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茶道とライカ、復活祭とキャノン

午前中、日本食レストランで娘が参加している茶道部のイベントが開催されました。娘の茶道を見学するだけのつもりでしたが、親も参加というプログラムだったらしく私もお茶を嗜むことになりました。実は、私は茶道をやったことがありません。先生に言われるがままでしたが、非常に興味深い経験でした。ただ、正座は辛いですね。

ここで使ったカメラは、LEICA M10-Pでした。茶道というもてなしの空間の中で、M型ライカの佇まいはとても親和性が高いです。シャッター音が上品で、娘が茶道をしている姿を撮っても邪魔になりません。マニュアルフォーカスなので、レンズの駆動音もありません。茶道の様式美に、西洋のメーカーのカメラが似合うというのが不思議な感じです。考えてみれば、祇園・花見小路のライカ京都店は、日本の伝統文化に溶け込んでいますね。日本のカメラよりも日本らいしいと言えます。

スチールリムの優しい描写が茶道と相性が良いかもしれません。

和の午前に対して、午後は一転して公園で開催された復活祭のエッグハントです。復活祭は、あちこちでイベントが開催されています。今回参加したイベントは、入場料1人3ドル払って参加できるイベントでした。

エッグハントは様々なスタイルがありますが、ここではカプセルに入ったキャンディが公園にばら撒かれ、子供たちは時間になったら一斉に拾うというタイムアタックスタイルのイベントでした。
カプセルの中はキャンディがひとつ入っていますが、当たりは1ドル札が入っています。現金が景品として入っているのは、私にとって初めてでした。沢山あったカプセルは、ほんの数分でなくなってしまいました。

エッグハントが終わったら、娘はフェイスオエインティングをしてもらいました。これは無料でやってくれるので、子供たちはみんなフェイスペインティングをしてもらっています。

娘が直接アーティストにイメージを伝え、作業が始まりました。蝶を希望したようです。
1〜2分でフェイスペインティングを仕上げる職人技。
どう評価して良いか分からないですが、服装の色と合わせた色彩とスパークルが素晴らしい。

仕上がったフェイスペインティングは、私から見るとスターウォーズに出てくるキャラクターのようで、このような美的感覚について行くことがなかなか難しいですが、クオリティは高かったです。ライトセーバーを持たせたくなります。

収穫したエッグの中身を確かめる、蝶々夫人。

この西洋のイベントでは、日本メーカーのCANON EOS R6が大活躍しました。公園で動き回る子供達を捉えるには、やはりオートフォーカスは便利です。しかし、蝶々のフェイスペインティングをしたら、瞳オートフォーカスの効きは極端に低下しました。こういうのはメーカーも想定していないのでしょう。

ということで、適材適所でカメラを使い分けて撮影を楽しみました。

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