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タクシー運転手 約束は海を越えて(原題:택시운전사)

タクシー運転手 約束は海を越えて(原題:택시운전사)
監督:チャン・フン
脚本:オム・ユナ
製作:パク・ウンキョン
チェ・ キソプ
出演者:ソン・ガンホ
トーマス・クレッチマン
音楽:チョ・ヨンウク(英語版)
撮影:ゴ・ナクソン
編集:キム・サンボム(英語版)
キム・ジェボム
製作会社:ザ・ランプ
配給:ショーボックス(日本:クロックワークス)
公開:2017年8月2日(アメリカ:2017年8月11日)(日本:2018年4月21日)
上映時間:137分
製作国:韓国

『タクシー運転手 約束は海を越えて』(タクシーうんてんしゅ やくそくはうみをこえて、原題:택시운전사、英題:A Taxi Driver)は、1980年の光州事件時の実話を基に描いた2017年公開の韓国映画。監督はチャン・フン。ソン・ガンホがトーマス・クレッチマンと共演しタイトル・ロールを演じた。 2017年8月2日に韓国国内で封切りされ、その後大ヒットを記録した。第90回アカデミー賞外国語映画賞韓国代表作。

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これもまた旦那さんに勧められて最初はかなり気楽に観ていたのですが、物語が進むにつれ、かなり深刻な内容になってきます。

監督は「高地戦」のチャン・フン監督。これまでに4本の作品を手掛けられているそうです。きっとドキュメンタリーを描くのが好きな監督さんなんだなと思いました。ソン・ガンホもやっぱりこの人は飄々とした趣を見せながらも、社会派の役者さんなんだなと思います。

状況に翻弄され、感情が揺れ動きながらも、同胞の窮状を見て見ぬふりができない、といった心情の描き方に、思わずこちらも力が入ってしまいました。

光州のタクシー運転手仲間として、ユ・ヘジンも出演しています。ユ・ヘジンもどんな役をやらせても人情深く、こういうおじさんホントにいそうだなぁ、と思わせる役どころでとても好感が持てます。

本作の実在のモデルだったドイツ人カメラマン、ユルゲン・ヒンツペーターが当時、光州で実際に撮影した映像を基に製作された。という、「5.18ヒンツペーター・ストーリー」についても一緒に観てみました。 視聴後にこちらを観ると、情報がさらに補足されました。

のちに「キム・サンボク」もかなり前に亡くなっていたことが分かったようですが、韓国の人はすごく情に厚いのかな、物語を通じてそういう印象を持ちました。

なんか社会派ドラマが続いたので、もう一度「愛の不時着」をおかわりしたい気分です。そして、「愛の不時着」については愛が深すぎて未だに感想を書けていないのです・・。


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