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キャンプin東部ユタ州(2)

恐竜ミュージアムで思いがけずゆっくりしてしまいました。空に黒い雲が広がり始めたのでキャンプ場に急ぎます。テントさえ張ってしまえばあとはなんとでもなるから・・・

先ほどの街からそれほど遠くないところにある州立公園のキャンプ場です。冬の降雪が多いところだからなのか南ユタとはまた気候が違うからなのか、基本がRV(キャンピングカー)サイト。テントしか使わないのは我が家くらい・・・
ちなみにウチみたいなピックアップトラックの荷台なんかに乗せて開くだけ、のテントを乗せている人も結構います。EVトラックのいいところは「キャンプモード」のボタン一つで車体を水平にできること。ただ、高いんですよね、ああいうテント・・・なので我が家にはない。笑

ここもダム湖周りのキャンプ場。季節的に水が少ないのか、わざと水辺から少し離してあるのか…まぁ、今は蚊に媒介されるウェストナイル病が流行してて、お隣のコロラド州では死亡例もあるくらいなので水に近すぎないのはありがたい。
こちらのキャンプサイトは隣との距離が結構とってあります。そしてどこもかしこもRVが。中にはRV2台できているグループも。
キャンプ飯は簡単に。特に今回は2日前にいきなり決めたのでTrader Joe'sというスーパーで冷凍食品を買ってきました。トレジョ(と日本人の間では略される)で売ってるものは美味しいので安心。・・・そしてEVになってから調理器具も基本電気のものだけになっている我が家。いまやキャンプ用ガスコンロとかは自宅の「非常用」になっています。
今日はパエリア。
となりのサイトのひとが釣りを始めました。んー午後6時だけど、釣れるのかなぁ・・・結構明るいし暑いけど。
場所を変えるんだ?諦めたのかな?
キャンプではご飯時はビール、その後ワインを絶対あけてる。寝るときまでゆっくり飲みます・・・プラスチックの大きなコップで。笑
ワインのお伴はピスタチオが多い。殻は焚き火で燃やしたり。
やっと日が沈んだ。午後8時過ぎです。
ケータイ(が車の鍵になってます)を持って側を通ると車が反応してしまう。足許を照らすこのライトも結構明るい。困ってケータイのBluetooth接続を切ったりしてましたが、帰宅後気付いた、「キャンプモード」にはこういう風に反応しないように(電気がついて周りの迷惑にならないように)っていう機能がついてた・・・・次回からは使います(~_~;)
この時間ってとても静かに感じるのは何故なんだろう。空や窓にうつる残照が音を消す感じ。そろそろ火を焚き始めます。


最近の物価高騰をうけて薪(ファイヤーウッド)も高い。ヘタすると一抱え(1バンドル)12ドルとか。でも今回は何件か探してみて、大手スーパーチェーンSmithで安売りしてて$5だった。広葉樹の薪らしくあっという間に燃えちゃうけど、まぁ眠るまでの2時間ちょっとだけだからちょうど良いといえばちょうど良いのだ。焚きつけにはその辺りに落ちてる小枝や枯れた下草を使ったけれど、さすがに乾燥地域、ばんばん燃えた。 
一瞬広がっていた黒い雲が嘘のように消えて、美しい空に。
前にも乗せたけど、焚き火の上に踊って見える光の影。スーパームーンでもあったブルームーンの直前で月は明るかったけれど焚き火の間は月は木々の後ろで、ちょうど良い暗さだった。火の明るさを実感するし、かといって周りも真っ暗ではなくて。じっと火を見ていると眠くなる。

キャンプ場でのEV充電も順調で良かった。明日もこの地域(当然の様に全くEVチャージャーはない)を見て回りながら帰るから、フル充電で出かけたい。
そんな事を思いながら虫の声の中で眠ります。マットレスと寝袋ではなかなか寝付けないなぁ、なんて思ってた次の瞬間には夢の中でした。


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