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カンクン メキシコ旅行 機材反省会

初めてのメキシコ旅行は、とても楽しい時間を過ごすことができました。中南米は出張でブラジルとコロンビアに行ったことがあるので、勝手にコロンビアに近いイメージを持っていましたが、ホテル街の典型的なリゾート地から離れると、むしろ東南アジアに近い雰囲気でした。地元の村は被写体としてとても魅力的で、じっくりとフォトウォークをしたかったです。
しかし、今回は写真を撮りに旅行に来たのではなく、あくまでも家族旅行です。被写体は家族が優先で、街並みはあくまでも背景素材にすぎません。このプライオリティを外すと大きな問題になります。

今回の機材は、以下のラインナップです。
LEICA M10-P:デジタルカメラ
LEICA MP 0.72:モノクロームフィルム(KODAK Tri-X)
Rollei 35S:カラーフィルム(CineStill 400)
基本的に写真を趣味で撮ることを優先した機材選定になってしまいました。実際、これら3機種を持って写真を撮るのは楽しかったです。

ただ現場に行くと、5D Mark IVもしくはR6が必要だったシチュエーションが多々ありました。
例えば、ボートでのジャングルクルーズは、野生のフラメンゴやワニなど魅力的な動物と家族を一緒に撮ることができます。シャッターチャンスは瞬時に来るので、オートフォーカスは必要だし、広角から望遠までさまざまな画角での対応が求められます。レンズ交換なんかしている時間がありません。こういう場で求められるのはズームレンズです。何よりも雨がぱらつく中でのツアーだったので防滴機能は重要です。とてもライカを持ち出せません。そのため、のジャングルクルーズはiPhone 12だけ持っていきました。

目の前をダイナミックに飛ぶペリカン。鳥認識搭載のR6があれば、連射機能でもっと魅力的に撮影ができたかも。
突然、真横に現れるペリカン。ちゃんと写真を撮れない事を馬鹿にしているようです。
ちなみに、この川の泥で女性たちは泥パックをしました。たくさんのミネラルが入っているとの事です。私には、たくさんの鳥のフンにしか見えません、、、
野生のフラミンゴ。飛んでいる姿も優雅でした。写真に収めたかった。

また、明暗差の大きい場所も多々ありました。そういう場所では、フラッシュが必要です。iPhone 12のフラッシュ機能を活用しましたが、光量が足りません。ライカにフラッシュという手段もありますが、5D Mark IVもしくはR6ならば気軽にフラッシュが使えます。

背景がすごく明るく、人の場所は真っ暗という状態。iPhone 12のストロボで撮影。しかし光量が足りない。娘も私のテンションが上がら無いのを察してイマイチの表情。また、セノーテの全体を入れるためには超広角が必要。手持ちのライカレンズは28mmで、それでは収まらなかった。ちなみに、後ろの女性は納得がいくインスタ写真を撮るため、何度も取り直して場所を独占していた。

結果としては、LEICA M10-PではなくCANON EOS R6を持っていくのが正解でした。レンズは、RF 70-200mm F4L IS USMとEF 16-35mm F4L IS USMの2本があればカバーできたでしょう。今回の反省を次回の旅に活かしたいと思います。

ちなみに、LEICA MP 0.72でTri-Xを2本、Rollei 35SでCineStill 400Dを1本撮りました。現像が楽しみです。

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