わたしの自己嫌悪のメカニズム

こんにちは。ももです。

前回の記事ではわたしのネガティブ砲が炸裂してしまい、ご気分を害されたかたにはすみません。読んでくださったかたには、本当にありがとうございます。

前回の記事の数日後には、PMDD(月経前不快気分障害)の症状が強く出てしまい、いつもの精神科に予約外で駆け込んだりしてました。
※PMDDはどちらかというと婦人科ではなく精神科の領域です。PMS(月経前症候群)は婦人科で治療します。

自己無価値感、無力感、絶望、深い悲しみ、ささくれみたいな些細なことでイライラして、ただ横になっているだけで涙が止まらない、ただ夫と向かい合って座っているだけで、涙が止まらない。そういう自分がまた嫌で、嫌で、憎い。自傷衝動。「皆」から嫌われている、疎まれている、攻撃されているという強い思い込み、妄想。「皆」がわたしを嫌っているのに、実際だれもわたしから離れていってくれない不可解さ、気味の悪さ、恐ろしさ。「皆」わたしが不幸になるところが見たいんだ、そう思って、ひとりで悲しんでいました。

Twitter(現X)の鍵アカでも暴れ散らかしてしまいました。きっかけは小さなことで、街で見かけた他人の無礼に腹が立ったという話を夫にしたことでした。

口をついて出たネガティブがきっかけで、普段は押しころしていたネガティブが止まらなくなり、自分の発した言葉で毒されていくんですね。


【自己嫌悪のメカニズム】
(わたしの場合)

前置きが長くなりました。
それで、今回のPMDDを受けて駆け込みで受診した時の主治医の「あなたのネガティブは全て自己嫌悪から出発していますね」という言葉から、わたしの自己嫌悪の仕組み(メカニズム)について考えてみました。

結論から書くと、わたしの自己嫌悪の根源は「プライドの高さ」「理想の高さ」から来ているのではないかと思いました。

「プライドの高さ」とは「わたしはこのくらいできる」「わたしはあそこまで行けるはず」という傲慢さがある、驕っている、ということ。わたしは「自分は誰よりも下」と口で言いながら、実際には誰よりも高慢だった。そういうことになるのでしょうか。。(自己弁護とかではなく、この点については上手い解釈ができていません。)

「理想の高さ」とは「わたしもあのくらいできないとダメ」というやつです。そしてその「あのくらい」が、わたしの身の丈に合っていないということだと思いました。だからわたしは何をやってもダメ、「(高過ぎる)あのくらい」に届かないからダメ、理想に届かないなら・結果が出ないならそれはゼロ。寧ろ時間を無駄にしたのでマイナス。

そこまで心を掘り下げて、出て来たコレを、どうしたらいいか考えました。


【自分をいい意味で諦めること】

わたしは「自分を認める」とか「(ダメな自分も含めて)ありのままの自分を受け入れる」とかそういうことに長年取り組んできましたが、できたことはありませんでした。

今回のPMDDで改めて自分と向き合い、わたしの自己嫌悪は「プライドの高さ」「理想の高さ」から来ているのではないかとわかり、それをどうしたらいいか考えた結果、わたしは「自分をいい意味で諦める」ことをすればいいのかなと思い至りました。

ただ、「どうせわたしはできないから、」とネガティブに諦めるのではなく。
「自分の現実を見据えてそれを『これがわたしのもの』と認めることで、『わたしなんてこんなもん。これがわたし』と思うこと」をするのです……言語化が難しいですが。

そこまで考えてわたしは、これが、これこそが、わたしが長年取り組んできて、しかし理解すらできなかった(頭では解るけど、それをする神経を理解できなかった(他人がするのはいいのですが、自分が自分にそれをすると思うと嫌悪感で気持ち悪くて寒気がするというやつ))、「自分をまるごと認める・受け入れる」というものなのかな、と思いました。
もしそうなら、なんだか皮肉なものですね。

noteもそう、完璧なものを出さなきゃと思っていました。スタエフもそう、ちゃんとしたものを出したいと。

わたしの首を絞めている手がわたしのものであることなんて、わたしはもうずっと昔から知っていました。だって、その両手はわたしのものですから。

それでわたしはわたしを諦めることに挑戦してみました。「誰もわたしを見ていない。誰もわたしに期待していない。」そう思って・その孤独を知覚して、初めてわたしは「自由」を実感しました。

その「自由」のお陰で、今またこうして書き散らかすことができています。(前回のものはわたしの不完全な完璧主義をぶち壊したくて、恥を忍んで投稿した散文ですね。)

……今回はこんな感じです。
いい意味で「所詮わたし」。だからこそ、できることがあるんじゃないかなって、思わなくもない、晩冬の1日でした。ありがとうございました。

20240325

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?