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からだにやさしいものを食べることを楽しむための講座

「小麦アレルギーがあることが分かって、こちらのパンを買いに来ました」「症状はでないけど、なんとなく調子が悪いので小麦を減らしています」
お客さまの中にもっともたくさん聞かれる声です。



私はアレルギー体質ですが小麦アレルギーはありません。ですがパンはグルテンフリーです。
数年前お米が大好きで始めたごはんのパンからたくさんのお声をいただき、後に思い切ってグルテンフリーパンにシフトしました。
私は今でもパンよりお米が大好きです(笑)


小麦アレルギーのない私がグルテンフリーのパンを食べるようになって変わったことが2つあります。
ひとつは体のだるさがなくなったこと。
もうひとつは稲花粉の症状が出なくなったこと。

私は完璧なグルテンフリーはしていません。というか性格的にできないと思っていますし、そもそもそれだけで健康な体を維持できるとも思っていません。


小麦を控えたことでこのような変化があったわけですが、小麦アレルギーのある人からすると、これはいわゆる対症療法的な感じです。
例えば私がパンは止めた方が良いとわかっているのにどうしてもパンが食べたい!止められない!っていう場合。
そもそもどうしてパンが止められないのか?って考えたときに出てくる答えは全く別のものなんですよ。



我慢するって結構ストレスですよね。
もちろんアレルギーのある人は摂取は避けなければいけませんが、「小麦って体に良くないですよね?」「やっぱり控えた方が良いじゃないですか?」
って言う声もたくさん聞きます。


じゃあ、どうして体に負担のかかるものが食べたくなるの?
って言うことなんです。


食べることだけで総てが変わるわけではありませんが、食べることはとても大切で、その影響はとても大きい。


子どもも私たち大人も、「まず今の自分の状態を知る」ということが最初のスタートになります。
甘いものが食べたい。
パンが止められない。
コーヒーも飲みたい。
どうしてからだに負担のかかるものが止められないのか。理由が分かればフッと心が軽くなって前向きになれるし、なによりその後の対処法が分かるからたくさんのいろんな情報に振り回されなくてすみます。


体に優しい食生活をするために、食べたいものを我慢したりおいしくないものを食べ続けたりしないといけないと思っていませんか?
食や暮らしについてたくさん学んできて、私が一番腑に落ちたのは東洋医学の考え方でした。


ざっくり簡単にいうと西洋医学とは
ある症状があって、それをどうやって治すかというのがメインの考え方なので、なぜこの病気になったのかというところを診ていく要素はかなり少なくなります。
一方の東洋医学とは
病気になりそうな状態を見つけて、未病のうちに治そうという見方です。
自然治癒力を高めたり病気の予防をしていくということ。


外側を診るのか、内側を診るのか、という違いですね。
これはどちらが正解でどちらが良いとか悪いという話ではなく、全く別のものです。
私はこの両方をうまく使っていけば良いと思っていますが、メインの考え方としては後者です。なぜかというと、後者の方が自分の暮らしや生活が心地良いと感じるから。からだの声を聞いてあげて、普段の食事や生活を少し見直して、自分に優しい暮らしをする。それが心地良いからです。


でも、自分に合った優しい食事をするために、我慢したり頑張ったりするのは違うと思っています。
たくさんの調味料や珍しい食材を使って手の込んだ料理を作ることも、この症状にはこの料理!っていうのも、それが好きなら別ですが私は負担です。


食べることや暮らしをもっと楽しみませんか?



スタートコース講座では「自分を知る」というテーマで東洋医学の考えをベースに、自分の体に合わせた優しい食事の考え方や子育て、暮らしの基本を学べます。
心と体の見方や食べ物の持っている性質を知る。
自分の心と体の声を聞いて、無理なく体に優しい食事を取り入れる。

  • 食事の基本

  • 子育ての基本

  • 暮らしの基本

スタートコースではこの3つの中からお好きなテーマを選んで受講することが可能です。
このブログは「食事の基本」について書かせてもらいました。
食事の基本講座は7月開催予定です。日程が決まりましたら詳細と併せて募集もスタートいたします。








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