見出し画像

ロシアにまつわる様々なネタで浮き彫りになる、実際はそんなことになっていたんだ…という各国の実情を見てみようw

さて、ウクライナ情勢だ。侵攻を続けるロシアを押し返すウクライナの戦闘を巡り、日本ではなぜかサバイバルゲームyoutuberが破壊祭りだ!的な不謹慎動画をアップし、ウクライナの一斉射撃を浴びたかのような大炎上となったが、世界的にもロシアを侵略者と見るか、ウクライナの自業自得だと断じるかで二手に別れようとしている。看過はできない、それはバカyoutuberにしろ大国にしろ変わらない、ということのようだ。
そんな中、今日はこれまで噂されていたもの、そうに違いないと妄信されていたものが、この紛争での動きにより本当の姿を晒け出した、という話で記事をまとめてみたいと思う。

●アメリカは単に嫌韓ではなかった、本気で捨韓を始めていたw●
ロシア墜としに躍起になっているバイデンは、制裁に余念がない。アメリカに同調する国々を「パートナー32カ国」として発表したのだが、その中に同盟国であるはずの韓国が含まれていなかった。表向きは、韓国が制裁に対して前向きではなかったから、という空気を読んで加えなかったということらしいが、いても役に立たない、邪魔だからさっさと排除、が本心だったようだw
中央日報の記事になる。


米国、ロシアへの制裁の参加パートナー32カ国発表…韓国は外された
2/28(月) 6:43配信 中央日報日本語版
米国をはじめとする西側諸国がロシアに対して全方位的な制裁に出た中で、韓国は国際社会の制裁に参加するとしながらも「独自制裁はない」と一線を画す矛盾した動きを見せている。直ちに米国は韓国を積極的な制裁参加国と見なさない兆候が所々で見られる。
米国は24日(現地時間)、ロシアへの半導体輸出禁止制裁を発表した。米国の半導体技術や装備を利用した場合、第3国で生産した半導体もロシアへの輸出が禁止される。商務省は関連説明資料を発表して「該当規定から外されるパートナー国家」という項目を別途に作った。「概してこれと似たような措置を(すでに)適用していたり、適用するという意思を明らかにしたりする国々には該当規定を適用しない」ということだ。また、32カ国のリストを発表したが、韓国は外された。
これは該当国の場合、ロシアに半導体を輸出してもかまわないという意味ではない。すでに自主的に輸出統制措置をとっているため、該当規定をあえて適用する必要がないということだ。今回の措置は韓国が24日午後「(独自制裁でない)制裁に参加する」と発表してからとられた。ある外交筋は27日「米商務省の発表はまだ韓国を『制裁をとるという十分な意図がある国』と見なさないという意味に捉える余地がある」と話した。
これは独自制裁には一定部分に一線を画す韓国の態度と関係がある。青瓦台(チョンワデ、大統領府)のパク・スヒョン国民疎通首席は25日「われわれに独自的に何かができる時代ではない」とし、「米国と欧州国家が制裁をとれば、われわれもつながっているため自然に参加するという意味」と話した。同時に、「政府としてはロシアとの交易規模が大きくなっているという点も考えなければならない。現地の韓国企業や海外在住韓国人も考えるべきだ」と説明した。
このように慎重な韓国の態度にワシントン官民では残念だという声が上がる。国際戦略問題研究所(IISS)のマーク・フィッツパトリック上級研究員は25日、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)とのインタビューで「韓国が過去(韓国戦争)侵略の被害者として大々的な援助を受けたが、米国の同盟国リストで目につくほど外されたのは賢明でないこと」と批判した。
米外交問題評議会(CFR)のスコット・スナイダー上級研究員も現状を韓国の認識をテストする「リトマス試験紙」に比喩して「世界10位圏の経済と広範にわたる分野で強い国力を持つ韓国がその地位にふさわしい期待とはかけ離れた姿を見せている」と指摘した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a1eda2358c5afffcb8e92428642fcfb3f3ad10a


面白いもので、この中央日報の記事からだけでは、32か国の中に日本がいるのかどうかがわからない。だが、この新聞社の振る舞いを見てくれば、逆に日本のことには触れていない点から、日本の名前は思い切り記されていることがわかってしまうwもし日本の名も抜かれていれば、韓国がいないこと以前に日本ガー!と始めていたはずだからだ。

