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わたしの食遍歴 ~摂食障害~

小学6年生の時から摂食障害のわたし。
現在24歳。
これまでの食遍歴をかる〜くご紹介🌱
 

小学生

納豆ごはんが世界でいちばん大好きで、何回もおかわりする子でした。
学校帰りにポテトチップス、ジュース。
一回ハマるとそればっかり食べる性格で、カラムーチョとカルピスにどハマり。
アイスも気に入った商品を見つけるとそればっかり。おばあちゃんがその商品を買い込み、近くのスーパーからその商品が消えることがしばしばあったりました…😂💭

いくら食べても太らない体質だったこの頃に戻りたい〜。

ごはん終わりにお腹が膨らんでるのを見て
「やばい!太っちゃうよ〜」
と慌てて体重計にのったり、

「いま何キロ?」
なんて話を同じくらいの背の高さの子たちと話しては、一番低いその数値に優越感を抱いていました。

中学生

不登校だった中1の頃の記憶はまったくないので何を食べていたのかも覚えてません。

中3で別室登校を始めた時、
「給食食べれない!」
とそんなことに気づき、許可をもらってお弁当を持参していました。

小ちゃいお弁当箱に玉子焼き・フルーツとか入れてもらって食べてたな。
この頃から、お米とお肉が怖くて食べれなくなりました。

入院を促された頃は、何も食べられるものがなかったな〜、

高校生

相変わらずお米とお肉は食べず。
嫌いなものなんだ!と洗脳をかけてました。

過食の時は目についたものならなんでも詰める。時間なんか関係なく。
お米とお肉は過食の時は食べれる。
家族用の食パン1斤なんて余裕で食べられちゃって、自分が自分じゃないみたいだな〜と泣き崩れた。

高校時代はそんな過食症状は稀で、主は拒食。
白滝、こんにゃく麺、糖質0麺が主食で、あと卵と野菜くらいかな。
お寿司は上のネタだけ食べて、カップ麺は食べ終わったスープをもらう。
1人前を完食するのが怖くて、誰かと食べる時はどんなペースで食べたらいいのか分からず毎回泣きそうでした。
緊張と不安で、レタス1枚も喉に通らないこともザラにあったけど、みんな気にせずガッツリご飯を食べてくれててありがたかった…。

大学時代

大学に入学し一人暮らしを始めた。
そんな一人暮らしを始めて一番困ったことは、

何を食べたらいいのか分からない! こと。

食べたいものがわからない。
スーパーやコンビニで何を手にしたらいいのか分からない。

無限にあるその選択肢、山のように存在する食べ物・お店。

学校帰りに飲食店の匂いを嗅いでしまい、その匂いに吐き気と食べれない切なさと…いろんな感情が入り混じり、毎日泣きそうになりながら急いで家に帰っていました。
(東京は飲食店がおおすぎるよ〜、泣)

スーパーで買うものは
「たまご・納豆・豆腐・きゃべつ・レタス」
だいたいこんな感じ。
摂食の方がよく使う、許可食以外口にできませんでした。

20歳から24歳。今現在。

20歳から本格的に非嘔吐過食症へと移行しました。

成人式後に「プチン!」と切れたわたしの心は、過食をすることでしか埋められませんでした。

非嘔吐過食、拒食。行ったり来たり。
痩せたり太ったり。

でも、この引きこもりの4年の間、
食べれないものがなくなりました。

太りすぎた体で生きなければならなかった時、馬鹿馬鹿しくなったんです。今までの我慢が。

お米とお肉を初め、炭水化物。
期間限定で発売されるマクドナルドのハンバーガーも、この4年間で初めて食べることができました。

美味しそうだな〜と眺めていただけのものを今では口にすることができる。

でも、食べられるようになっても根っこには常に「痩せたい」があるので、ふとした瞬間、昔に戻りたくなる。

食べ物の選択肢がある程度定められていた時の方が楽だったのでは?と考え込んでしまう日もあります。 

食べない、食べれない、食べたくない。
食べたい、詰めたい、痩せたい、死にたい。

こんなわたしの感情は、人生の半分以上の時間を費やしても消えないんだなーと。

それほどまでにこの病気はしぶとい!

最後に

「食べる=幸せ」
この方程式がいまだにわかりません。

昨日も鏡に映る自分が太りすぎていて、痩せ薬を慌てて飲みました。

10代の頃にゆるかった洋服が今ではぴったりサイズ。
それだけで出かける前に泣き崩れます。

「体重何キロ?」
「何食べてんの?」
「痩せすぎだよ」

なんて笑いながら行われるテレビでの会話を聞くだけで吐き気がします。

でも、前まで許せなかった体重の数値でも外に出かけられるようになったり。
「おいしい!」と素直に思える日もあったり。

サプリメントに依存しなくなったり、下剤を100錠飲むこともなくなったり。

確実にちょっとずつ、向き合い方を学んでいくんですかね。

んー!摂食障害むずかしい!!

そう言いながら、今日もわたしは生きています

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