見出し画像

キュビスム展 美の革命

京都市京セラ美術館
2024年3月20日〜7月7日

会期、長く感じる。
晴れた平日午前中、鑑賞者数はどれくらいだろうか?
10時過ぎに到着。
思っていたよりも人は少ない。
観光客は、同じ館内の村上隆展へ足が向いている。

わたしは
パリ ポンピドゥーセンターの「キュビスム展美の革命」に来たのだ。
ズじゃなくてスだ。

東京展示の際、知り合いが行って「良かった」との感想を聞いていたので
ほんとは東京展を見るつもりだった。
チケットも取ったが、東京での予定が変更となり
行けなかった。

会期が長いが、わたしは「今」行かなければならない。
4月には学生の身分ではなくなるからだ。
前売り学生券を購入、学生証提示して入室。
ちょっとだけしみじみ。

作品リストの紙が薄い。繊細に薄くて軽い。
これは実はありがたい。
超高級用紙を使う美術館もあるが、薄いのはとても好き。
ただ今回、この薄さと軽さで「展示数が少ないんだわ」という
思い込みをしてしまった。

間違い。
とてもボリュームある特別展だった。
特にブラックとピカソの関連性が見事だった。
ただピカソの「ギター奏者」とブラック「ヴァイオリン」または
ブラック「ギターを持つ男」を並べて観たかったのはある。
頭の中で記憶して、並べてみる。

ピカソの作品の並び順も良かった。

展示章
キュビスム以前
プリミティヴィスム
キュビスムの誕生
ブラックとピカソ
フェルナン・レジェとフアン・グリス
サロンにおけるキュビスム
同時主義とオルフィスム
デュシャン兄弟とピュトー・グループ
メゾン・キュビスト
芸術館アトリエ「ラ・リュッシュ」
東欧加良希たパリの芸術家たち
立体未来主義
キュビスムと第一次世界大戦
キュビスム以後

買ったポストカードは
大好きなモディリアーニ、同じものを2枚
シャガール1枚
シャガールは展示作品とポストカードの色の差が
とてもある。展示ものを見ることができて良かった。

家で模写したいものが数点。
写真撮影も多くのものが可能だった。
もう一回行きたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?