私を振り返る〜30歳を前にして余生を過ごす〜
余生。
ふと、
この言葉が頭によぎったのは28歳で
今まで行動することが全てと思っていた世界から、
ゆったりと家で過ごすようになって4ヶ月くらい経った頃だった。
余生始めたての頃は、まだ何かに急かされ、
何かしなければいいけない、
せっかく時間があるのだから何かしなきゃ、
プライベートを満喫できるように計画立てよう、
こんな風に思ってて、
時間を上手くつぶせない、暇だ、時間がある、
どうしよう。
そんな風に思い始めると、
同世代もしくは自分より年下の子たちが生き生きしている姿を見て
20代も残りわずかなのに、
こんなにゆったりしてて良いのか、
今が働き盛りじゃないのか、
今が多くのことを吸収できるときなんじゃないのか、
ヨガとか運動とかして、将来必要そうな資格の勉強して自分を高めた方がいいんじゃないのか
とか誰にも言われたことないのに
(いや嘘だな。楽しそうに仕事して稼ぐことを見せるインスタとtiktokを見て、やっぱりそうするのが良いよねってめちゃめちゃ影響されてた)
自分の中から、自分が今まで経験してきたものの中から発せられる声に
焦らされていた。
けど、突然
何をきっかけだったのか、何を急に思ったのか
「余生」という言葉が頭によぎった瞬間、
焦燥感はなくなり
穏やかに心落ち着かせることができた。
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成長だとか稼ごうとかお客様のためにとか
どんなことを仕事を通して経験したいかとか売り上げとか
何を得たいかとか、
その会社でイメージできないことを一生懸命みんなと会社に合わせて目標を作る、
そんなことを気にしなくて良い仕事をして。
今まで読もうと思っていた本を読んだり、漫画を読んだり、行きたいお店に行ったり、美術館に行ったり、会いたいと思った旧友に会ったり。
眠いと思ったら昼寝したり、食べたい時に昼食を食べ、お腹が痛くなっても
誰にも気にせずトイレに行きまくって、
生理でしんどくても気にせずベットに横たわってぼーっとできて。
生理じゃなくても、時間を気にせずぼーっとしたり。
朝起きた後、少しだけ開けた窓から見える空と、朝の空気に心地よさを感じて
時間に迫られることもなく準備をして。
外出すれば
そういえば、昔は空を見ることが好きだったなと思い出したり、
歩いている猫を見るだけで顔がほころび、
こんなお店あったんだとか
今日はこのお店のご飯を買って帰ろうかなとか
近所の知らないことを知って
帰り道は、
絵画のような自然に心を動かされる。
昔好きだったものややってみたいことに手を出し、
別に死ぬわけではないのに、悔いないようにやりたいことはやってみようと思ったり。
けど、合間合間に自分がなんなのかわからなくて
本を読んだり、いろんな分野に手を出したりして自分が何かを探ったり。
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転職してリモートになって、
今まで家にいることがほとんどなかった私が、
家から一歩も出ない日が当たり前になった私が、
その間やってみたことや、感じたことや考えを
noteに書いていこうと思う。
なぜなら、すぐ忘れてしまうから。(何でかわかんないけど)
書きたい時にばーって書いて、また時間置いて、また書いての連続。
今は海外のことより、日常のことが書きたい心情。
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