で、アメリカの同盟国なのに韓国がいない点について、本来ならもっと「どうなっているんだ!」と騒いでもいいはずが、控え目な表現に終始している部分も興味深い。本来ならアメリカに追従して当然のはずが、ロシアにも首根っこを掴まれている為に厳しい態度もとれない、というどっちつかずな韓国の姿をそこはかとなく表しているというわけだ。
それでも、儒教的な思考から「アメリカには指導してやっている」という上から目線な立ち位置をとりたい韓国としては、単にオミットされたとなればそれはそれで腹立たしい、と。ロシアの手前、積極的に自分から参加する形にはしたくないが、どうしても入ってください、としつこく言われるなら仕方なく・・・、という形が韓国の願望的決着なのだろう。
だが、アメリカはそういう「面倒くさい韓国」を丸ごとスパッと切り捨てて船を出した。本来なら、ここで愛国心が崩壊して大騒ぎになっておかしくないのに、大人しくぶつぶつ何かをつぶやくだけ、とまぁ、そういう韓国人の心情がよくわかる記事になっているw

改めて、この捨韓なアメリカを見るだけで、バイデンの韓国冷遇も際立っていると感じるしかない。自分が間に入って締結させた日韓慰安婦合意を文在寅が破棄すると言い出した時点で、バイデン的には面白くなかったのは間違いないが、自分が大統領になり、親の目で韓国を見ていたトランプの政策を全部否定しながら、気が付けば歴代アメリカ大統領で最も韓国を毛嫌いする男になっていた、という感じだ。
そういう意味で、バイデンがいる限り日本も容赦なく韓国へ塩対応を続けられる、と考えていればいいだろう。非常にわかりやすくて助かるw

ただ、もしこのままウクライナ紛争から第三次世界大戦に発展するとして、ブルーチームが韓国を外したことで、ロシア側の負けフラグはこれで立ったのではないかと思われる。何しろ韓国は連戦連敗の国、必ず負ける側についてしまうという悲しい習性がある。それを人は「Kの法則」と呼ぶが、ここでそれが発動したのなら、それを知ったプーチンは初めてウクライナ侵攻を後悔するかもしれない。

●言われていたほど仲はよくなかった中国とロシアw●
まだ北京五輪期間中ということで、中国としてはとにかく事を荒立てないでくれ、うちのイベントを邪魔しないでくれ、ということからロシア擁護に回っていたように見えたが、どうやら本当にそれ以上の何かがあるわけでもないようだ、という話が漏れてきたw
WoWKoreaの記事になる。


習近平はプーチンのウクライナ侵攻を知らされていなかった?…中国当局の情報収集に問題発生か
2/28(月) 7:21配信 WoW!Korea
ロシアによるウクライナ侵攻に関連し、プーチン大統領が中国側にウクライナ侵攻を事前通告しておらず、中国の情報システムも情勢を読み誤っていた可能性が指摘されている。
中国の習近平国家主席は今月25日に行われたプーチン大統領との電話会談において「中国側は各国の主権と領土の尊重に関し、国連憲章の主旨と原則を順守するという一貫した立場だ。中国側は国際社会と同調し、国連を中心とする国際体系及び国際法を基礎とする国際秩序を守っていく」と伝えていた。しかし、国連安全保障理事会でロシアのウクライナから「無条件撤退」を求める決議案が提出されると、ロシアが拒否権を行使する中で、中国は「棄権」した。
米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」は、米国とEU諸国は再三にわたってロシアのウクライナ侵攻について警告を発してきたが、中国当局は相手にしてこなかったと指摘。中国側は一貫して「警告は米政府がロシアの脅威を誇張するものだ」としてきた。また、今月4日に中国がロシアと協力関係強化に関する共同声明に署名したことも、戦争発生のリスクが薄らいだとの誤った判断を中国側にもたらした可能性があるとしている。
さらに、中国の駐ウクライナ大使館はロシア侵攻前に現地在住の中国人を避難させていなかったことから、中国当局の情報収集に大きな問題があったことは明らかであり、これも中国政府に情勢判断を誤らせた原因となったと主張している。
これに関連して「カーネギー国際平和財団」のエバン・ファイゲンバーム氏は、中国が3つの目標を同時に追求していると指摘。その3つが「ロシアとの戦略的協力関係を構築すること、主権・領土の保全と内政不干渉という外交政策の原則を維持すること、米国とEUによる制裁のダメージを最低限に抑えること」だとした。
その上でファイゲンバーム氏は「但し、この3つの目標を同時に実現させることは難しいため、中国は政治的・現実的な観点から優先順位を判断している。ロシアの行動については、中国の利益に符合するかどうかを見極めた上で、戦略的協力関係の強化を行っていくだろう」と述べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/295f7b85120aa957b8fc93b0368d88ccde4f61d0


