見出し画像

雑記20230525

 121

 腰は治った。
 治ったといっても、ギックリ腰の痛みがひいただけであって、普段から腰はまあまあ痛いので、通常営業に戻ったというだけである。
 痛いのは腰だけではなく、首や肩や背中も痛い。
 これはもう職業病のようなものだから、完璧にどうこうしようというのは難しい。
 もちろん運動もある程度はしているけれども、じゃあそれで肩こりから完全に解放された編集者や文筆家がいるのかと聞かれたら僕は知らない。
 一番の問題は、気圧もあいまってたまに強烈な頭痛に見舞われることで、そういうときはもう横たわっている。
 もとより鬱や不眠もあるので、基本的に無理はしない。無理をしてそのときはしのげたとしても、トータルでプラスになるかと聞かれたら、たぶんこんなことはないんじゃないかと思う。

 *

 猫(わらび、雑種、社長、おじさん)が結膜炎になった。
 前にも結膜炎になったので、おそらく免疫力の関係かなにかで罹りやすいのだろう。
 そもそもこの猫の来歴は、「2匹が70匹に増えた」という激ヤバ多頭崩壊サバイバーであって、当然近親交配を繰り返している。
 運よく生き延びたとはいえ(現場ではかなりの数が死に、残ったのが70匹である)、おそらく遺伝的に身体が強いということはないだろう。
 そもそも凄惨な多頭崩壊現場を生き延びたくせに、この猫はやたらと鈍臭い。
 猫ならもう少し機敏に動いたり、シュッっとジャンプしたりしてもいいと思うのだが、だいたいは飛ぼうとしてズッコケたり、登ろうとして落ちたりしている。
 まあ、目薬をさすためにひっ捕まえるのは非常に楽なので、それはそれでいいのかもしれない。
 いや、健康であるに越したことはないのだが。

 *

 遅れに遅れているのだが、漫画原作の企画は複数動かしている。
 その関係で、コンカフェ(コンセプトカフェ)について調べないといけないのだが、こういうのは実際に行くのが一番である。
 まだ人生で一度しかコンカフェに行ったことがないので、もう少し取材で足を運びたいと思うのだが、どうせなら知り合いがいる店に、出勤しているタイミングで行きたいというのが人情である。
 なんかちょっと恥ずかしいし。
 ただここで問題があり、僕は病気の関係で完全な朝型生活を送るようにしている。
 どうかすると21時過ぎには寝ている。朝は6時台に起きる。
 このリズムは健全だし、健康に資するのでできるだけ崩したくない。
 いっぽうのコンカフェはオープンが19時とかである。多少は頑張るとしても、22時くらいには帰宅したい。
 そうすると、自宅との距離の関係で21時ごろには店を出たいのだが、僕の知り合いの出勤時間は早くて21時である。
 そんなわけでまだコンカフェに取材には行けず、したがって企画書もできあがらないのである。
 完璧な理屈であり、これを読んだ担当氏は深く納得するに違いない。

(これより下に文章はありません)

ここから先は

0字

¥ 100

サポートは僕の生存のために使わせていただきます。借金の返済とか……。