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青の6号【(ボソボソ・・)アニメ感想を繰り返すたびに正確性は増し、学習された適切なオペラント条件付けができるように「先生、それは別のゾーンダイクです」あ、そうなの】

極端な技術志向のアニメ制作会社だったゴンゾのデビュー作です。
時は1998年。
CGアニメ調であり、今から見るとそれほどではないかもしれませんが、当時はキレイでした。

さて、原作の「青の6号」は昭和30年代の作品でして、私の父親くらいなら観たことがあるかもしれません。
基本的には鉄人28号の潜水艦バージョンと言いましょうか。
要するに基本ストーリーが昔めいているので、原題でこの筋で行くのはさすがに無理があります。

なので今作は脚本を大幅に変えてきています。リメイク版ですね。

ゾーンダイクという科学者が世界を水没させ人類を滅ぼし、彼が作った新人類に取って替えようとしています。
それを防ぐために世界諸国は超潜水艦の艦隊を建設。
日本からは6号が進水し、南極海域へ向かいます。
司令官は速水という男を、どうしても連れていきたいのですが、
こいつがへそ曲がりでして、まあ一筋縄では扱えません。
で、こいつが主人公枠です。
迎えにやってくるのはヒロイン役です。

というマジメな海洋戦争モノにしているのですね。
子どもが出てくる余地は基本ありません。
その子が生体兵器の一種とかでない限りは。
(いるんだなこれが)

で、すったもんだのあげくに出港して、クジラみたいな敵の生物兵器と戦うわけですが。
この戦闘シーンが、当時はよく出来ていました。
戦闘シーンは当時のフルCGです。
盛り上がりますね!
潜水艦モノに外れ無し!(誰が言ったんだこのセリフ)
さすがは技術のゴンゾ。
こういうテクニカルな場面は強いです。

一方でゴンゾは脚本がダメだとかどこかで書きましたが、
今作ではそれほどでもない感じです。
きちんと論理を詰めてない感はしますが、とにかくリリカルにも描かれているので、まあ許容できる程度の粗さではありました。

そして全体的に短いので1日でサクッと観ることができます。ここもよい。
休日に心を解放したいときにはピッタリの長さなんじゃないでしょうか。

ここでゴンゾが気に入ったのが、そもそものボタンの掛け違いだったのかもしれない。

***
ちなみに現実世界で有名な方のゾーンダイク博士は心理学の先生みたいですね。

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