訪問看護は1人で対応するから不安と感じている方へ

誰かにあてるようなタイトルで書こうと思ったら急に書く気が無くなったのでσ(^_^;)
またいつか働くときの自分にあてて

「1人で訪問するということ」についての今までの学びをまとめておこうと思います。


1、技術や知識不足への不安を抱えることについて

何年経っても、関わったことのない病気や病態がある。
関わる病院によって採用してる医材は違うし、医療はどんどん先に進む。
だから不安は消えないし、消えなくていい。
知らないことを真摯に受け止め、知らないと声を上げ、助けを求め、学ぶしかない。
それは働く場所関係ない。

知識や技術が不足していても、丁寧に身体と心に触れて、いつもの状態を知ることはできる。
困っていることを一緒に考えたり、ありたい姿を明らかにして、そこに近づく道を一緒に歩むことはできる。
そのために必要な知識や技術は、本から、他の職場の人でも誰からでも、学ぶしかない。


2、自分の訪問後に急変したらどうしようという不安。「あの時行っていたら」という後悔をしないために。

「いつもと違う」と感じたら、その日のうちにもう一度、自分もしくは他の人が訪問することを念頭に動いた方が後悔しない。

訪問の必要はないよ、と言われて、緊急性も高くなさそうであれば、ご家族や関係者に「いつもと違う」と感じたことを伝えておく。
そうすることで、みんなに感度を上げていてもらう。何もなかったら、それはそれでいい。

今まで後悔が残ってるのは、他の人のバイアスがかかった時。
それは他の人を信頼してないのではなくて、
「訪問するのが大変だろうな」「仕事を増やしたら悪いかな」という、変な気遣いが生まれた時。

自分でも「今行くのは大変だな」と感じた時こそ、動いた方がいい。


不安で相談してくれるスタッフの中には、

「行かなくてもいい」というお墨付きをもらいたい気持ちが潜んでいることもある。

そういうことが自分にもあったから。


「気になるなら、直接見ることを前提に動く」
これが、その時少し忙しくなっても、
あとで長く後悔しないし、結果、利用者さんもスタッフも守ることになる。


3、「1人で訪問してる」と思いすぎないこと

これは、責任から逃れることとは違う。
けれど、1人だけで訪問してるというおごりも違う。独りよがりでは、何もできない。


その場では1人でも、その利用者さんと関わってるのは、他のスタッフも、 他の職種の方々もいる。
何かあった時、後悔したり自分を責めたりするのは他の人も同じ。


だから、相談しやすい関係を作って、関係者みんなが持ってる能力を存分に出せるように努力する。

それでも後悔は残ることもある。


まず利用者さん、関わる人たち、そこで自分に起こる変化を、できるだけまっさらな状態で受け入れることからまた始めてみよう。

知らないこと、不安があること、を声に出すのが恥ずかしいと感じても、そのまま強行突破することは誰も得をしない。わかっていても難しい。でも時間が経てばもっと難しい。

同行訪問、技術チェック、なんでも頼れるものは頼ろう。やるだけやろう。


以上です。結果、自分にあてたので敬語じゃなくてすみません。

次回の記事はちょっとお休みしてインプットに当てます。今、とりあえず読者中です。

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