もるちゃん(すくありん3)

はじめまして、もるちゃんと言います。非正規労働者です。紆余曲折を経て感じたことを、創作…

もるちゃん(すくありん3)

はじめまして、もるちゃんと言います。非正規労働者です。紆余曲折を経て感じたことを、創作漫画と小説を通じて表現します。詩もやります。時々ブログもやります。

最近の記事

背景を楽に描く方法②:モイモイで森の中イメージの背景を描く

 こんにちは&初めまして。もるちゃんといいます。 背景を楽に描く方法と称して、モイモイと言う謎の生命体を推しています。 モイモイはこんな生き物です。  4本足で上の方に顔がついています。足が長いです。人間より背の高いものです。なんか生き物っぽいのがポイントです。こいつは、背景を書くときに便利な生き物です。 どうしてこんなものが背景描くときに便利か。それはこいつを並べて書けば、ちゃんとパースを描かなくても、雰囲気で背景パースが取れるのです。なんか適当に描いて、なんとかなっ

    • セクシーボリュームを描くために①:Line of Actionを意識する

       こんにちは、もるちゃんと言います。 日々疲れることはいろいろありますが、疲れを吹き飛ばすために何をするか。それはわたくしにとってセクシーボリュームを描こうとすることです。  立体感のあるラインは、愛玩動物、鹿、爬虫類、カエル、愛玩植物、雑草、雑木、愛玩鉱物、岩、山、コンクリート(きっともっと愛玩されたがっています)、みな美しいですが、ホモサピエンスにとって一番わかりやすいセクシーは人体です。スポーツしてたり、仕事してたり、リラックスしてダラダラしてたりする姿に生命力だとか

      • 背景を楽に描く方法①:漫画のベースになるのはモイモイ

         こんにちは、もるちゃんと名乗っているものです。  漫画家になりたいと思い、日々悩んで、何故か詩を生産しているものです。漫画書けよって自分でも思っておりますが、納得がいくものが書けません。ストーリーやネタが思いつかないとか、キャラクターが描けないとか、っていうことでもありません。ストーリーはやまなし・いみなし・おちなしを書けばいいし、キャラクターも最悪へのへのもへじでなんとかなると思っています。そもそもキャラなんていうのは自分にとって愛着のあるものだから、誰かに強制されなく

        • 退屈な卑屈さ

          僕たちは 退屈で平凡な卑屈さを箱に詰めて 大事に 大事そうに取ってある 全くもって退屈な卑屈さだ わざわざとっておかなくても  いくらでも湧いてくる 摘み取っておいてもいいくらいなのに やたらに大事に育てているハールメンがいる 僕はついついついて行ってしまう あれだけの根深い卑屈さだ 毒湧く泉になることもある 僕はそのつぶやきに足を取られる 跋扈する青紫色の液体に 僕の体は溶けていく 面白いことを言えとは言ってない だけどどうか辛くなることはいわないでくれ 全くもう 

        背景を楽に描く方法②:モイモイで森の中イメージの背景を描く

          サラウンディング息子ニズム

          自分は男らしさアピール 人には女らしさを要求 マザコン息子でいたいのさ ちかごろ いまごろ 最近は 男の子にも女らしさを要求する 多分絶対的に女が足りないんだろう 生物学的に女でしても 女でいたくないのです 女は不利です タダ働きさせられます 女らしいねは侮辱語です 言う人は無意識ですが、そんなの関係ありません 馬鹿にしていることに気づいて欲しいものです なにが、女らしいって言わないで、だと お前なんか相手にしてないよ ブス 女らしいって言うのはおべっかだと気付かない

          サラウンディング息子ニズム

          なんだかんだ色戦争

          そろそろ初夏ですね 初夏は色戦争をはじめなくてはいけません 晩春は空の青が濃いから 白色の映える時期だけど ただの白じゃ僕のニキビ顔を照らして終わるだけなので やっぱりここはエメラルドグリーンですか いやいやレモンイエローも捨てがたい 思い切ってあなた色を着なさいな 派手なのはいや? 目立つのはいやだって? なにいってんのよ 外出て道端を見なさいな 濃い黄緑が跋扈し うららかなツツジが散っていっているじゃない 色の流れに身を任せないで 灰色の服を着ている僕らの方が よっぽど

