見出し画像

個人投資家が息子に伝えておきたい投資で大切な6つのこと(サイトマップ付)

いつの間にか50代も半ばを過ぎ、定年まで数えるくらいになった。
第二の人生を考えるフェーズに入ったのを感じる。

それなりに仕事中心の生活を送っていたが、昨年からペースを落としていろいろなことを始めている。

noteもそのひとつ。
適当に思いついたことを綴ろうと書き始めたが、そこは長年のサラリーマンの性で何かテーマを決めないとどうもしっくりこない。

そこで、選んだのが投資について。
資産形成とか運用と言い換えてもよい。


サラリーマンとしては役員にはなれずに平凡な戦績に終わりそうだが、投資ではゼロから始めた割にソコソコの成績を残せた気がする(モチロン上には上がいることは百も承知だが)。

何より定年がなく臨終を迎えるまで続けられそうなのがヨイ。
今年は新NISA元年、日経平均も高値更新してタイミングとしても丁度イイ。

そして伝える相手はまだ未成年の君だ。
経済評論家の山崎元氏の遺作にヒントを得た。

資本主義社会で生きていくには「労働」と「投資(資本)」は必須スキルだ。なぜなら資本主義を支えているのは会社で、会社はその二つで出来ているからだ。(別の言い方では「人的資本」と「金融資本」で出来ている)

「労働」は投資以上に正解がないので自身で考えればよいと思うが、「投資」はいくつかの最適解が存在する。

その最適解で投資をし資産を形成するスキルを身につけることで経済的に自立した人生が送れると思う。

もちろん、起業して労働者ではなく資本家として経営者になってもよい。自分も起業したい時期があったがあきらめた。

身体が弱かったのもあるが一番の理由は会社に勤めてすぐに債権回収の仕事に携わったことが大きい。ちょうどバブルが崩壊しつつある時期だったがそこであまりに厳しく非情な世界を垣間見た。

•不渡り手形を掴み(自分に非なく)倒産した社長
•旦那の会社が倒産し子供を残し失踪した夫人
•従業員に会社の金を持ち逃げされ倒産したイベント会社社長
•華々しくテレビ取材されたが猟銃自殺した車検屋。
•返済が出来ないストレスで失語症になったブティック経営の女の子
•借金に追われ薬物に手を出しヤク中になった経営者
(ヤク中は独特の体臭があることを知った)

自分の先輩は借金苦で一家心中した経営者の自宅の留守番電に、そうとは知らずに督促の留守番電話を吹き込み続けていた(遺体発見前の話だ)

経営者だけではない
スポーツ選手
芸能人
政治家
・・・

この時の話だけでnote記事が余裕で10本以上書けると思う。

自分の知人でも何人か起業をした人がいる。
メンタルも身体もとんでもなくタフで賢くて、彼なら大丈夫だと思う人も脱落した。10年以上生き残っているのはほんのわずかだ。

要は「ビビッて」ケツをまくったのだ。起業して経済的に自立し資産を形成するのは難易度が高い。だから今でも長年事業をしている創業経営者には憧れるし心底尊敬する。

一方で、労働だけでは豊かになることは厳しい。
外資系コンサルでパートナーまで昇りつめたり、総合商社に入って管理職とかなら可能かもしれないが、それも狭き門だ。

いろいろ考えた末にいきついたのが「投資」だ。
「株式投資」は自分がはじめた頃はネット証券はなく店頭か電話で注文。
手数料もバカ高い。

不動産投資は、そもそも個人がやるものという概念がなく、あっても99%損をする新築ワンルーム投資くらいだった時代だ。

試行錯誤して数多くの失敗や悔しい思いをした。
でも運も味方してくれたおかげで、それなりの結果(資産)を築くことができた。

いろいろなメディアや媒体で「投資」「資産形成」を得意げに語る評論家、ジャーナリスト、専門家、FPなど金融関係者の多くはデタラメだ。
(マトモな人もいるが少数だ)

肩書はいろいろ付いている。
ナントカ大学教授、MBA保持者、FP、チーフエコノミストにアナリスト、伝説のヘッジファンド出身者などなど・・・

だが、彼らのほとんどは身銭を切って投資していない(ポーズのために多少はしているかもしれない)

利害関係のあるポジショントークか広告宣伝だ。

彼らの稼ぎの源の多くは投資ではなく
メディア出演料
講師出演料
自社商品の販売
などが収入源だ。

百歩譲って、そうでなくても身銭を切っていないため頭でっかちの理屈屋でしかない。残念ながらそういう世界なので、一体何が最適解なのか分からずに長期にわたって資産を形成できる人は多くない。
(最近、長期に低コストでインデックス運用するという最適解のひとつがネットを中心に広まっているのは良い傾向だと思う)

投資に興味がないならむしろ徹底的に関わらない方がイイ。

それもアリだ。

だが、そうでないなら役に立つ情報や知識を残しておこうと思う。
お金そのものを渡すよりずっと助けになるはずだ。(魚じゃなく釣り方を教えるというアレだ)

主に伝えたい内容は以下についてだ。記事はランダムに書いて分類しマガジンとしてまとめておく。
①資産運用をした方がよい理由

②資産運用において気を付けなければならないこと

③資産運用において必要なマインド、知識、スキル

④資産運用をする前にやっておくべきこと

⑤資産運用において有効な戦略

⑥その他、資産運用を含めた金融、経済、働きかたについてのハナシ

運用は中長期を前提に伝える予定だ。
短期の運用は金融機関や商社で職業として行う以外はすべてギャンブルで運の要素が大きいからだ。

正しいやり方であれば、資産を築くことは難しいことではない。以下の記事のように築いた資産で高級車を購入することも可能ダ。

しかし、調子に乗ってやり方をミスると以下の記事のようにナル

もちろん、息子だけでなくこのnoteを見た方々の役に立てればイイと思う。

補足
noteの掲載写真はWEBの素材も使うけど、一緒に行った場所で撮影したものも使おうと思う。特に君が小学生の時に二人で行ったニューヨークの写真を中心にしようと思っている。

楽しい思い出だし、兜町よりウォール街の方がイメージがお洒落だろ。

【Amazonアソシエイト・プログラムに参加しています】

※掲載する情報は投資勧誘を目的としたものではありません。株式などの金融商品や不動産の取引は損失を出す恐れがあります。

掲載する記事は個人の趣味として記載しているものであり、提供される情報は読者の方々にとって適切であるとは限りません。またその真実性、完全性、正確性、いかなる特定の目的への適時性について保証されるものではありません。投資においては全て自己判断、自己責任でお願いいたします。いかなる損失が出た場合でも責任を負うことはできません。

この記事が参加している募集

お金について考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?