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ゲンコツらじお #212 坂本龍一さんを悼む

1月の高橋幸宏さんの訃報からまだ数か月
ついに教授も…
中学生時代の思い出にあるYMO、そして坂本龍一
(1月には鮎川誠さんも…)
今回は3月28日に亡くなられた坂本龍一さんの話になりました。
いつもどおりにゆる~くおしゃべりします!
※2023年4月23日の録音(公開まで随分時間があいてしまいました…)
(フクダクニヒロ、イイジマミツオ)

フクダ「昨日、カッちゃんにらじおで坂本龍一さんの話をするんですかって言われて」

イイジマ「その話はどっかで出るだろうとオレも思ってた。だって秒読みだったじゃん。高橋さんのほうが早かっただけでさ」

フクダ「そう、幸宏さんの話をしたとき(#183)に、言ったんですよ、その話をね。教授のほうがずっと病気をしてたので、その時も同じことを言ったけど、今年になって活動がスゴかったんですよ。アルバムを出して」

イイジマ「言ってたね。精力的だったって」

フクダ「アルバムもね、日記なんですよ。日々の日常の音を残す、日記をことばじゃなくて音で残すような、生きてる証を残してるような感じ。だから、死を悟った人が生に対しての執着を出してるっていうような作品だったの。これはホントにヤバいんだって思ってたところに幸宏さんのことがあったので、それはショックだったし、間を空けずにこういうことになったので、ショックだったですよ。お二人がジャッキー・チェンやスターウォーズが自分の歴史の中に刻まれてるように、ボクもYMOは刻まれてるしね」

イイジマ「そうね」

フクダ「あと、教授の場合はただ音楽家ってだけじゃなくて、ここ近年は環境活動とか、政治的なアレがあったじゃないですか。だから病気になった時に陰謀説じゃないけど、殺されるんじゃないかって心配した。清志郎が亡くなった時も、もしかして殺されたんじゃないかなぁって思うくらい。まぁ言ったら、反体制の先鋒みたいな人だったから」

イイジマ「うん」

フクダ「ちなみにYMOの曲で一番好きなのが「東風」って曲なんですけど」

イイジマ「あぁ、東風ね。ひがしのかぜね」

フクダ「それと「中国女」って曲。「中国女」は幸宏さんの曲ですけど、アレってシームレスで繋がってるんですよね。ボクが音楽を聴いた中で、何度か「バァーン」って後ろにひっくり返るような衝撃。よく鳥肌が立つって言うじゃないですか。サブイボですよ、大阪で言うたら。それ以上の衝撃だったのが」

イイジマ「「東風」?」

フクダ「「東風」」

イイジマ「へぇ〜!」

フクダ「YMOですよね、要はね。後追いですけどね、中1で聴いた時に」

イイジマ「「東風」って坂本さん作曲?」

フクダ「そう。ボクの個人的な思い出で、中2の時にコンポを買ってもらったんですよ。コンポってバラコンね」

イイジマ「スゴいじゃん」

フクダ「ウチの母親が保険のセールスレディやってて、バブル入る前くらいだったから、多分景気が良かったんですよ。クリスマスに合わせて、欲しいもんあるかって言われたから、日本橋の上新電機に行って買って、それで家に届いた日、ちょうどコンポを組み立ててる時に『戦メリ』をテレビでやってた。(『日曜洋画劇場』1985年12月22日)それをセットで覚えてる」

イイジマ「思い出がね」

フクダ「ハッピーな日にテレビで『戦メリ』やってた。たまたまですよ。偶然ですけど、そう言やぁ、そういう思い出もあったなぁと。一番好きなアイドル、原田知世の17歳のバースデーアルバム(『撫子純情』)のプロデューサーが坂本龍一だったり。こないだ言った「All Together Now」の時に「今だから」って曲がユーミンと小田和正と財津和夫の3人が共作で歌ってっていうの、プロデューサーが坂本龍一だったりとか。中学1、2年生くらいの、音楽を意識して聴き始めたときにYMOや坂本龍一の音楽があるので、ボクの音楽の下地になってる」

イイジマ「根もとのほうなのね」

フクダ「あと、そうなると細野さんが心配よね。細野さんと言えば、大滝さんも亡くなってる。最近、鮎川誠さんも。初期のYMO作品でギター弾いてたりするんで。鮎川さんが亡くなった時は『真空パック』ってアルバムをずっと聴いてました」

この続きは「ゲンコツらじお」の配信をお聴きください。

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