          ひとりぼっちになるとき

          大人になると 忘れてる でもちょっと 覚えてる ぼっちで辛い あの空間 バスに乗る時 電車に乗る時 ひとりぼっちに なるときだ 手持ち無沙汰な 目線の奥で 甕覗き青色 空想にょろスタンド  あいつらと生き延びた あの頃 きっと僕らは忘れている ひとりぼっちを忘れてる 駅で迷う 老婦人が煩わしい 感極まる オレンジブラウスが嫌いだ 目線が動く あのガキきっとおかしいんだ 僕思う きっと宇宙人がやってきて ぼっちの美徳を 諭しによっこらくるだろう その前に僕は 想像空

          ひとりぼっちになるとき

          どうせなら男を描こう

          さて、描きたいものってなんだろうか。 描きたいかわからない絵を描いて、途中でやめる。 途中で辞めるから、できないんだと諦めて絵を描かなくなる。 この負のループを幾何学的対称性を失った楕円渦巻発散ループと呼ぼう。 やっぱり長いからやめて、付和雷同型いこじ打算スイーパールーパーと呼ぼうか。 昔も今時のイラストレーションも無駄に女性画ばっかりが本屋に出回っている。 女ばっかり美しいっていうのは全く持って事実に反していると主張する。 美しくない女もいるし、透明感の美しい男性の横顔だ

          どうせなら男を描こう

          休み、ダンボールが来た

            「今、熱出てますか?辛いですか。苦しいですか、暇ですか。暇だったらと思って、おすすめ送ります。」   脇の下の体温計がなった。熱38.6°。芝田は手紙の下のダンボールの中をぼんやり漁った。ドクターペッパー5本。ハリボー4袋。トッポ1箱。チョコレートポテトチップス1缶。韓国ハニーアーモンド大1袋。自家製のドライキウイとドライブルーベリー。木村屋の蒸しパン。これ食べて大丈夫なのか、芝田は咄嗟に蒸しパンの裏を見たが、あと2、3日余裕はあるとほこらしげに賞味期限はカクカクした文

          休み、ダンボールが来た

          自己紹介

           上手くかけないことがたまりにたまって発芽し、自意識が爆発して、その胞子の糸一つ一つが表現になっていくと考えています。上手く言えないことは存在している。確かにそう言いたいからこそ、わたくしは現在筆を取り、私の拙い感情の濁流を皆様に公開したいと考えた次第です。  自意識を死滅させて、社会人として適応したいと努力していきました。あまり上手くいかず、歪んだ自己像に苦しんで、なんだか眠れなくなりました。眠れない間、pixivを漁ったり、同じ動画を繰り返し見たり、落書き絵を描いたり、

          私の世界にビビがいた頃

          世界は重さに満ちていて 犬は地面上を歩いているし 鳥は空気上に乗っているし 私は共通認識を探りあぐねている 私の世界にビビがきた 暗い教室の独身の私に これまた真っ黒の顔をした少年が 目の前で首を傾げた 私の世界にビビがいた頃 暑い夏の空気は 私の上にのしかかり 冷たい冬の冷気は私の意識を浮上させ 地面を踏み締め 体を預けて直方体になった 私の世界にビビがいた頃 嫌に長い夏 オレンジの光は 確かにブラウン管のチューブと繋がっていて 飽きもせずてくてく歩いていた 私の世

          私の世界にビビがいた頃

          レンタル彼氏を検索してみた

          そっと閉じてしまった。 どうしよう。わがままなんだろうか。 お金の匂いがした。私と同じようにお金に執着して、青ざめた男の顔があった。 だって、人間だもの。お金の匂いがするのは当然だろう。私は、ちょっと彼らのサービスが受けられるくらい金持ちになりたいくらいお金の匂いがするんだから。 でもなんでレンタル彼氏なのか。楽なのか。 なんか日本が冷たい国に見えてしまう。 いやあ、お前買いたいと思って検索したろうと言われたら、全くその通りなんですけど、寂しいのだ。この青年たちが、

          レンタル彼氏を検索してみた

          偏屈暴君 頭の中の僕へ

          こんばんは 今日も寝れずにやってます 一方通行の今日の反省会 君は僕の頭の中で 死んでしまえといい 死んでしまえといい 僕に100g108円の鶏胸肉の罪悪感を膨らませる ああ、僕の頭にうまく住み着いて いいように化けているなあ、隠れているなあ でもちょっと本当に 僕がくたばっちまったらどうすんだ お前は近所の暴君猫のように ちょっと尋常じゃなく臆病なんだ ※ 2021年2月に書いた詩です。非正規なのに仕事の重みが過多で、疲れていたように思います。今はもうちょ

          偏屈暴君 頭の中の僕へ