Momo|桃花舞台
日々思うことをつれづれと
きれいや格好いいだけじゃない、旅芝居・大衆演劇は「人が生きること」そのもの
日々すれ違う名も知らぬ皆にツッコんだりグッときたり
素敵なウェブマガジンに寄稿させていただきました。 ALOHADESIGNさんによる『Stay Salty』vol.33の巻頭PEOPLE です。 クリックしていただくと、 トップページの次にミラーボールの写真、ココです。 寄稿エッセイのタイトル&わたしの名前が出ますので よければ「VIEW PEOPLE」のボタンをクリックして下さい。 「これまでの活動や経緯や、現在の日々に思うことなど、そしてこれからの想いを交えて、エッセイとして語っていただけたら」 「さまざまな活動を
ひとり乗りみたいなエレベーターで2階へ上がって2階で受付をする。 順番を待って名を呼ばれるとまたひとり乗りみたいなそいつに乗って3階へ上がり、 3階にてありがたいお話を拝聴し終わったらまた2階へ降り、 お金を払ってまた乗って1階へ降りて帰る。 なんのアトラクションやねん。 先週アレルギーでお世話になっていた耳鼻科だ。 アトラクションとはまだ明るい例えで、 初めて行ったときはテンションめっちゃ下がっていて 不謹慎な例えしか頭に浮かばなかった。 「そうか乗って運ばれて最後の審
帰りの電車内で突然スマホの電源がつかなくなった。無になった。 最寄りじゃないけど最寄りのソフトバンクに向かうと、 やさしい店員さんはマニュアルなのか懸命に修理と代替機を勧めてくれたが 今日中に直したいほんまに嫌や。 即日修理の子会社(?)を紹介してもらい、 本人確認だとかなんだとか面倒臭すぎる丁寧な手続きや来店予約とかの後、 そちらの店に向かうと店員さんは淡々と言った。 今全国各地でこの機種の故障というかブラックアウトが後を絶たないのだと。 せやから会社の問題だとかなんだとか
淋しさって一体なんやろ。なんなんやろね。 戯曲『淋しいのはお前だけじゃない』を読んだ。 タイトルがいいじゃないか。 今更だけれども。 ご存じの方も多いかもしれない、 市川森一脚本、1982年に放送されたTBSドラマ、の戯曲本だ。 借金取りの西田敏行が借金をしたやつらと旅芝居の一座を結成する。 座員は彼と彼から借金をした素人たち。 座長はヤクザの愛人だった女剣劇座長の娘(木の実ナナ)で、 看板役者はその男である旅役者(梅沢富美男)、 この二人もまた彼から借金をしている。 っ
豆腐屋の話をする。 通い出したきっかけはミーハー極まりない。 某江戸戯作者の名を商品名とした豆腐などがあると知ったからだ。 若くないけれど若者が来るのが珍しいのか。 御店主に覚えられて、たまにオマケもいただく。 御店主は顔付きも手付きも「The 職人」だ。 狸的な雰囲気を感じたりもする。 悪い意味での狸じゃない。 見た目がとかでもない。 なんというか長年生きてる狸みたいな。 『平成狸合戦ぽんぽこ』の長老狸的なね。 飄々としているのだけれど、 その手や皺や顔とかが、ああ、職
夜のロードサイドにぼんやり光るそこにはあたたかみがある。 けれどどこかしんとした怖さや寒さのようなものも感じるのはわたしだけかな。 人が思い思いの買い物目的で寄る場所、人工的な灯りと機械的な雰囲気、 でも人が居る24時間ずっとあいているその場所に。 しばらく臥せっている間に、 以前書いた改装中にもロゴが光っていてたコンビニが再開していた。 日曜の夜、すこし歩いて行くと青白い灯りに吸い寄せられるように人が入っていくのが見えた。 水槽みたい。 と、ぼんやり思ったのは赤
湯島の本屋・出発点さんがこの春から元気にお店を通常営業中。 昨日、点主がシェア本屋コーナー「はこハブ」各箱主さんの 現在の箱内の様子をXにポストされており、 わたしの箱の様子も載せていただいています。 ということで、こちらでもお伝えしたい気持ちです。 この度もお買い上げ下さった方々、ありがとうございます! 直接御礼を申せずにごめんなさい。楽しんでいただけていたら幸いです。 本だったり映画だったり舞台だったり、 物語の楽しみ方って無限。 「物語って、表現の力って、なんて豊かな