妙なよそよそしさというか、腫物に触るようなと言えばよかったか、とにかくウクライナ侵攻を噂されていた頃からずっと、中国がロシアに対して踏み込んだ動きを見せていなかったのは確かだ。その理由が、習近平にはプーチンからウクライナ侵攻について個別に何かを知らされていなかった為だという。それにより中国側の情報機関はロシア情勢を完全に読み誤ってしまい、実際に起きていることとの差を埋めることができずにしどろもどろな事態になっていた、というのだ。
日本の一部メディアがしきりに開戦前まで頓珍漢な展開を予想していたことの原因も、これで判明した。つまり、そのメディアは迷走していた中国が発した間違った情報を鵜呑みにして垂れ流していた、ということだったのだ。素晴らしい、これで信用できる会社、できない会社の色分けがまたしっかりできたw電通から別れた二つの「なんたら通信」は、一層忌避しなければならないということだwてめぇで取材せず、単なる中国の出先機関になってやがるのでね。

何といえばいいのか、ロシアにとってのウクライナ侵攻は、理屈ではなくそうしなければならない「性」みたいなものだとおいらは見ている。
一応、旧ソ連の外側にいる者にとって「ソ連は緩衝地を求め続けてきた」と言われれば、そういうものかと納得はする。何しろソ連は、第二次大戦で最も死者を出した国で、その原因はドイツによる攻撃を受けたからだ。なので敵勢力との間にできるだけ多くの土地や国を置きたい、からのウクライナのEU加盟はありえない、が今回の発端となっている。EU勢と国境を接するなんて不安で不安で仕方がない、だからウクライナを我が物にして安心したい、プーチンのそういう心情は、・・・ね?もう理屈とかじゃないですよね?旧ソ連の亡霊に憑き動かされていると言えばいいのか・・・。
で、そういう部分が発露しての侵攻なので、その結果ロシアが全てを失うことになっても、そんな予想ごときでウクライナから手を引く選択はできない、もうね、こう考えると「性」で戦争を仕掛けたとしか言いようがないのだ。

実は、そんなロシアには厭戦ムードが広がりつつある。
大変恐縮だが「なんたら通信」の片割れの記事になる。


ロシア反戦デモ、4千人超拘束 抗議拡大を阻止
2/27(日) 21:38配信 共同通信
【モスクワ共同】ウクライナ侵攻を受けてロシア各地で広がっている反戦デモで、当局に拘束された参加者がこれまでに40以上の都市で計4200人を超えたと、ロシアの人権団体「OVDインフォ」が27日明らかにした。当局は反戦ムードの拡大阻止に躍起になっている。
デモに加わると拘束されるとの懸念からソーシャルメディアで反戦の意思表示をする人も多く、女性が「戦争反対」と書かれたバッグを持つ写真が投稿されたりしている。ただデモを「無許可で違法」と見なす当局の規制やメディア統制のため、抗議活動の広がりは限定的だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/331a3eaa35a68c95764bbe5721090fc9daa22c31


市民だけでなく、前線にいる兵士の士気も同様に鈍っており、その為にウクライナ軍が踏ん張れているとも言われているのだが、ロシアとしては自国民にさえなぜウクライナに攻め込まなければならないのか?を理解させることができていないと見ていい。一方のウクライナは、自分の国は自分で守る!という気持ちで一つに燃え上がっている。この差が戦局へ如実に表れている、ということらしいのだ。

そんな風に、自国内にもうまく説明できないプーチンが習近平へ事前にそれができたのか?うーん・・・、まぁ中国への配慮より侵攻する方が先、となっても仕方なかったのだろうなぁ、とは思う。確かに、反アメリカでは同じベクトルの両国だが、昭和の昔からを思えば蜜月とは真逆の関係でもあったし、特にプーチンが旧ソ連の亡霊に取り憑かれているならなおさら中国にはケアもないだろうし・・・、レッドチームはよくわからないw

ただ、このWoWKoreaの記事からわかるのは、間違っても中国がこの侵攻に何かを仕込んでいたわけではない、ということかと思う。というか、事前にプーチンの計画を知っていたとして、習近平に何ができた?ではないのだろうか。それほど、この両国の関係は近くないという印象しかないのだがなぁ。

●そして日本では、ウクライナカラーに都庁が染まる●
四の五の言わずにウクライナ支援、日本の立ち位置は単純明快でいい。今更なにかがわかりました、実はそんなことになっていた、なんてのとは無縁だぜ、とばかりにこのライトアップだ。
在日ウクライナ大使館氏のツィートになる。


在日ウクライナ大使館
@UKRinJPN
東京都庁はウクライナカラーになりました。
https://twitter.com/UKRinJPN/status/1498269918831136770?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1498269918831136770%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fnews-us.org%2Farticle-20220228-00233840333-ukraine


おう!一緒にがんばろうぜ!

サポートいただけると、今後のnoteの活動にブーストがかかります。よろしくお願いいたします。