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ヴァニラ・スカイ(トム・クルーズ主演映画:2001年)【トム様のトム様によるトム様の映画感想で明日もがんばろー!】

スペイン映画「オープンユアアイズ」のハリウッドリメイク。

元ネタ映画の方は観たかどうか覚えていない。
あるいは観たことはあるけどあまり記憶に残らなかったか。
こちら「ヴァニラスカイ」の方が断然、印象深い。

トム様のほかに当時の美人女優の2トップ、
キャメロン・ディアスとペネロペ・クルスも登場。
トム様全盛期の作品ですね。

さて大体のあらすじですが、
イケメンかつ富豪のトム様演じる主人公が、美女を片手にウハウハしている人生から始まります。
しかし気持ちが他に移るんですね。
最初にいた美女がキャメロンで、次の相手がペネロペですね。
傲慢なトム様に男性視聴者の敵意がきちんと向いたところで、次の展開。

しかし傲慢なトム様は、やはりいつの時代でも事故ります。
まずキャメロンが絶望して自動車事故(無理心中ぽい)
一緒に乗っていた事故後のトム様は、少なくとも美貌は見る影もなく障碍者としての日々を過ごすことになってしまいます。
とりわけ顔が崩れたので、常にマスクをつけて生きる生活に。
男性視聴者の皆様がもれなく、ざまあ!と思ったところで、次の展開。

それでもペネロペに言い募るも、無残にふられて、会社も重役たちに乗っ取られて、
そして飲んだくれて崩れた顔で、絶望して道端に寝転んだのでした。
・・・

でも神はイケメンを愛する。
目が覚めたら、ペネロペが道路まで迎えに来てくれて、
そこからトム様の社会復帰の道が始まったのでした。
もう、同じ失敗は繰り返さない。
傲慢ではなく謙虚で、そして愚かではなく懸命になり、
いつしか顔も元に戻す手術を受けられて、
そして愛する伴侶に再び恵まれ悠々自適の日々を送ることになり・・・・

だが、何かがおかしい。

トム様は悪夢に悩まされるようになる。
そしてペネロペの姿がキャメロンに見えるようになってしまい、
気がつくと逮捕されていたのです。

*****
















ただいま緊急ネタバレ警報が発令されました。
この文章を読まれた方は、ただちにページを離れるか、対ショック準備をしてください。
繰り返します。
ただいま緊急ネタバレ警報が発令されました。
この文章を読まれた方はカウチの、じゃなかった、ポテチを用意してください。
あとビックリして飲み物などおこぼしになられないよう、まず飲み切りましょう。
ええと、それから。まあいいや。他はいいか。

ではネタバレまで2秒。

1秒。

衝撃派、来ます。















******

精神科医がトム様と面会して話をするには、

「ここは夢の世界なんですよ」

「現実のあなたは、飲んだくれて道路に寝転んだ次の日に、誰にも迎えに来てもらうことなくひとりで立ち上がりました。
そして孤独ながらも、社会復帰し、それから福祉や支援に貢献した立派な人生を送られたのです」

そう説明されるのですが、そこはトム様。
すでに裏の事情に気づいていた。
神はイケメンをまだ愛する。
なんとなく結末に察しがつくのだ。

いや、それは違う。
僕は、僕は・・・・
次の日に○○○○○○!

ええ。でも死体は冷凍保存されているんですよ。
そこで提案なんですが、ここで目覚めますか?
現在の技術力なら治癒が可能ですが。
それとも夢のバグを修正して、
元通りの夢の世界で生きるようにすることもできますが、
いかがいたしますか?

僕は・・・・

(ペネロペクルスの声で「目を覚まして」)  でEND

****

いやあ、印象深い映画でしたね。
ちょっとカルト的な作風の映画でした。
インパクトを感じました。

大俳優がたくさん参加してたので、最初から大作として作られてますが、
もっと低予算であっても、世を驚かしたカルト的作品になったのではないでしょうか?

まあ、ハリウッドリメイクされるだけの原作ですからね。

勝手にマルチエンドを展開してみたいですね。

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