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読書感想文「盤上の向日葵」

おはようございます

こんにちは

こんばんは

ももバナナです。🍑🍌


久しぶりに小説を読みました。

柚月裕子著「盤上の向日葵」上下巻

購入はずっと前にしてたんですけどね。

なかなか読む気になれなくて。。。(苦笑)


総合的には

⭐️⭐️⭐️⭐️   星4つです。

とにかく、描写が細かく丁寧に描かれているので、すごく情景が浮かびやすかったです。

とはいえ、どうなんでしょうね?

私は、松本清張の作品を読んでるので、昭和20年や40年代と書かれてもそれなりに入っていけましたが、今の20代の子はどうなのかな?

『国鉄』ってわかる?^^;

私の感想としては、タイトル通り

将棋と向日葵が色濃く書かれた作品だと感じました。

将棋に詳しくないので、将棋のさし筋っていうのかな?展開は正直あんまりわからなかったけど、それでも上下巻、2日で読み終えました。

将棋という世界。

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これは、まんが「月下の棋士」を彷彿とさせました。

まさに、命を削る戦い。

そして、事件を追う刑事たち。

ここは、刑事ドラマをみてるような感覚でした。

スートーリー展開も、刑事たちが事件を追う現在と、上条桂介の生い立ちから現在までと、ほぼ交互に展開されたので、目線が刑事側だけにならなかった部分はとても良かったと思います。


全体的に最初からラストのオチまで、上手にまとめられてて、これはこれで良かったと思いますが、

ちょっと、まとまりすぎた感は否めません。

特に、私くらいの年齢で、そこそこミステリーを読んでる人なら、真相は途中でわかったと思う。

実際、答え合ってたし。。。

まぁ、物語の核の部分は、事件の真相だけでなく、事件に関わる人間関係。時代背景を絡めてのものなので、事件の真相だけがおもしろさの中心ってわけじゃないんですが、どこか物足りなさを感じたのも正直な感想です。

なので、星4つにしました。


おすすめか?と聞かれれば、迷わずおすすめします(^^)

特に私は、若い人に読んで欲しいですね。


次は何を読もうかな。

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