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エッセイ/ひとのこころ

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ふと、思った日常のできごとをつらつらと書いています。人間の心の変化って面白い。
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自分に興味がない人を好きになる現象

名付けて「自分に興味がない人を好きになる現象」 わたしの人付き合いのパターンはいつもこれです。 恋愛関係に関しては特に如実に現れる。その深層心理って何なんだろう??自分でもあまりよく分かっていない。 マイペースには2つある 「マイペース」な人ってどんなイメージですか?自分のペースで歩みを進めている人ってわたしはとても魅力的に見えます。ブレない感じとか芯がある感じとか。いいですよね。 でも「マイペース」にも2つあると思うんです。わが道をいくってタイプと、周囲を巻き込んでい

ウィンター・ブルーを愛しましょ

すっかり寒くなって、もう冬の装いで出掛ける日々がやってきましたねえ。最近、調子どうですか??食欲はありますか?起きるの辛くはないですか? わたしはなんだかなぁ、という具合です(笑)熱があるわけでもなく、喉が痛いわけでもなく。でも調子が悪いのです。 どんな具合かといいますと、平気で10時間睡眠。なのに日中も眠い。食欲も体力も低下気味。なんだか胸騒ぎがする。やりたいことはあるのに身体が鉛のように重たい。 こ、これはまさに昨年から情報を目にして気になっていたやつ。その名も「ウ

あなたに出会えてよかったんだよ

「これからも一緒に居たいのになぁ」 会うたびにそう思ってしまう友達がいる。その子のことが好きだし一緒にいたいのに、心ない言葉に傷付いてしまう。被害妄想だったらよかったのに。(残念ながらそうではないみたい) その子は高校生のときによくわたしを気にかけてくれた。休み時間まで勉強ばかりしていたわたしによく声を掛けてくれたり、くだらない話に付き合ってくれたり。 一緒にいると初めて知る世界がたくさんあったなぁと思う。頑張りすぎないでいいこととか、ただそこに居るだけで愛おしく思われ

【エッセイ】決めた。3!!で必ずバカになる!

3か月。 よく、男女の付き合いには3か月ごとにマンネリ期があると聞く。その時期をなんとなーく過ごしたり相手のせいにしたりしていると、どんどん気持ちが離れていく…あれ。 そして、それは恋愛だけじゃなくて仕事、趣味などに対しても起きる現象なのでは?とも思っている。 3か月って分かりやすくて、ちょうどよくできている期間だ。わたしの行動パターンがまさにそれ。 1か月目。 パワー全開!目標達成に向けてギアフル回転。「ちょっとがんばりすぎじゃない?」という、もうひとりの自分の声は

【エッセイ】誰の為に生きるのか

「もう、自分だけのために頑張ることはできないんだよ。」 水曜22時〜のドラマ『こっち向いてよ向井くん』で何度か繰り返えされたセリフ。 30歳手前に差し掛かった今、友人との会話でもよくこのセリフ…聞くんだよなぁ〜と、自分たちの姿を重ねながら視聴した。 もう、自分だけのために頑張れない 人は、そうなっていくのかもしれないな、と思った。理想を追い求めて、夢を語って、頑張り続けることがだんだん難しく、そして辛くなってくるから。 「自分は何にだってなれる!」 そう、強く熱く思

【エッセイ】魅力的な自分に戻る、道標

目が覚める瞬間の夢と現実を彷徨っている時。 歯磨きをしながら鏡を覗き込んだ時。 電車に揺られる自分を見た時。 ふわん。とどこからか言葉が浮かんでくることが、よくある。 今朝浮かんできた、その中のひとつについて書こうと思う。 らしくない言葉 半年程前の自分が意気込んで発していた言葉。自分に約束しておいて今更だけど、実は「らしくない言葉だな」と思っていた。なんだかキラキラしているからだ。体のどこかがむず痒くなる感じというか「お金持ちになりたい」とか「玉の輿に乗りたい」と宣言

【エッセイ】生きる、言葉

「ほんと、真っ直ぐなんだね。大変そう。」 日が斜めに落ちかかった線路沿い。あれは3週間程前だろうか。あの時の言葉が聞こえてきた。本当はどんな意味を含んでいたのだろうか。何を思って言ったのだろうか。 ある朝に ここ1週間午前中から行動ができない。早朝4〜5時くらいに目は覚めるけれど、noteとInstagramを行き来していつの間にか寝落ちしての繰り返し。これを腹時計が鳴る12時までしている。起きるきっかけがあるとするならば空腹感だ。 お腹が空くのだから健康なのだろう。

【エッセイ】混ざり合うからよい、は特別

ヨーグルトソースと甘酸っぱいカシスアイス。そしてそこに甘いバニラアイス。甘いと酸っぱいが混ざり合って絶妙な味を届けてくれる大きなパフェグラス。幸せの味をスプーンですくい続けてかれこれ10年。わたしはこのヨーグルトジャーマニーのリピーターだ。(ロイヤルホスト) 新しいコミュニティ 今日は一日中家にいた。のんびり。少し前の私からすれば「夢の在宅ワーク」。夢って実現できるものだったのか、と思いながらゴロゴロしていた。半年前は、教員を辞めて転職活動中だったけれど、平日は派遣社員。

【エッセイ】「わたし」に会いにいこう。会いたい。

本当に好きなものが何か分からなくなる瞬間がある わたしは今日何をしたいのか。どんな服を着たいのか。あぁ、今日も着たい服がない。欲しい服も、ない。 誰かにいいねって思ってほしいからだろうか。理想のあの子に近づくためだろうか。それとも、この服が好き、だからだろうか。 「なんでこの服買ったんだっけ」 クローゼットにある服を眺めて思うことはいつもそんなことばかりだ。 指でスクロール。どんどんお気に入りは増えていく。でもそこにいるのはわたしではない。 白くてふわふわしたほっ

【エッセイ】愛はくるくるしている

恋とか愛とかについて考えることがすごく好きだ。 自分の感情が変化していくのも面白いし人の感情が変化していくのもまぁ、面白い。怖いけど。 恋とか愛って母親のお腹の中からはじまる。深さとか長さとか正しさとかそんなの関係なく、愛の表現の見える形。大切なものすべてに注がれている感情、それが恋とか愛だと思う。 何かを、誰かを愛しいと思う気持ち。恋焦がれて胸のとこがきゅっとなってぎゅっとなる心地。ずっと撫でていたいし、愛でていたい。 恋ってかわいいから、愛って心地よいから、はじめ