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「年を取りたくない」と言いたくない

「年をとりたくない」と言いたくない理由は二つあります。

一つ目は、まだそんなこと言う年齢じゃないから。23なので。

たまに大学3年を超えたら「私は年だ」とか「老害」とかおっしゃっている方いますけど、世間的に見たらまだまだお若いので、若者万歳!って言ってる若者の方が健全な気がします。

まぁ、後輩からすると同い年同士で仲良くしたいと思っている場合、「同い年やと思うて仲ようしてくれや」と無理に割り込む先輩がいると、ちょっとウザいのかもしれません。

でも、それは年というより、空気読めるかどうかが論点な気もします。

「年をとりたくない」と言いたくない理由二つ目は、年を取ることを否定した言葉だから。これは、漫画「逃げるは恥だが役に立つ」の主人公のおばさんのセリフの受け売りで。

年を取ることを否定すると、未来を否定してるみたいじゃないですか。

悪い方向に将来の駒を進めていることを、自ら肯定してしまっているような気がして。

私の5歳年上の先輩は、同世代に比べたら大学卒業が遅れたこととか、未だに就職できてないこととかもあってだと思うのですが、年齢にたいするコンプレックスがあるんですよ。

で、結構「木食さんはまだ若いから〜」とかいわれます。

「や、私、若いですけど、先輩も充分若いと思いますけどね〜」という一通りの会話を何回もしたことあります。そのうちの一回、とうとう私も「先輩は年取ることで悪い未来にでも向かってるんですか?」って言ってしまいました汗

生意気ですね〜。

それに対して先輩は、

「いや、木食さんは若いからそう言えんねん。」
て、また年齢に絡めた返しをしてきやがりましたね(苦笑)

そんな私もやっぱり年取るのは嫌や〜と思うときもあって。

誰かが病気したり、亡くなったりしたときの想像をしたときですね。歳とりたくないって思うでしょうね。とくにこれからは。

それと、ライフイベントを意識したときです。何歳までに結婚とか、タイムリミットを意識するとしんどいですね。

もしこれから「歳とりたくない」って言ってしまったとき、自分でも気づかないうちに、本能?で暗い未来を予感してそうで怖いです。そんなの予感したくない、怖いので言いたくないですね。

言霊っていうか、気持ちが暗い方向に向いていると思考が現実化しちゃいそうやし。

でも、やっぱり歳をとったら言ってしまうのかしら。

ちなみに今回出てきた登場人物、先輩をネタにした投稿は以前にもしています。よかったらご覧ください。



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