なんと去年も絵を発注してくださった東京パラリンピックのマラソン銅メダリストの永田務さんが、今年も絵を頼んでくださいました。

前回描かせてもらった時は彼をイメージしたストリート的なアートで、当時描いてた作風ではなく、それよりさらに前に描いていた少々ハードコアなタッチのものでした。

絵は死ぬまで成長していくと思いますが、当時は自分のスタイルがまだ定まっておらず、様々な作品をSNSにアップしていたので、オーダーを受ける度にいろんな絵(クライアントさんの好みが違う)に挑戦させていただきました。

今考えたら成長痛がひどかった。

今回は今の僕らしいキャラクター的なタッチで家族写真を元にした似顔絵を描かせてもらいました。

実はぼく似顔絵がすこし苦手(下手だから似せて描くと作品のパンチがなくなる)で、あまり肉筆では受けてなかったのですが、今回はいつも描いてるキャラ(似てなくてもいいと判断)でやって欲しいと言われ「あ、これは新境地だな。」

と感じると同時に「よく漫画家さんが芸能人とかに描いてあげてるやつやん」と思いましたww

かねてから花井祐介さんやかつまたひでゆきさんみたいに、キャラものの絵描き(陳腐な言い方ですいません)になりたいと思ってたのでピッタリなお仕事でしたし

アート感、可愛さ、ポップ感、似顔絵のいいとこ取りのとても良い絵が描けました。

似顔絵として成立してるか不安でしたが永田さんは似てると言ってくれましたし、それに奥様からはメチャクチャ心のこもった暖かいメッセージも貰えて泣きそうになりました。

もう言う事ないです、誇らしいです。

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