タイトルの通りである。

私は摂食持ちとはいえ、高校生になってからBMIが「痩せ」になったことはギリギリない。摂食のきっかけになったダイエットを始めた時に60キロ近くあったので、10キロ以上落としたところで大して問題がなかった。
しかしダイエットを始めてから半年くらい経った頃、生理が来なくなった。周期がキッチリしているタイプでもないので数週間遅れるくらいはなんとも思わなかった。そもそもちゃんと把握していなかった。しかし、小学生でもないのに3ヶ月も飛ぶとなると流石にヤバいかなと思った。

摂食思考が加速してきたのもそのあたりだが、ネットで見る「1ヶ月に○キロ以上落とすと良くない！」みたいなのには当てはまっていなかった。私はそこら辺が狂いやすいタイプなんだと思う。それかダイエットは関係がなくて、ただただ精神的にダメだった可能性もある。過食になっても50キロ以上になっても来なかった。

生理が来なくなって半年以上経った頃、ようやく母親のかかりつけの婦人科に自分で電話をした。普通に考えて遅い。ここまで来ても母親は「そのうち戻るやろw若いんだしw楽でいいじゃん」と言っていた。
受付の人に、予約がいっぱいで3ヶ月待ちだと言われた。近所に信頼できる婦人科がそこしかなく、仕方なく待つことにした。

予約の日が近づいてもそのままだった。ようやく母親も事の重大さに気がついたそうで、「予約しておいて良かったね」と言っていた。
受診の1週間前、ほんのちょっっっっとだけ不正出血したが1日で終わった。

受診の日、待合室には多くの人がいたが問診票を受付に出すとやたら優先的に通された、気がした。妊娠でも疑われたんか？
看護師からの問診を受けた。前回の生理は？前々回は？初経は何歳？など、細かい質問をされた。

おばあちゃん医師が現れた。突然体重測定をされた。あの時は今より2キロくらい痩せていたのでまだ良かった。
検査はエコーだけでいいと言われた。下っ腹にゼリー状のものを塗り、子宮卵巣のあたりを観察された。結構グリグリ押し当てられた。尿が溜まっている方が観察しやすいと言われてトイレを我慢していたので、ちょっとやめてほしかった。
ここで無月経に関係はないが、子宮に小さなポリープが見つかった。筋腫とかではないらしい。さらに卵巣の大きさに左右差があることが分かった。多分大丈夫だが、一応経過観察で半年後に診ると言われた。

肝心の無月経については、若いと精神的にも不安定になりやすく生理も乱れやすい。でもこのまま放置していると、時が経てば経つほど回復しづらくなると言われた。子宮が長らく仕事を忘れている状態らしい。
私は身近で生理が1年止まった人を聞いたことがないし、誰に話しても「だいぶヤバい」と言われるのだが？そんなことあるの？
数週間の飲み薬か、打って数日で生理が来る注射か、打って10日から2週間くらいで生理が来る注射のどれかを選んでと言われた。精神科の薬があるので飲み薬は増やしたくないし、1つ目の注射は効果が薄めとのことだったので、2つめの注射を選んだ。

注射を打つためにベッドへ連れて行かれた。うつ伏せで横になってズボンを下げてと言われた。まさかここで脱がされるとは……
しかし横になって注射させてくれるのは有り難かった。予防接種や血液検査で何回か血管神経迷走反射になって血圧が下がって気分が悪くなったことがあるので。
お尻の上の方に筋肉注射をされた。人生初である。しばらくは多少痛かった。薬を馴染ませるようによく揉んでおいてねと言われた。コロナワクチンの時はあまり揉むなと言われたので、その違いはなんなんだと思った。

もしこれでも生理が来なかったり、来たけど翌月また止まったら精密検査をするから受診するように言われ、帰宅した。

その後体調に問題はなかったが生理が来る気配もなかった為、これはダメなのか……？と思ったら、2週間後にちゃんと来た。薬、マジすげえ！と思った。
心なしかいつもより腹が痛かった。

その次も来た。薬、マジすげえ！と思った。

生理不順を放置すると、不妊のリスクやがんのリスクが上がるらしい。ついでに、将来骨がもろくなりやすいらしい。妊娠する予定はなくても受診する方が無難だと思う。注射一回で治るかもしれません。痩せてもないのにまた止まったら報告します笑