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高円寺 北中夜市はレトロでいまどき お洒落蚤の市でした

高3長女はマイペース。受験生なのに、編み物に夢中になってせっせと何かを編んでいます。
「そんなことしてないで、単語覚えなさい」と言うのが王道なのかもしれませんが、この子はダメと言っても聞かないだろうと分かりきっているので、「時間を決めてやったら?」と声かけしています。それでも親として心配で、ついつい何回も声かけしてはキレられます。

知人に娘が編み物にはまっている、と話したところ、「私も編み物するから分かる。編み物はきっと精神安定剤みたいなものなのよ。」と教えてくれました。
友の言葉で、気持ちが安定するなら口出しは最低限にしないと、と思えました。

娘は私の影響か古いものが大好きで、Twitterで得た情報から蚤の市や古道具屋に1人で気分転換に出掛けて行きます。
先日も、「高円寺の蚤の市に行って来る。」と準備をしていたので私も急遽、行くことにしました。

疲労がなかなか抜けていなくて外出するのをためらった背中を押したのは、宮本浩次さんの「さあ出掛けようぜ」という詞でした。
幸運にもバースデーライブの生歌を今年も聞く機会に恵まれ、物凄いパワーをいただいたばかり。自分から動いたら新しい出会いがあるかもしれない、とワクワクしながら高円寺に向かいました。

駅北口から徒歩数分の商店街を慣れた様子で進む娘について行くと、タイムスリップしたような昭和レトロ感溢れるフリマと屋台が開催されていました。

高円寺 北中夜市

懐かしいファンシーグッズのお店や手作り手芸のお店、古着や生活雑貨のフリマ、飲食店のテイクアウトが道の両端にずらっと並び、どこも人垣ができていて大盛況でした。
あまりに混雑していたので、写真は少ししか撮影できませんでした。

ファンシーグッズ①
ファンシーグッズ②

娘はぬいぐるみやキーホルダーをゲットしてご機嫌に。私の掘り出し物はこちら。途中から別行動で再会した時に見せたら大爆笑。センスを誉められ1人暮らしする時に持って行きたい、とまで言われました。

非常口

非常口は300円でした(笑)。重たくて帰りの電車が筋トレみたいになりましたが、家族も笑ってくれ、頑張った甲斐がありました。
とりあえず父の日だったので、シャレでパパさんの部屋の入り口に置いてみました。まあまあいい感じです。どこに置くのが正解なのか、暫く色々と試してみます。

もう一つの掘り出し物、ブレスレットは、手作りアクセサリーのお店で購入。色合いが素敵です。それに、宮本さんと言えば月。もう出会うべくして出会ったアイテムとしか思えず、辛口服飾評論家の娘にも、「いい色だね、ママ似合うじゃん。」と珍しく誉めてもらい私もご機嫌に。大事に毎日使っています。

ブレスレット600円

北中夜市は毎月第3日曜日開催です。
いつか娘と出店できたら最高、と思いながら電車に揺られて帰ったのでした。
次回は次女も行く!と楽しみにしています。

女子にはたまらないファンシーグッズのお宝の山。土地柄、ファッションセンスがキレっキレな方が多く刺激強めですが、ザ高円寺な雰囲気とレトロ可愛い夜市が絶妙な塩梅で混ざり合い、夏の夜店のような躍動感と妖しい魅力は病みつきになること間違いなしです。

次回は7月16日です。ポスターも可愛いですね。こんなに楽しかったら、長女、もしかしたら毎月行くんじゃ…。息抜きが上手なタイプ、と前向きに捉え、不安要素たっぷりの娘に振り回されることが多いですが、どーんと構えようと思います。
きっと息抜きと言う名の精神安定剤は未来への地固め。私も上手く息抜きするぞ。

「50代は引きずり回して自由に向かう」
by宮本浩次


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