昨日に引き続きではありますが件のコラムの御案内をさせて下さい。 素敵なアートディレクターによる編集&デザインによる、 世界各地の素敵な皆さんの〝願いのような想い〟が綴られている グラフィックWebマガジンです。 10月から書くこととなり、 そこからのご縁で12月からメンバーとして参加、 そして昨日、新年2弾目、夏前号(!)がリリースされました。 本日のタイトルは今回のコラムからです。 毎回楽しく自由に書かせていただき、 毎回本当にきれいにデザインして下さるページを
【寄稿のお知らせ】 WebマガジンStaySalty Vol.36がリリースされました。 今号のDAYS、是非読んで欲しいです。 https://www.stay-salty.tokyo/ インスタも https://www.instagram.com/p/C5xWFsrvuxD
ガチャガチャ。ガシャポン。カプセルトイ。 駅にもある。コインロッカー前にもある。 なんならあれらだけ集めた森とか広場とかもある。 正式名称はなんというのか知らないが見つけるとついチェックしてしまう。暇か。 訳のわからないものばかりだ。 訳のわからないミニチュア。 それ持って帰って何にしたらええんかっていうグッズ。 あきらかにノリだけで開発したようなもの。懐かしの特撮やアニメのもの。アクスタ。 あきらかに大人をターゲットにしているものが多い。 なんなんだ。 でもちょ
昨夜は日付が変わる前に寝てしまって今朝は早く起きられた。 仕事前に少し歩くと花にはもう葉が出ている付いてる。 やはり一度咲くと早い。 花吹雪散る中ふと気付き目をやったのは花の下の枯葉や落ち葉だ。 何の木だか何の葉かわからないそれらだとか、 咲いて葉が出てから落ちたものだとか。 葉を付けながら〝わっ〟と咲いてる花と、 木の下のわさわさがさがさした茶色いさまと。 我々は花を愛でる。 花は落ちたり花も葉も朽ちたり腐ったりして土に溶けたりいや土に還ったりする。 せやからせやけ
先月だったか先々月だったかは忘れたが、 プロレスの地方会場でのビッグマッチを配信で観ていたときのこと。 とある試合でずっと叫んでいる子供が居た。 「●●―!」「がんばれー!」 甲高い声で必死に応援の声をあげている。試合中ずっと。 声援を向けられているのは、悪役レスラーで、 彼がシングルマッチで闘っているのは、目下、団体が売り出し中(?)のイケメンだった。 ワルな彼は無法ファイトでめちゃくちゃやっている。 一方、相手の彼は毎回客席から登場し、 お子様客を見つけるとリストバンドな
誰か、いや、皆の言葉や生き方に興味がある。 興味があるってなんか上からかな、やな、違うな嫌やな、どう言うたらええやろ。 でもそんなことを、 その土地を歩いてそこに住んでる生きてるひとに会うて半生だとか人生だとかを 「へぇ~」とか「そうなんやあ」とかって訊くテレビ番組を観ることなく観ていて、ふと思った。 ほんと、なんてことないようなやつ。 鶴瓶師匠とか円広志とかますだおかだのますだとかが街を歩いて誰かに会って話したりツッコミ入れたりするやつ。 え、関東なら高田純次が歩いてる
「1分後の世界は変わってるんだぜ」と言っていたのはとあるジイサンだった。 若き日は欲の限りを尽くしてきた人だ。祖父ではない。 七つの大罪という言葉があるが七つどころじゃないような人だ。 「キザもここまでいくと国宝レベルやな」と思いながらも、 感嘆の言葉をあげた、あげておいた、でも、正直意味がわからなかった。 でも今日自転車に乗っていてふと頭に浮かんだ。 いつ聞いたかすらも忘れたのに「確かにねえ。ほんまやねえ」なんて、満開の花の下を疾走しながら。 父が亡くなってちょうど12
なるだけ毎日更新をしようとはしているが 日々あったことを全部書いている訳では勿論ない。 日によってそれぞれ色々を色々な形で書いてるつもりだが日記でもない。 でもなんか最近歌の話ばっかりやなー。 てかそもそも日常小噺みたいのこれおもろいんかなーわたしはおもろいけど。 とかいつもながら考えもしていたら、 夕方じゃない夜のラジオから流れてきた歌に 知らない歌だったが「わー」となった。 歌は必ずしも歌詞ではない。 歌詞だけが意味だけが大事な訳ではない。 歌詞とメロディと声と歌い方
夜の散歩の定点観測スポットが日々、移り、変わります。雨上がりの今夜は明日は明日からはどうなるかな。 いつもお読み下さり、嬉しいお言葉や熱いお言葉やお気持ちを寄せて下さりありがとうございます。 https://www.instagram.com/p/C5LknX_vHtl/