも仕事にも合うクラシック曲

最近ハマっていること、それはクラシックの「ボレロ」を聴くこと。
恐らくほとんどの方が聴いたことのある曲だと思います。
フランスの作曲家、モーリス・ラヴェル1928年に作曲した曲です。

今回あらためて調べてみたら、

セビリアのとある酒場。一人の踊り子が、舞台で足慣らしをしている。やがて興が乗ってきて、振りが大きくなってくる。最初はそっぽを向いていた客たちも、次第に踊りに目を向け、最後には一緒に踊り出す。

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という曲なのだそう。まさに!!

最初から最後まで(最後の2小節を除く)同じリズムが繰り返される。
最初から最後まで1つのクレッシェンドのみ
メロディもA、B、2つのパターンのみ

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という特徴を持ちます。

基本のリズムを、スネアドラム(小太鼓)が、最初から最後まで同じテンポで演奏します。後に段々とリズムを刻む楽器が増えていき、最後に一番の盛り上がりを見せて終わります。

終始リズムが一定で、同じメロディが繰り返されるのですが、単調にはならず、徐々に楽器が増えて盛り上がっていく構成は圧巻ですし、何度聴いても飽きないです。

私は寝起きがあまりよくないのですが、最近、このボレロとともに目覚めるようにしています。朝、なんとなくスマホを見てしまうのではなく、まずこのボレロを聴きます。最初は、聞こえるか聞こえないかというほど小さなスネアドラムの音。それがどんどん楽器が加わって盛り上がっていく様が、朝、徐々にテンションをあげていくのにぴったりなのです。

そしてこれが最近、家事や仕事中にもハマるということを発見。
人間はマルチタスクはできないので、仕事中などは本来、音楽とかは聴かないのがいいに決まっているのですが、一人で仕事をしていると、音が欲しくなってしまいます。そこで自然音などを聴いたりしているのですが、それでは物足りないとき、この『ボレロ』がぴったりであることに気づきました。

まず、リズムが一定なのであまり思考や作業の邪魔にならないです。そして、適度にテンションが上がる。そして、およそ15分なので、なんとなく時間を把握するのにちょうどよいのです。気が付くと一つの作業にだらだらと時間をかけてしまいそうになりますが、区切りがあることで、メリハリがつく気がします。

家事を時間を決めてやりたいときなどもいい。だいたいの家事って15分くらい終わったりするので。いい目安になります。
朝も、最近はボレロをかけて、子どもの出かける時間の目安にしたりも。ただ、息子は好きなので聴きいっちゃうのが難点。。

もっぱら聴いているのはこちらの動画。

演奏はもちろん素晴らしいのですが、映像もきれい。
そして、指揮者の人の表情もよい!!(失礼かもしれませんが、IPPONグランプリのお題にでてきそう。)
つまようじみたいなので指揮をしている方です。

ちなみに私は特に詳しくなかったのですが、夫がクラシックやジャズが好きで、暇さえあれば聴いているような人です。その影響で、我が家は子供たちは2人とも吹奏楽部。親の影響ってやっぱりすごいんだな^^;
ピアノや楽器をやっていたこともありますが、私はどちらかというとスポーツ系だったのですが、そっちのほうは全然似なかった模様です。


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