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上達の近道は「継続」と「楽しむこと」~古琴~

こんばんは。

私の実家には、古琴があります。

母が昨年始めた習い事で、

実家に行くと、いつも古琴の音が響いています。


古琴は、中国の伝統楽器で、歴史ドラマに良く出てきます。

後宮の綺麗な妃や公主達が、綺麗な服を着て、優雅に。

いとも簡単そうに弾くものだから、

私も弾けるんじゃない?なんて思っちゃうんです。

(俳優さん達は、弾いている格好をしてるだけで、実際には弾いてないと思いますが)


音楽が大好きで、

今までにそこそこ楽器を弾いてきたし、

中学生のころ、授業で琴もやっていたし、

まぁ弾けるんじゃないかと思って、

ちょっと触ってみたのですが、

これが全然弾けない。

む、難しい。


日本の琴と違い、

爪と手のひらを使って弾くのですが、

曲を弾く以前に、そもそもいい音を出すのが難しい。


しかも、下から上に向かって弦が「ド・レ・ファ・ソ・ラ・ド・レ」と並んでいるのですが、

ドレファソラドレじゃないらしいのです。

これだけ見ると、は?何言ってるの?

と、思われると思うのですが、

順番に弾くと、私の耳にはハッキリ「ド・レ・ファ・ソ・ラ・ド・レ」と聞こえます。

ちなみに母の耳にも「ドレファソラドレ」

でも古琴ではこれが「ソ・ラ・ド・レ・ミ・ソ・ラ」なんだそう。

絶対ドレファソラドレって聞こえる。

ピアノと合わせれば、ドレファソラドレだし。

それが楽譜に書いてあるものだから、

頭がこんがらがる。

しかも、楽譜は中国語なんです!

何もかもが難しすぎる。


母は、全く弾けない状態から、毎日ちょっとずつ練習して、

今ではしっかり曲を弾けるまでに上達しています。

とても楽しそうです。


やっぱり、何事も上達の近道は、

継続と、楽しむこと、なんだなと。


いつか母と、ピアノと古琴でコラボするのが夢です。


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