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酒場と人の連載の話/最新話とこれまでの振り返りを改めて

暑くなってきましたね。
マンボーとか色々面倒くさいものたちが解けた初夏。
天候の良い連休ということもあり街はにぎやかですね。
元気ですか。美味いビール、呑んでますか。

連載させて頂いている酒場エッセイの最新話11話がひさびさにアップされました。
Twitterとインスタにも載せましたが、こちらにも載せておきます。

と、共に、あまりに間隔があいたので(笑)
改めてちょっと振り返りなどもしたくなりました。
よろしければお付き合い下さい。

縁あって、月に一度、不思議な縁で出会った友人と酒場巡りをするようになり、
3~4年ほど?が経ちます。
大阪に住む私と、大阪が実家で月に一度里帰りをする彼女。
ふたりで大阪の下町といいますか、
おっちゃんたちをはじめとするいろんなお客さんが気軽に気楽に呑んでいる酒場へふらり、ぶらり。
旅芝居の劇場のある街には気さくな酒場が多くあることもあり、自然と始めていました。

という、わいわいな様を、
お世話になっている東京の出版社「旅と思索社」(@tabitoshisaku
)の代表さんに話すと面白がって下さり、
謎の連載(笑)となりました。
同社が素敵な酒場巡り本(『二十世紀酒場』・多田欣也さん)を出版されていることや、同ウェブマガジンでは散歩酒の達人であるソトノミストさん(@sotonomist)による連載もあり、


そんな流れからか、2019年夏から始まりまして。

立ち呑み、角打ち、大衆酒場。
大阪、主に西成を中心としたディープな下町の酒場を訪ねてふたりの女がぶらり旅。
1、とりあえず瓶1本と一品ずつ……を半分こ
2、なんか歓迎されてへんな~と思ったら瓶1本で出る
3、どこに行くかはその日の気分と勘とノリ
普段は見せへん顔やいきってる顔がお酒の力と人の情で一枚一枚脱がされて。
おっちゃんらも私らもいつもと違う自分、いやほんまの自分になってるんかも。
立ち呑みって劇場みたい。人生は舞台で酒場は劇場。心はだかの気まぐれエッセイ。

しかし、2020年からはまさかの新型コロナウイルスの流行。
外で呑むのが考えもの……というどころか、
法によりお店があけられないという事態なんて発生したり、
我々も呑めなかったり、会えなかったり、も続きました。
こんな時期にお酒の話を書くのもなあ、なんて、悩んだり、書かなかったり書けなかったりも……。

アップされた最新話11話も、「呑めない」期間に書いたものです。(今年3月)
ということで、以前のエピソードなども出てきます。
我々の中では「今の時点での総集編的な?!」(違うけど。笑)
ちょっとタイミングというか間が悪く、
「めっちゃ呑める」今となると違和感?!もあるかもしれませんし、
私的(我々的)にも「なんだかめっちゃ昔の話みたい(笑)」。
でもこうして皆がわいわい外に出られるのって、いいですよね、嬉しいですね。
先々どうなるかはわからないけれど、5月、本当に、思います。

11回にわたっての連載では、なんやろな、
お店とか食べ物のこととかじゃなく、いや、それが大事なんかもやが、
酒場という場所や、集う人の姿や気持ち、勿論、集う私たち自身のことも含め、
そんなことを書きたいなあ、と思い、書いてきましたし、これからもです。

コロナの期間、呑みに出られなかったり、
出られないことに慣れちゃって、「行ったことのないお店に突入」とかが減ったり、
なかなかしなくなったりもしてしまったけれど。
でもでも連載があるからではなく、なんだか自然と足を運ぶようになったお店で、
もうすっかり常連さんみたいに扱われたり、行くとなんかなぜか落ち着いたり。
行けなくなった間ずっと店や人を思い出したり気にしたり。
いつの間にか、酒場は、いや、酒場は、も、が、私にとって、我々にとって、
大事な場所になったんやなあ。大事な場所、人、増えたんやなあ。しみじみ感じます。

近年、私には大事な世界と劇場、大好きで大事な場所と人と人々が出来ました。
ストリップとストリップ劇場という場所と世界です。
たくさんの影響を受け、たくさんの皆の気持ちに触れ、
それぞれ様々な皆の心の場所「Home」ということをとても考えるようになりました。

この酒場連載には、その影響が大きくあります。
というか、そこに続くための、この酒場連載でもあります。

ぼちぼち、いろいろ、書いてゆきます。書いてまいります。

酒場巡りもこの11話の後、3月、4月、と絶好調に参れています。勿論5月も決行予定、12話もすぐ(笑)!

よろしければあなたともご縁ができますように。
あ、くれぐれも呑みすぎ注意で(己に言うてる。笑)

今後とも、いろいろ、楽しんでいただけますように。
改めてちょっと書きたくなりました。お付き合いいただきありがとうございます。
また呑みましょう🍻

◆◆◆
以下、各種SNSとプチ自己紹介など。遊びに来ていただいたり、ご縁がつながったりしたらとても嬉しい。

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大阪の物書き、中村桃子です。
構成作家/ライター/コラム・エッセイ/
大衆芸能(旅芝居(大衆演劇)やストリップ)や大衆文化を追っています。
現在、lifeworkたる原稿企画2本を進め中。
舞台、演劇、古典芸能好き、からの、下町・大衆文化好き。

ブログのトップページに簡単な経歴やこれまでの仕事など書いております。連絡先も。
お仕事依頼は勿論大歓迎、以外のご連絡も大歓迎です。

現在、ウェブマガジン「tabistory」様にて女2人の酒場巡りを連載中。
最新話11回、で、12回もうすぐ!

と、あたらしい連載「Home」。皆の大事な場所についての文章、も、ぼちぼちと。

旅芝居・大衆演劇関係では、各種ライティング業。
文、キャッチコピー、映像などの企画・構成、
各種文、台本、役者絡みの代筆から、DVDパッケージのキャッチコピーや文。あ、小道具の文とかも(笑)やってました。
担当していたDVD付マガジン『演劇の友』は休刊ですが、
アーカイブがYouTubeちゃんねるで公開中(貴重映像ばかり)。


……と、New。今年からはYouTube絡みのお仕事にもかかわっております(演劇系とかじゃないけど)。ふふふ。

仲良くしてくれたら、とても嬉しい。
改めて今後ともどうぞよろしくお願いします。ありがとう。ラブ。

楽しんでいただけましたら、お気持ちサポート(お気持ちチップ)、大変嬉しいです。 更なる原稿やお仕事の御依頼や、各種メッセージなども、ぜひぜひぜひ受付中です。 いつも読んで下さりありがとうございます。一人の物書きとして、日々思考し、綴ります。