昨日は小学3年生長男の運動会だった。

それぞれ別日に設定された年中運動会、年少運動会、を終えて小学校運動会を無事迎えることができた。
この3つを滞りなく終えるミッションクリア。年中運動会の直前に小3がインフル学年閉鎖になった時の私の心臓てば、よくもった。

よく耐えた。

長男の運動会や発表会を小さい頃から見てきた人にしかわからないけど、私はずっと心配してきた。体幹が弱く、ボンヤリさんベース。運動会の徒競走の歴史としては、ヨーイドン‼︎からのワンテンポ遅れたスタートはデフォルト、ゴール前でグキッとなしたり、ずっと横向いて走ったり。とにかく走り切るだけでええやん、と自分に言い聞かせてきた。

そんな長男が、今回は2位かもしれない、と宣言してきた。
最近空手の試合でもときたまビックマウスからの1回戦負けしてくるから、まあまあ、と冗談半分に聞き、ホントに2位取れたら、我が家としては歴史的快挙だし、ポケカメルカリで買ったるわ、と約束した。

2位かもしれない宣言から、自主練を始めた。陸上少年団の友達に走り方を教わり、実践。運動会当日の朝は7時過ぎに起き、ボンヤリと7:30までご飯を食べ(正確には私にご飯を口に突っ込まれ)、急に自主練しやな！！と言い出し、登校ギリギリ40分まで家の前で走っていた。

そして髪の毛をセットし、帽子を被ると乱れるから、と被らずに出掛けていった。(運動会中赤白帽)

そして本番。
今回は80m走で、ゴール前で陣取る私からはスタートは見えない。ドン！してから一歩遅れたか否かはわからない。
スタートしてカーブを曲がってきたあたりで姿を確認した私は、後から聞いて恥ずかしくなるくらいデカい声で応援していた。ゴール前まで来た時のそれはもうほとんど叫びに近かった。

そして宣言通り2位でゴールした。
見てたのに2位と聞いても信じられない。ゴール前で構えていたスマホはオンオフが逆で撮れていなかった。近くにいたママにお願いして入手した動画をコマ送りにしてようやく2位を確認した。0.0001くらいの差で2位やん！！
いや立派な2位！2位じゃダメなんですか？
いや、充分です。全私が泣いてます。

夜、感想を聞いたら思った通りの回答がきた。

陸上少年団入ろっかな🎵と。
自由だ。自由な心だけは存分に育ってる。