見出し画像

実家の母の誕生日

こんばんは!桃花です。

今日は仕事後、自分の歯医者だったため、
娘のお迎えを実家にお願い。

ちょうど2日前が実家の母親の誕生日だったので、一緒に夕ご飯を食べてお祝いすることにしていました。
メニューは手巻き寿司とのこと。
子供達も楽しみにしていました^^

19時に息子のバスケを迎えに行って、一緒に実家へ向かう。
車内で二人、何気ない話をしていたら、いきなりキレだす息子。
謝れー!と罵声を浴びせながら、後部座席から、運転中のママを傘でなぐるなぐる。
(ママ、何も悪い事言ってないよ?どうして謝らないといけないの?)

身を守りながらなんとか実家に到着。
まだキレている息子。
「チーズトーストを焼け」と祖母に命令。
(え?今日、手巻き寿司でしょ?手巻き寿司食べないの?)
祖母も暴れる息子に勝てないのでチーズトーストを焼いてあげる。

沈んだ空気のまま、夕飯スタート。
息子は団らんには参加せずに、居間で独りチーズトーストを食べながらユーチューブ。

あぁ、いつもそうだ。楽しみにして張りきっていても、息子の癇癪で全てがおじゃんになってしまう。
ママの気持ちもどん底。

ここで酔っ払いの祖父登場。
息子を一括してユーチューブを消す。
息子号泣。

とどめの祖父の一言
「〇〇(息子)には優しさというものが全くない!」

息子、さらに号泣。

みんな「え?ちょっと待って、息子はとっても優しい子だよ?ただ、ちょっと優しすぎて疲れちゃって爆発するんだよ?」
祖父「俺は優しいと思ったことは一度もない」
みんな「は?」
孫の前でそんなこと言う?
酔っぱらっているとはいえ、孫のこと、そんな風に否定しちゃだめでしょう?

泣きじゃくる息子。
葬式のような空気の中、手巻き寿司を平らげ、ママも息子に歩み寄る。

「息子に謝って!」と言っても、謝ることもない祖父。
息子をなだめる私と娘。

ふと、20年前の事を思い出す。
そうだなぁ、昔からそうだった。
私も小さい頃からずっと否定されていた。
自己肯定感もゼロで、中学校、高校も登校拒否をして、引きこもりも経験した。
大人になっても自己肯定感は低いまま、ずっと誰かの顔色をうかがっている。
でも、それじゃだめだなって、沢山本を読んで自分を改善できるように努力して今の私になった。

息子はきちんとママを殴ったことを謝ってくれました。
今日は、バスケでお友達から殴られたり、キモイって言われてイライラしちゃったそう。
そう、息子の癇癪にも息子なりの理由があるんだよ。
頭ごなしに否定しないで、きちんと気持ちを聞いてあげなくちゃ。

祖父は早々にその場を後にしていたので、3人でケーキをご馳走になりながら、息子はずっとブーブー言っていました(笑)あんな人にならないとか(笑)

20年前の私は孤独だったけど、今は息子と娘がいて、一緒に困難を乗り越えて前を向こうとしてくれる。
本当にありがとう。

せっかくの誕生会だったけど、まぁ、こんなこともあるよね。

そうそう、母の誕生日プレゼントには、クロミちゃんの歎異抄にしました。

ビレバンで見つけて一目ぼれ^^
本好きな私が欲しいやつ(笑)
老子とか論語とか、色んな種類があって、全部サンリオキャラで可愛いし、お手頃価格だし、大人買いしたい衝動にかられました(笑)
その中でも、娘が大好きなクロミをチョイス。
あとで母から借りて読もう♪
子供達に、祖母宛の手紙も書かせたよ✨

アパートに帰って、ママがお風呂に入っている間に、部屋をきれいに片付けている息子。
彼には癇癪を起こした後に、掃除をする習性があるみたい。
モヤモヤした心をすっきりさせたいのかな。
何はともあれ、きちんと息子と向き合えたかなと思うので、今日はよしとするか。
手巻きずしもケーキも美味しかったよ。

色々とあるけど、両親からはいつも子供達の面倒も見てもらっていて、感謝でいっぱいです。
子育てって本当に難しいし、正解もわからない。
だけど、両親は両親なりに私や孫に接してくれているわけだし、私は私なりに子供達に接している。
だから一概に何がだめともいいとも言い切れないんだよね。
これからも頑張るぞ!

この記事が参加している募集

育児日記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?